雨上がりの空に虹を見つけて美しいと感じる。冬の群青色に染まる空に見とれる。夕暮れに赤やオレンジに輝く夕焼けをしみじみと眺める。新緑の光に命の強さを感じる。懸命に生きている生き物を愛おしいと思う。そんな美しいものに触れてただ美しいと感じることができる感性は日々の生活の中で培われる。
幼い時、実家の窓に吹きつける風が 「ブィーン、ブゥー」と音を立てるのが怖くて、 母に「怖い」と言ったところ 母は「死んだおじいちゃんが遊びにきたかもね」って笑っていました。 なんとなく、怖くはなくなったけど・・・うちの母の感性よ。 風が強い日にふと思い出す。