「正真正銘のクソ野郎」の抜け出し方を、オードリー若林さんが教えてくれた
目を疑った。
まさか、私の中の最低な部分をこんなにもそのまま言葉で曝け出してくれる人がいたなんて。
しかもそれは、今までまったくといっていいほど正反対なタイプだと思っていた、とある漫才師の方だったから。
知人がよく読んでいるイメージがあって、なんとなくKindleで注文していた本。
オードリー若林さんが書いたエッセイ集、『ナナメの夕暮れ』だ。
最初は、自分なんかが踏み込めるわけのない芸能界で華々しく活躍する人の心の中を覗き見る感覚だった。
大御所芸人さんとの飲み会につい