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宇多田ヒカル「理解できないと理解すること」友達が教えてくれたメッセージ

イギリスの夏終わってるな。と灰色の寒々とした空を見上げて落胆しつつあったのだが、ついに太陽が顔を出し抜けるような青空が!昨日まで着ていたウールのカーディガンを脱ぎサンダルを引っ張り出し、夜の明るい川べりを犬とぶらぶら歩いた。

時間の経過は容赦なく、あっという間に1年も2年もなんなら10年だって過ぎ去るけれど、すべては変化していて雨雲も永遠にはそこに留まらないのだ。

蟹座の季節は家族とか愛とか健康とか命についてたくさん向き合わざるをえないような時空だった。

体調不良がようやく回復するタイミングで息子も夫も不在となり、自分としっかり向き合うための総まとめのような時間を神さまからいただいた。

一人暮らしは家がみるみる綺麗になってなかなか気分がいい✨だけど家族が感動して健康で、元気に帰ってきますようにと毎日祈ってます。

同じくこの期間に体調を崩していたという友達がメッセージをくれて、宇多田ヒカルが一年前にお母様の命日にポストしたというtwitterを教えてくれた。

自死遺族の集会に通ってみた時期、精神分析、育児や創作を通して自分と向き合い続けたこの10年で学んだこといろいろ。

死に正しいも正しくないも自然も不自然もない。

何かをすると決めた人間がそれを実行するのを周りがいつまでも阻止するのはほぼ不可能。

今知ってることをまだ知らなかった時を振り返って「ああしていれば」「なぜ気づかなかった」と自分を責めるのはまだ手放す準備ができていないから。

人が何を感じてどんな思いでいたか、行動の動機やその正当さなんて、本人以外にはわからない。わかりたいと思うのも、わからなくて苦しむのも他者のエゴ。「理解できないと受け入れられない」は勘違い(恋人に別れを切り出されて理由と説明をやたら要求するひと的な、一種のパニック状態)で、「受け入れる」は理解しきれない事象に対してすること。理解できないと理解すること。

人が亡くなっても、その人との関係はそこで終わらない。自分との対話を続けていれば、故人との関係も変化し続ける。

参考になるって思う人が一人でもいたら書いてよかった。みなさん良い一日を♡

X(Twitter):@utadahikaru


友達は言った。
「他人をコントロールすることはできないし、ほんとうの意味ですべてを理解しあえることは、きっとできなくて当たり前。理解できないと諦めたり心を閉ざしてしまうのではなく、理解できないと理解すること、って自分のなかだけで解決できていいなぁ、と思いました」

宇多田ヒカルも素晴らしいが、友達も素晴らしい。そうなのだ。人間関係って、時に一体どう語ったらいいかわからないとか、まったく嚙み砕けない状態に消化するどころか悩み散らかしたりする。傷ついたり、違うことを認めずに、ならばと鎧を身につけ自分が心を閉ざしてしまう。これを今まで何度もやってきた。

体調不良という共通点が思わぬ形で友達との対話を運んできてくれた。友達は人間のふりして実は宇宙タイミングを図る神だったりして!なんてわりと本気で思っている。この友達は、感性が巫女で繊細で綺麗と可愛いが同居していて、彼女にしか表現できない世界観でたくさんの人を魅了している。生き方がアーティストな彼女は水のエレメント蟹座だ。

理解できないと理解すること。うんうんうんって頷いた。宇多田ヒカル、さすがの文章表現力だ。たぶん何百万人もの人が頷いてるね。だってこれは人類の永遠の共通のテーマだから。

結局、敵は自分のエゴなんだよな。

人間の悩みどころは結局何かを失いたくないという執着なのかも。相手が問題なんて一つもないのだと思う。

あ!自分じゃんか!って気づいたら、

気づけた自分をめちゃくちゃ褒めること。
自分のエゴが敵だけど、自分をディスっては駄目で(特に夜寝る前は!反省会は朝に!)、やっぱりでこぼこな自分のゆるやかなる気づきと成長を愛してあげることが、何より大切になっていくのですかにと思うのだ🦀











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