あさのはな

10年広告の仕事をして、ある病気をきっかけに、2018年より移住し、旦那さんと田舎町で…

あさのはな

10年広告の仕事をして、ある病気をきっかけに、2018年より移住し、旦那さんと田舎町で暮らしています。旅や自然が大好きです。書くことも相変わらず好きです。Twitterでは移住先の人たちとの暮らしを綴っています。https://twitter.com/sobaniirukara

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記事一覧

移住先で出逢った、第二のお母さん。

古希。 今日は、移住先で知り合った 大好きな女性の70歳のお誕生日。 私にとっては、 第二のお母さんのような存在だ。 (名前を仮に美子さんと呼びます) 誕生日の中…

9

四角い空

違和感を感じた。 見上げると、その一部だけ 大きく四角い穴が空いていた。 正解にいうと そこだけぽっかり雲がなくて、 ぼんやりではなくはっきりと真四角に 輪郭が切り…

9

柿の願い

無惨だ。 玄関を開けると、 オレンジ色の柿が実ったまま、 バラバラに枝が切り落とされていた。 このアパートに住んで数年。 私の部屋は玄関を開けると、 右手に3本の柿…

5

お金2.0~新しい経済のルールと生き方~

著者/佐藤航陽(さとう かつあき) 1986年生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し、代表取締役に就任。2011年にアプリ収益化プラットフォーム「Me…

25

やめる勇気、ありますか?(10年飲んできた睡眠薬をやめて1年。驚いた…)

分かってはいるけど、やめられない。 やめたらいいことも、分かってる。 やめれることなら、もうやめている。 本当は、本気で手放したいなんて 思っていないのかもしれ…

9

死ぬこと以外かすり傷

はじめに こっちの世界に来て、革命を起こそう。 誰よりも動け。 語る前に手を動かせ。 語りながらでもいいから手を動かせ。 能書きじゃなく数字やプロジェクトで示せ。 何…

17

人生の勝算

【プロローグ】 経営はストリートから始まった この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも…

4

「花束みたいな恋をした」を観たら、日常が花束になった

「花束みたいな恋をした」を 旦那さんと見た。 きっと今も誰かがそんな恋をしている、 日常にある映画。 同じではなくとも、 恋をしたことがある人なら1つくらい 似た経…

11

大人になってやめたこと

【はじめに】 子どもは、一つずつ「できること」を獲得していきます。知識を増やし、経験を積み、「できること」「わかること」が増えていきます。 いつになったら、全てが…

55

多動力

著者/堀江 貴文 日本の実業家、著作家、投資家、タレント、YouTuber。 【寿司屋の修行なんて意味がない】 ・あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない…

8

たった一人の熱狂

著者/見城 徹 日本の編集者、実業家。株式会社幻冬舎を創業し代表取締役社長として同社を上場させた。株式会社ブランジスタ取締役。エイベックス株式会社取締役。株式会社…

5

どうしたら喜んでもらえるかをめちゃくちゃ考え尽くす。〜学びnote15〜

インプットの質やアウトプットの質を上げるには、単純にアウトプットの機会を増やせば、そこにつながる。 ・本にするってことは、ちょっと理解しているくらいじゃ無理なん…

9

入院してた時、会社復帰の面談があった。主治医が上司に「この子は、すごいチカラを持っている。近くで見ていて分かった。こういう子は爆発的なチカラを秘めている。信じてあげてください」と言ってくれて、本当に嬉しかった。私は、あなたに出逢えたことで、人生が変わりました。今でも心の支えです。

1

心を奪い続ける、ただそれだけ。〜学びnote14〜

「本を出すことで、事業にどういうインパクトがあったか」 今日一番伝えたいポイントは「本を出したことが事業・アプリ・サービスに多大な好影響を与えている」ということ…

4

今自分がやりたいことや思うことは「流行り」なのか、「普遍」なのか、というのをすごく考えます。旦那さんがこれが欲しいという時も、「流行り」に流されてあとでいらなくなるものか、これからもずっと「普遍」なのかを、考えてもらえるような言葉のパスを出します。だいたい「買わない」になります。

