お盆ですね。8月で一番好きな時間かも。毎日暑くて、子供の頃のようなイベントもないですが、夏のピークがこのお盆になりますね。仕事にフォーカスを当てすぎると感性が失われるので、頑張りすぎずに毎日を過ごします。忙しすぎるのは嫌ですが、なんとなくここ最近は気分も良いものです。
雨上がりの空に虹を見つけて美しいと感じる。冬の群青色に染まる空に見とれる。夕暮れに赤やオレンジに輝く夕焼けをしみじみと眺める。新緑の光に命の強さを感じる。懸命に生きている生き物を愛おしいと思う。そんな美しいものに触れてただ美しいと感じることができる感性は日々の生活の中で培われる。
幼い時、実家の窓に吹きつける風が 「ブィーン、ブゥー」と音を立てるのが怖くて、 母に「怖い」と言ったところ 母は「死んだおじいちゃんが遊びにきたかもね」って笑っていました。 なんとなく、怖くはなくなったけど・・・うちの母の感性よ。 風が強い日にふと思い出す。
感性は、日々の生活で養われる。毎瞬毎瞬、五感を使って生きていると、感性が磨かれていく。思考にはまっていると感性を閉ざしてしまうけれど、意図して五感を活用していると、その感受性によって思考する力が高まっていく。感性は心と繋がっている。だから、感性を豊かにすれば心も豊かになっていく。