編集部のおすすめ

老化を「克服」する

こんにちは。東京大学医学部を卒業し、現在は東京大学の池谷裕二先生の研究室で脳と人工知能の研究をしている紺野大地と申します。 今回は脳や人工知能ではなく、「老化」について扱ってみようと思います。 というのも、(実は?)私の医師としての専門は加齢や老化を扱う「老年医学」なのです。 (現…

あたたかくてやさしい~息子が出会った関西のおかん達~

障害児をもつ親にとって、「子供の自立」はとても悩ましい課題だ。どこまで親が手を出して介助をし、どこから自力でやらせるのか・・・。その線引きが非常に難しい。できたら家族以外の人と関わり合い、たくさんの人に揉まれて生きてくことが理想だと思う。 そんな我が家には、肢体不自由の息子がいる。 …

あの女子高生は、予言者だったのかもしれない

家に帰ろうと地下鉄に乗ったら、次の駅で私の前に座っていた人が降りて、横並びの一番端の席が空いた。 ラッキー。 いそいそと、空席に座る。 電車はそこそこ混んでいるので、すぐにドア付近に立っていた人たちが空いた空間に流れ込んでくる。 私の前には、紺の制服に身を包んだ高校生らしき女の子が…

「やさしいあなたを知っている」と伝えるのは、一つの愛情表現かもしれない

──あの人は、電車の扉の位置がわかるのかな。 初めて目の不自由な方に声をかけたのは大学4年生のとき。2011年の夏。 短期インターンのために上京し、乗り換えの電車を待っていた朝だった。 田舎から出てきて人の多さに慣れず、下を向いてばかりいた。 そんな中、左右違う色の靴下を履いている女性…

劇場の入口で、走馬灯のように誰かの人生を考える。

うんと久しぶりに渋谷を歩いている。 中央線に乗り、吉祥寺で京王井の頭線に乗り換えて 終点で降り、唯一知っている109を目印に、右手に見えてくるどでかいドンキホーテには目もくれずに、わたしは足早に劇場へと向かっている。 渋谷へは滅多に来ることがないし人も多いしで、一体どこを見ていいかわ…

椅子のお話。

建築設計を行っていると当然、家具などのインテリアについても興味がでます。大学でもインテリアデザインという講義で、名作椅子などについて触れた記憶があります。家具やインテリアに興味があって、そこから建築設計の道に入っていく人も多いと思います。 有名建築家が家具デザインをすることも多く…

自宅でしいたけを栽培すると、成長過程を見られて楽しい。

今回は久々にタイトルがすべてです。本当にこれに尽きる。 お家で過ごす時間が長くなったので、観葉植物を増やそうかな~とネットをウロウロしていたら、出会っちゃったんです。 しいたけ。 え、しいたけの育つところ見たことなくないですか?しいたけの収穫もしたことないし、おもしろそう!! て…

ジョン・ケージの255:写真の部屋(無料記事)

うつむいて写真を撮っていると通りがかった人が不思議そうに見ていく。何でもないモノですが、撮れば否応なく写真になります。そこにイベントがなくても撮れるのです。 口を甘辛くして何度も言いますけど「撮る意味がないモノ」などはひとつも存在しません。ミュージシャンでもハリウッドスターでもな…

冬をキライにはなりきれない

どんより曇り空から とめどもなく降りしきる 大きな大きな白い粒 コートに貼りついた雪は 六花と言われる結晶が はっきりと見えるほど こんなお天気でも 公園の斜面を滑る人たち 氷点下ゆえの粉雪を 味方につける遠い存在 私といえば 雪の斜面にはしばらくご無沙汰 眺めるだけで なんの感情もなく通…

苦手な食べ物の味