病気じゃなかったら、どんな私だっただろう。

久しぶりに涙がじわぁっとなった。 何かを見た訳でも 何か考えていた訳でもない。 お風呂から上がった瞬間、 涙がじわぁっとなった。 何も考えずに生きればいい と言われ…

2
移住先で出逢った、第二のお母さん。

移住先で出逢った、第二のお母さん。

古希。

今日は、移住先で知り合った
大好きな女性の70歳のお誕生日。

私にとっては、
第二のお母さんのような存在だ。
(名前を仮に美子さんと呼びます)

誕生日の中でも
10の区切りは、少し特別なもの。
特にこの10年で
旦那さんとの卒婚や
私と同じくこの町へ移住した、美子さん。
人生の岐路を大きく変えた美子さんにとって
手放したもの、
手に入れたものも含め、
いろんな気持ちになる
節目の7

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四角い空

四角い空

違和感を感じた。

見上げると、その一部だけ
大きく四角い穴が空いていた。
正解にいうと
そこだけぽっかり雲がなくて、
ぼんやりではなくはっきりと真四角に
輪郭が切り取られ、
中は真っ暗だった。

時刻は午前5時10分。

歩くとどんどんその四角い穴に
近づいている感じがした。
このまま導かれていくように。
空に現れた
この暗い真四角の世界には
何があるのだろう。
なんだか
せまい箱に深く閉じ込め

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柿の願い

柿の願い

無惨だ。
玄関を開けると、
オレンジ色の柿が実ったまま、
バラバラに枝が切り落とされていた。

このアパートに住んで数年。
私の部屋は玄関を開けると、
右手に3本の柿の木が見える。
視界に入る日もあれば
見向きもしない日もある、
そのくらいの存在感。
柿が育つその場所は
大きな倉庫の裏にあり、
陽当たりがとても悪い。
それでも10月に入り
新しい実が増え、秋の訪れを知らせた。

渋柿なのか観賞用な

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お金2.0~新しい経済のルールと生き方~

お金2.0~新しい経済のルールと生き方~

著者/佐藤航陽(さとう かつあき)
1986年生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し、代表取締役に就任。2011年にアプリ収益化プラットフォーム「Metaps」を開始、世界8拠点に事業を拡大。2015年に東証マザーズに上場。「テクノロジーでお金のあり方を変える」というミッションの下、FinTech戦略を重点投資領域として掲げ、「決済・通貨・融資・投資・保険・管理」の6分野

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死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

はじめに
こっちの世界に来て、革命を起こそう。
誰よりも動け。
語る前に手を動かせ。
語りながらでもいいから手を動かせ。
能書きじゃなく数字やプロジェクトで示せ。
何をやりたいか、何をやっているか、
明確に答えられる人間であれ。
狂え。
絶望を感じながら、それでも信じて走り抜け。
守るより、攻めろ。
そのほうがきっと楽しい。

こっちの世界に来て、
革命を起こそう。

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編集者になって4年

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人生の勝算

人生の勝算

【プロローグ】
経営はストリートから始まった
この本を書こうと思ったのは、今、不幸や苦境に直面していたり、自分から見える景色が真っ暗だ、という人に、ほんの少しでも頑張る勇気を持ってもらいたかったからです。

人生というドラマの中ではしばしば、自らではコントロール不能な何らかの外部要因が、一見打ち手のなさそうな試練を与えてきます。そこで、決して、運命に屈してほしくない。突如立ちはだかる壁やハンディキ

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「花束みたいな恋をした」を観たら、日常が花束になった

「花束みたいな恋をした」を観たら、日常が花束になった

「花束みたいな恋をした」を
旦那さんと見た。

きっと今も誰かがそんな恋をしている、
日常にある映画。

同じではなくとも、
恋をしたことがある人なら1つくらい
似た経験や想いになったことがあるような、
現実的な映画。

大きな変化や予想外な展開みたいな
刺激はないけど、
「そうそう」とうなづけるシーンが
積み重なって
リアルが胸をつついてくる。
だけど、最後に
あたたかいメッセージが胸に残る、

