日記、ときどき本|0501-0507
0501|『本』がほしいのだ
例えば重たい本がある。一ページあたりの紙がとても厚い本がある。ページ数に対してとても値段の高い本がある。そこに出版社がどう読ませたいか? というメッセージを感じるというのである。確かに重たい本は、ずんっと本棚にいて、その存在感を主張にしてくる。ページの厚い本は、捲ることに少し神聖さをもたらす。逆に安くて薄い紙の本は、それだけその本を流布させたいという気概を感じる。そう思うと、私は『本』を買っているのだな、と思う。その本の内容や情報は電子書籍でも