りん【強迫性障害(精神疾患)/不登校を経験したひと】

重度の強迫性障害、不登校時代を乗り越え、地域の小さな塾で一般入試の大学受験をして、そこ…

りん【強迫性障害(精神疾患)/不登校を経験したひと】

重度の強迫性障害、不登校時代を乗り越え、地域の小さな塾で一般入試の大学受験をして、そこら辺にいるふつうの大人になりました。経験を全て、筆に託します。 ⭐︎週2日ペースで投稿中! ⭐︎少しでも良いなと思っていただけたら、ぜひ「フォロー」「いいね」「コメント」でお知らせください!

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サクッと簡単に、自己紹介

私は都内のそこら辺にいる24歳です。 そんな私ですが、 高校時代まではずっと暗闇の中をさまよってきました。 ・小学四年の時、強迫性障害を発症 ・小学六年の卒業間近に…

【投稿に関するお知らせ】
今週の投稿はお休みさせていただきます。
楽しみに待って下さっている方々、申し訳ございません。

強迫性障害と不登校。真っ暗闇の私の世界を、全力で支えてくれたアーティスト

強迫性障害で苦しんでいた時、 そのせいで、 思うような生活が 送れなくなってしまった時、 急に当たり前の日々が 奪われてしまった時、 容赦なく、 「みんなと違う」…

「ポジティブ」という呪縛からの解放-そこから見えてきたもの-

「もっと前向きに考えようよ。」 「考え方が暗いな〜。」 「もっとポジティブになろうよ。」 「そんなネガティブにならないで。」 世の中は私たちに、 そんなポジティブで…

「ネガティブ」か?「ポジティブ」か?それはあなたのせい?

いきなりですが、 あなたは自分が「ネガティブ」だと思いますか? それとも、 「ポジティブ」だと思いますか? 実はそうした 「ネガティブ」や「ポジティブ」というのに…

「気にし過ぎ」「考え過ぎ」って良くないことなの?

友達や親に相談をした時、 胸の内を打ち明けた時、 「それって気にし過ぎじゃない?」 「え〜考え過ぎだよ〜。」 そのように言われてしまったことは、 ありませんか? …

「強迫性障害」ってなに?

俳優の佐藤二朗さんが公表したことにより、昨今メディアなどでも取り上げられ始めている「強迫性障害」。 徐々に世の中にも「強迫性障害」という言葉が浸透され始めている…

「何が幸せで、何が不幸せかなんて、最後まで分からない。」

これは、私が好きな「人間万事塞翁が馬」ということわざの一節です。 念のため、辞書的な意味を確認してみると、以下の通りになります。 『一見不運に思えたことが幸運に…

「“みんな”に合わせられなかった私」

“みんな”とか“大多数”とか。 多分きっとほとんどの人が そこから外れたくない。 願って、自ら外れていく人なんて なかなかいないだろう。 “みんな”の中にいれば安…

「りん」の方向性

いつも「りん」の記事をご覧いただき、ありがとうございます。 ありがたいことに、ちょっとずつではございますが、見てくださる方も増えてきたので、ここで一旦私がどんな…

「病名」が「病気」にさせてしまう、ということもある。

「病名」があることによって、 私たちはその「病気」について知り、 そんな自分自身を受け止めて、 どのようにすればより良くなっていけるか 考えることが出来るようにな…

「続けて叶える」ということ。

「自分もいつかこんなふうになりたい」 そんな未来を 思い描くこともありますよね。 例えば私には、 「強迫性障害を治して“普通”の生活がしたい」 という想いが長年あ…

③「障害」という言葉を自分のために活かすには?

一旦、本シリーズも今回が最後となりました。 そのため、最後はこれまでのシリーズを踏まえた上で、もし「障害」という言葉を与えられたら、実際にどのようにそれを自分の…

②海外では「障害」はどんな感じ?

※初めてこちらの記事をご覧になる方は、ぜひ①から順にお読みいただくのがおすすめです☺︎ →https://note.com/rin_990206/n/nc2232a51d83f 本編では、海外では「障害」…

①「障害」「普通」ってなに?-基本のおさらい-

今、このページを開いてくれたあなたは、「障害」や「普通」という言葉を聞いて、どんなイメージが最初に頭の中に浮かびますか? 例えば、  「障害」については… 「少…

強迫性障害だった頃の私-それを支える周りの人たち-

強迫性障害だった頃の自分を振り返った時、 一番初めに思い出すのは、 その時辛かった自分自身のことですが、 そこに必ずセットに付いてくるのは、 私のことを懸命に支え…

サクッと簡単に、自己紹介

サクッと簡単に、自己紹介

私は都内のそこら辺にいる24歳です。

そんな私ですが、
高校時代まではずっと暗闇の中をさまよってきました。

・小学四年の時、強迫性障害を発症
・小学六年の卒業間近に強迫性障害を再発
・中学校に入学して間も無く不登校になる
・定時制の高校になんとか進学
・高校入学後に一般での大学受験を目指す
・中学校の勉強をいちから紐解いていく
・ひたすら机に向かう高校三年間
・第一志望のところでは無かったが、

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【投稿に関するお知らせ】
今週の投稿はお休みさせていただきます。
楽しみに待って下さっている方々、申し訳ございません。

