西原宏夫 Nishihara Hiroo
毎日ブログを書いていますが、なぜこの文章を取り上げたのか、どこが好きだったのか、と言うような思いをブログとはまた違った視点で書いています。気楽な気持ちでお読みください。
今日のおすすめの一冊は、小林正観さんの『心を軽くする言葉』(文庫ぎんが堂)です。その中から「腹を立てるとは」という題でブログを書きました。 本書の中に「楽天的になるには」という心に響く文章がありました。 ◆「悲観は気分、楽観は意思」という「幸福論」を書いたアランの言葉がある。放っておけば、我々は悲観に流れてしまう。だから、我々は常に、上機嫌や、楽天的になろうとする意思が必要なのだ。 はたからみると、いつもお気楽で何も考えていないように思われている人も、意思の力でそうなっ
今日のおすすめの一冊は、齋藤孝氏の『本当に頭のいい人がやっている思考習慣100』(宝島社新書)です。その中から「己の知を新鮮に保つこと」という題でブログを書きました。 本書の中に『「ひと言でいえば」という言葉』という心に響く文章がありました。 ◆話が長い人は嫌われる。何を言っているか、何を伝えたいのかわからないからだ。だから、長々とプレゼンしたり、説明しようとしている人には「ひと言でいうと、どういうことですか?」と聞くといい。 内容を分かっている人、理解できている人は、
今日のおすすめの一冊は、中谷彰宏氏の『うまくいかなくて、ちょうどいい。』(あさ出版)です。その中から「プロセスを楽しむ」という題でブログを書きました。 本書の中に「ちょっと嬉しかったこと」という心に響く文章がありました。 ◆《幸も不幸もない。 要は心の持ち方一つなのだ。》(シェークスピア) “There is nothing either good or bad, but thinking makes it so.” 「幸も不幸もない」世の中には、「幸」という現象も、「
今日のおすすめの一冊は、アンデシュ・ハンセン氏の『メンタル脳』(新潮新書)です。その中から『我々は元々全員「狩猟採集民」』という題でブログを書きました。 本書の中に「狩猟採集民から学ぶこと」という心に響く文章がありました。 ◆現代人は豊かで便利になったがゆえに手放したものが多くある。たとえば車や交通機関。どこかへ移動する時間は限りなく短縮され、どこへでも短時間で行けるようになった。しかし、その対価として、歩くことを放棄してしまった。 エアコンもどこの家庭や職場にもついて
今日のおすすめの一冊は、和田秀樹氏の『感情的にならない本 不機嫌な人は幼稚に見える』(PHP文庫)です。その中から「感情は放っておく」という題でブログを書きました。 本書の中に「曖昧(あいまい)さ耐性」という心に響く文章がありました。 ◆「大人になるということは、あいまいさを受け入れる能力を持つということである」(フロイト・精神分析学者) 社会があいまいさを受け入れなくなったとき、それは寛容性がなくなったということであり、社会が幼児化しているということ。まさに昨今の、S
今日のおすすめの一冊は、齋藤孝氏の『超訳 吉田松陰語録 運命を動かせ』(角川文庫)です。その中から「志を貫いて生きる」という題でブログを書きました。 本書の中に「諸君、狂いたまえ」という心に響く文章がありました。 狂とは、今まで通用していた常識や、思い込み、慣習などを一気に飛び越え、そこを突破するための一種の狂気だ。常軌(じょうき)を逸(いっ)した行動をとらなければ、厚い壁や硬い岩盤を、突き抜けることはできない。 古今の大成功者のみならず、昨今のアメリカのITの成功者た
今日のおすすめの一冊は、藤原正彦氏の『スマホより読書 本屋を守れ』(PHP文庫)です。その中から「読書の復権を」という題でブログを書きました。 本書の中に「日本は情緒を重んじる国」という心に響く文章がありました。 ◆「情緒がある」とは、心に深く感じる情感やムードを醸し出す状態をいい、深い感動や共感を引き出す力がある。「情緒」を感じるには、「感性」がなければならない。感性とは感じる心。感性や情緒を育むには、涙する本、感動する本を読むことだ。 行徳哲男師は「理性や知性を磨き
今日のおすすめの一冊は、中野信子氏の『感情に振り回されないレッスン』(プレジデント社)です。その中から『努力より「遊び」が必要』という題でブログを書きました。 本書の中に「いくつになっても脳は変化し続ける」という心に響く文章がありました。 ◆「末路晩年、君子よろしく精神百倍すべし」という菜根譚の言葉がある。晩年になってからは、人は気持ちを百倍盛んにして、生きていく必要がある。つまり、人生の晩年に近づいたら、若い頃よりも、数倍心を引き締め、気合を入れて努力する必要がある、と