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大人になってやめたこと

大人になってやめたこと

【はじめに】
子どもは、一つずつ「できること」を獲得していきます。知識を増やし、経験を積み、「できること」「わかること」が増えていきます。
いつになったら、全てがわかった!というゴールにたどり着くのだろう?と思ってきました。
でも…。

50歳になり、人生の折り返し地点を過ぎる頃から、再び「は~、そうだったのか!」と膝を打つことが増えてきました。
ごく当たり前のことや、もうすでに「わかった」と思い

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多動力

多動力

著者/堀江 貴文
日本の実業家、著作家、投資家、タレント、YouTuber。

【寿司屋の修行なんて意味がない】
・あなたの貴重な時間を「情報」を得るために使ってはいけない。
・オープンイノベーションにより、「情報」それ自体の価値はゼロになる。
・オープンイノベーションとは、誰かが新しいプログラムコードやツールをつくったのなら、それは公開してしまって、みんなで改良したり、新しい組み合わせを考えたり

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たった一人の熱狂

たった一人の熱狂

著者/見城 徹
日本の編集者、実業家。株式会社幻冬舎を創業し代表取締役社長として同社を上場させた。株式会社ブランジスタ取締役。エイベックス株式会社取締役。株式会社テレビ朝日の放送番組審議会の委員長。

【第1章 仕事に熱狂する】
何かに入れ上げなければ天職には出会えない
・自分を痛めながら何かに入れ上げる。
 生き方の集積がすべてを決める。
・「お前はこのままでいいのか」
 「お前は何のために生き

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どうしたら喜んでもらえるかをめちゃくちゃ考え尽くす。〜学びnote15〜

どうしたら喜んでもらえるかをめちゃくちゃ考え尽くす。〜学びnote15〜

インプットの質やアウトプットの質を上げるには、単純にアウトプットの機会を増やせば、そこにつながる。

・本にするってことは、ちょっと理解しているくらいじゃ無理なんです。
完全に自分で理解して、それをよりわかりやすくストーリーにして伝えることができなきゃいけないんです。授業を受けているとかのレベルじゃなくて、本当に血肉になる。

・成長するためには制約が必要。
例えば、月に1冊本を出さなきゃいけない

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入院してた時、会社復帰の面談があった。主治医が上司に「この子は、すごいチカラを持っている。近くで見ていて分かった。こういう子は爆発的なチカラを秘めている。信じてあげてください」と言ってくれて、本当に嬉しかった。私は、あなたに出逢えたことで、人生が変わりました。今でも心の支えです。

心を奪い続ける、ただそれだけ。〜学びnote14〜

心を奪い続ける、ただそれだけ。〜学びnote14〜

「本を出すことで、事業にどういうインパクトがあったか」

今日一番伝えたいポイントは「本を出したことが事業・アプリ・サービスに多大な好影響を与えている」ということ。

もう1つが「本の売り方というマーケティングの話を抽象化すれば、アプリとマーケティングは同じ文脈で語れることが多い」ということです。

これは編集者の中でも箕輪さんが図抜けて上手いと思いますが、コミュニティを持っていて、それを毎度きち

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今自分がやりたいことや思うことは「流行り」なのか、「普遍」なのか、というのをすごく考えます。旦那さんがこれが欲しいという時も、「流行り」に流されてあとでいらなくなるものか、これからもずっと「普遍」なのかを、考えてもらえるような言葉のパスを出します。だいたい「買わない」になります。

病気じゃなかったら、どんな私だっただろう。

病気じゃなかったら、どんな私だっただろう。

久しぶりに涙がじわぁっとなった。
何かを見た訳でも
何か考えていた訳でもない。

お風呂から上がった瞬間、
涙がじわぁっとなった。

何も考えずに生きればいい
と言われるし
今日は何も考えずボーッとしよう
とも思う。

だけど、病気になってから
きっと
病気のことを考えない日なんて
なかった。

いつも胸にある。

理解されないけど、
理解されなくていいのだけど、
ずっと、ある。

病気にならなか

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