強迫性障害と不登校。真っ暗闇の私の世界を、全力で支えてくれたアーティスト

強迫性障害と不登校。真っ暗闇の私の世界を、全力で支えてくれたアーティスト

強迫性障害で苦しんでいた時、

そのせいで、

思うような生活が
送れなくなってしまった時、

急に当たり前の日々が
奪われてしまった時、

容赦なく、
「みんなと違う」現実を突きつけられた時、 

そんな私の真っ暗闇を、
ブラックホールを、

果てしなく続いて行く
気がしてしょうがない 

地獄に生きた心地を、

必死に支えてくれ、

そんな「最悪」に思える世界を、

「希望」という名の、
「未

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「ポジティブ」という呪縛からの解放-そこから見えてきたもの-

「ポジティブ」という呪縛からの解放-そこから見えてきたもの-

「もっと前向きに考えようよ。」
「考え方が暗いな〜。」
「もっとポジティブになろうよ。」
「そんなネガティブにならないで。」

世の中は私たちに、
そんなポジティブで、明るくて、
前向きな状態であることを求めてくる。

ポジティブさとは、
「善」であり「正義」でもあるかのように、
そんな風潮が主流となっている。

そんな世の中の価値観を、
強迫性障害だった当時の私は、
信じて疑わなかった。

けれ

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「ネガティブ」か?「ポジティブ」か?それはあなたのせい?

「ネガティブ」か?「ポジティブ」か?それはあなたのせい?

いきなりですが、
あなたは自分が「ネガティブ」だと思いますか?

それとも、
「ポジティブ」だと思いますか?

実はそうした
「ネガティブ」や「ポジティブ」というのにも、
「環境」が大きく関わっているというお話を
今日は軽くしてみたいと思います。

まず前提として、
そもそも人間というのは、
基本「ネガティブ」になりがちなんです。

なぜなら、
色々なことを心配したり、
不安になることが出来ていな

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「気にし過ぎ」「考え過ぎ」って良くないことなの?

「気にし過ぎ」「考え過ぎ」って良くないことなの?

友達や親に相談をした時、
胸の内を打ち明けた時、

「それって気にし過ぎじゃない?」
「え〜考え過ぎだよ〜。」

そのように言われてしまったことは、
ありませんか?

そういう風に言われてしまうと、
落ち込んでしまうんですよね。

おそらくその相手は、

あなたの「気にし過ぎ」だったり、
「考え過ぎ」な核の部分を見せられている
という訳ですから、

親しかったり、信頼している相手だったり
するかも

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「強迫性障害」ってなに?

「強迫性障害」ってなに?

俳優の佐藤二朗さんが公表したことにより、昨今メディアなどでも取り上げられ始めている「強迫性障害」。
徐々に世の中にも「強迫性障害」という言葉が浸透され始めている部分もあるかと思います。
しかしながら、まだまだ認知度は低く、その実態もいまいち掴みづらいところもあるかと思ったので、そもそも「強迫性障害とは一体どういうものなのか?」一般的に言われていることについて、元当事者である「りん」の視点も交えつつ

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「何が幸せで、何が不幸せかなんて、最後まで分からない。」

「何が幸せで、何が不幸せかなんて、最後まで分からない。」

これは、私が好きな「人間万事塞翁が馬」ということわざの一節です。

念のため、辞書的な意味を確認してみると、以下の通りになります。

『一見不運に思えたことが幸運につながったり、その逆だったりすることこたとえ。
幸運か不運かは容易に判断しがたい、ということ。』【参考:故事成語を知る辞典】

「ふむふむ、なるほど」と言ったところかと思うのですが、個人的にはこのことわざの元になっているエピソードがとて

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「“みんな”に合わせられなかった私」

「“みんな”に合わせられなかった私」

“みんな”とか“大多数”とか。

多分きっとほとんどの人が
そこから外れたくない。

願って、自ら外れていく人なんて
なかなかいないだろう。

“みんな”の中にいれば安心だし、

“みんな”と違う“あなた”として、
後ろ指を指されずに済むのだから。

でも中学の頃の私には、
それがどうにも出来なかった。

私だって、
“みんな”と同じが良かったのに…



例えば学校。

中学校までは義務教育だ

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「りん」の方向性

「りん」の方向性

いつも「りん」の記事をご覧いただき、ありがとうございます。

ありがたいことに、ちょっとずつではございますが、見てくださる方も増えてきたので、ここで一旦私がどんなことを大切にしながら、どんな想いで日々記事を書いているかについて、お伝え出来たらいいなと思います。

私の創作活動の軸のようなものになるので、ぜひ「りん」の記事を一度でも見てくださった方は、この機会にぜひ覗いていってくださると嬉しいです☺

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①「障害」「普通」ってなに?-基本のおさらい-

①「障害」「普通」ってなに?-基本のおさらい-

今、このページを開いてくれたあなたは、「障害」や「普通」という言葉を聞いて、どんなイメージが最初に頭の中に浮かびますか?

例えば、 
「障害」については…

「少数派」
「大変でちょっとかわいそう」
「なんかちょっと暗そう」

「普通」については…

「多数派」
「健康そう」
「幸せそうな人たち」

このように、人によって様々なイメージが思い浮かぶと思うのですが、この記事ではそもそも「普通」や「

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