今日のおすすめの一冊は、けーりん氏の『戦略的いい人 残念ないい人の考え方』(すばる舎)です。その中から「人に力を貸してもらうには」という題でブログを書きました。 本書の中に『「先出しのGIVE」とは』という心に響く文章がありました。 ◆樺沢紫苑氏は『「苦しい」が「楽しい」に変わる本 ~ 「つらい」を科学的になくす7つの方法~』(あさ出版)の中でこう語っている。 ◆返報性の原理とは、「悪態をつけば、悪態をつかれる」、「優しくすれば、優しくされる」、「大事にすれば、大事にさ
今日のおすすめの一冊は、野口悠紀雄氏の『83歳、いま何より勉強が楽しい』(サンマーク出版)です。その中から「好奇心こそ、学びの源泉」という題でブログを書きました。 本書の中に「学んだことを発信する」という心に響く文章がありました。 ◆アウトプットを意識すると、インプットの質が格段に上がるのは確かだ。 たとえば、講演が終わったあと、必ず質問しようと思って聞いていると、講演の内容が一段と頭の中に入ってくる。 そして、同時に「質問」も精度のいい質問となる。 精度のいい質問とは、
今日のおすすめの一冊は、前田康二郎(こうじろう)氏の『メンターになる人、老害になる人。』(クロスメディアパブリッシング)です。題名も本書と同じ「メンターになる人、老害になる人」としてブログを書きました。 本書の中に『10代20代の「老害」とは』という興味深い文章がありました。 ◆「お局(つぼね)様」という言葉がある。主には、その職場で長く働くベテラン女性のことをさすが、気に入らない相手や同僚に対して厳しく指導したり、口うるさく間違いを指摘したり、嫌味を言ったりする。 お
今日のおすすめの一冊は、城野宏氏の『東西古今人間学』(不昧堂出版)です。その中から「変化できる人は、人の話を聞ける人」という題でブログを書きました。 本書の中に「一級の人物とは」という心に響く文章がありました。 ◆人の話を聞けない人は、自分の考えに凝り固まっている。自分を変えようとも思わないし、進歩しようとも思わない。自分を磨く、自分を高めるという意識のない人だ。これは、年齢を重ねると、多くの人がそうなっていく。新たな勉強をせず、過去に生き、過去の思い出を強化する人だ。
今日のおすすめの一冊は、神田昌典氏の『稼ぐ言葉の法則』(ダイヤモンド社)です。その中から「ビジネス断捨離の法則」という題でブログを書きました。 本書の中に「戦わずして勝つ」という心に響く文章がありました。 ◆孫子の兵法には二つの考え方があるという。一つは、「戦わずして勝つ」もう一つは、「勝算なきは戦わず」 つまり、戦わずして勝つことが、上の上の戦術であり、勝ち目がなかったら戦わない、ということだ。現代の市場において、戦わずして勝つ最大の方法が、競争がないところで戦うこと
今日のおすすめの一冊は、マツダミヒロ氏の『聞くチカラ』(すばる舎)です。その中から「人は2つのことを効率よくできない」という題でブログを書きました。 本書の中に「相手に関心をもつこと」という心に響く文章がありました。 ◆「相手に関心をもつ」ということは、「好奇心」があるかどうかだ。好奇心がある人は、「人が好き」「知識欲がある(勉強好き)」「チャレンジが好き」「フットワークが軽い」「明るくて肯定的」等々の特徴がある。 だからこそ、人に限りない関心を示し、人の話もじっくり聞
今日のおすすめの一冊は、矢野香(かおり)氏の『世界のトップリーダーが話す1分前までに行っていること』(PHP)です。その中から「誰よりも入念な準備」という題でブログを書きました。 本書の中に「準備や練習の量と、成功の数は比例する」という心に響く文章がありました。 ◆「努力した者が成功するとは限らないが、成功した者は必ず努力している」(ベートーヴェン) いくら練習をしても、準備を重ねても失敗することはある。しかし、成功した人で、練習しなかった人、準備をしてこなかった人はい
今日のおすすめの一冊は、ひろさちや氏の『いい言葉が、心を掃除する』(PHP研究所)です。その中から「悪の報いは必ず来る」という題でブログを書きました。 本書の中に「善いことをして、悪いことはやめよう」という心に響く文章がありました。 ◆「諸悪莫作、衆善奉行(しょあくまくさ、しゅぜんぶぎょう)」「自淨其意 是諸仏教(じじょうごい、ぜしょうぶっきょう」(法句教) という言葉がある。 「もろもろの悪を起こさず、いいことをしなさい」「自らの心を清めること、これが諸仏の教え」