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人間関係に擦り減ってしまったとき-そこからこんなものが見えてきた-

これは私が最近気づいたことなんですが、
お話してもいいですか?

避けようのない人間関係に
擦り減ってしまったとき。

例えば、
大自然の中に自分の身を放り込んだとして。

その時、
大きな蜂がこっちに向かって飛んできた。

とっさに「怖い」と感じる。

そしたら、
さっと静かにその場を離れるか。

はたまた、
「あっち行け」と追い払うか。

それで後者を選んだとする。

すると、チクッと刺された。

それを「刺された」と言って泣きじゃくる。

まるで蜂が悪者かのように。

こういう時、
まず一度問うてみたいことがある。

「蜂を刺激しませんでしたか?」
「蜂の領域に侵入しませんでしたか?」

蜂にも蜂の行動の習性があって、
活動領域がある。

もしかしたら、
その近くで子育てをしているのかもしれない。

それなら余計に、敏感だ。

ましてや大自然は、
人間以外のその他の動植物が優勢の住処だ。

私たちは「そこにお邪魔をしている」

そんな感覚も
実はすごく大切なのかもしれない。



これらの状況は、
人間同士の関わりの中でも
同じような場面が見えてくる気がするんだ。

人間だって、
かつてはそうした大自然の中を生きる
動物の一種だったのだから、

同じような本能や反射的な反応を示すことは
とても自然なことだと思うんだ。

だからこそ、
他者には他者の持つ領域があることを
理解する。

自分には自分の領域があって、
それを自分自身が大切にすることと同じように。

そして、
他者のことをきちんと尊重する。
最低限の敬意を持つ。

そうすればトラブルや混乱、
「やったやられた」といったようないざこざは、
ある程度避けられるような気もするんだ。

やむを得ない場合を除いて、
「蜂に刺される」ということもなくなるだろう。

あとは、
大自然を目の前にした時、

思わずその美しさに圧倒され、
心が奪われてしまうこともあるだろう。

自然の中に身を委ねて、心も体も緩ませて、
身を投じることも、

大自然の中にいるならぜひやりたいことだ。

その恩恵は、
ありがたく自然からいただきたい。

けれど、
自然は本当に
ただ美しいだけの存在なのか?

美しさ100%なのか?

「自分にとって100%美しいものだ。」

その解釈は、
時に自分の身を危ない状況へと
連れていってしまう可能性もある。

美しいものを美しいとして
受け取ることはもちろん素敵だけど、

美しいからと言って、
それを自分にとって美しいもの100%として、
受け取るのは少々やり過ぎな気もするんだ。

「絶対」なんてことはないのだから。

現に自然には、
「美しさ」と同時に「怖さ」も秘めている。

「自然には、
美しさだけじゃなくて、
怖さみたいなものもあるよね。」

そのように、
両方の面をきちんと認めてあげること。

自分にとって都合良く解釈するのは、
自分が幸せを感じられる適量で抑えておく。

きっとこれが、
他者を尊重したり、敬意を払う
ということでもあって、

それこそが、
大自然と上手に仲良く関わっていけることに
繋がるのかもしれない。

人との関わりにおいても同様に。

そしてこれは余談だけど、

私は家の中で発見する
ゴキブリ(以下Gと呼ぶ)は
すっごく苦手だけど、

蜘蛛を見つけてしまった時は
なんだか許せている。

「なんで何だろう?」

そう、ふと考えてみた。
 
多分蜘蛛は、
基本動きはゆっくりで静止状態に近い。

こちらを攻撃してくるような素振りを
ほとんど見せない。
刺激を与えてこないのだ。

ただそこに、そっと佇んでいる。

そんな様相だ。

こちらに攻撃も刺激も与えてこないから、
例えこちらの領域に入り込んで来たとしても、

私は自然と「共存」を選ぶことが
出来ているのかもしれない。

一方のGは、
勝手に人間の住処に入り込んできて、

人間にあまり警戒するような様子もなくて、
ズカズカと容赦なくこちらへ迫ってくる。

その動きは予測不能で、
猛スピードで走ってきたと思ったら、
不意にこちらに目掛けて飛んできたりもする。

私にとってその習性は、
刺激や攻撃以外の何ものでもない。

例えばの話だけど、

面と向かって出会しても、

「あっ出会いましたね」
「家主さん、どうぞ」

そんな感じで、
道を譲ってくれたり、

ほんのちょっとでも、
謙虚な姿勢を見せてくれていたら、

無情にも殺傷したり、
悲鳴をあげたりもしないだろう。



多分大自然における快や不快も、
人間界における快や不快も、

同じ生き物という意味で、
似たような性質を持っていて、

相手のことを尊重したり、
ほんのちょっとでも敬意を払ったり、

そんな関わりは、
自分にとっても相手にとっても、
「安心」に繋がるものになる。

そんな最近の気づきでした。

最後まで読んで下さり、
ありがとうございました!

そんなあなたにも幸あれ🌸

りん

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