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日記、ときどき本|0417-0423


0417|明日はかならず謝ろう

不調と仕事のモヤモヤと自己肯定感の消失が、 家庭にも影響してくることに泣きたくなる。わかってるのに、「こっちだってしんどいんや」みたいな気持ちが沸いてくる。ああ寝よう。明日はかならず謝ろう。


0418|きみのしんどさは、誰かのしんどさを軽くする

日記本を読む。自分がしんどいからか、皆さんのしんどいところばかりを読んでしまう。うんうん、と頷きながら読んだ。しんどさは、表出しておけば誰かのしんどさを少し軽くしてくれるのだと知った。夜、妻に謝る。というか、妻の方から歩み寄ってきてくれた。仲直り。


0419|「推しを推す」こと

夜は友人とお酒を飲みながらzoomでお話し。地域の短歌賞で準賞をとった彼女のお祝いから開始。おめでとう。自分のことのように嬉しい。憧れの俵万智さんからも選評をもらったらしい。それを目標にしていたとのこともあって、とても嬉しそうだった。今までは自分が自分が、と自分が一花を咲かせることに躍起になっていた気がするけれど、最近は周りの友人たちの活躍を嬉しく思えるようになってきた。それは自分の人生とか能力とかへの一種の諦めのようなものに近いのかもしれない。けれど、人の喜びを喜べることは、ひとつ人間として成長したようにも思う。あれ、もしかして「推しを推す」って、こういうこと…?


0420|皇族のエッセイ

朝から読書会に参加する。推し本の紹介の日。私は先日読了したばかりの『利他・ケア・傷の倫理学』を紹介した。小説やエッセイの紹介ばかりの中で、やや専門色の濃いものを紹介してしまったが、少し興味を持ってもらえてよかった。本日の紹介の中では彬子女王の『赤と青のガウン』が気になった。彬子女王が博士を取得するまでを綴った留学エッセイ。いつもボディガードに守られてばかりの彬子女王は、鍵を閉めることもわからなかったという。初めて一人で生活し、料理をし、友人と戯れたり、旅行に行ったりできたのが留学生活だった。まるで漫画でしか見たことのないような体験が、このエッセイには込められている。皇族のエッセイ。読んでみたし。


0421|雨の日

 朝8時。今日は雨が降っていた。息子は窓から外を見てウキウキである。「ぱぱ、さんぽいこう~」。知っている。きみは散歩に行きたいわけではなくて、最近買ってもらった傘と長靴を使いたいのだ。ずっとずっと履きたいと言っていて、「雨がふったらね」と返してきた。彼にとって今日は絶好のチャンスの日。朝はやいけれど、しばらく我慢してきた息子のために買い物もかねて外にでる。出た瞬間、雨は止んでしまった。だが、息子はかまわず傘を広げた。彼は緑色が好きで、傘も『はらぺこあおむし』を模したものを選んだ。初めて傘をさして歩く彼の足取りは軽い。途中、水たまりを見つけると、わざわざ一度立ち止まってから、ジャンプする。ばちゃん! なんて水たまりから水が弾けるのを見て愉しんでいる。これもいつも、普通の靴のときは「だめ!」と言っているので、彼にとっては新鮮なのだろう。雨の日が楽しいそうなのが、羨ましい。大人になると、移動が面倒になる、一張羅が濡れてしまう、髪がボサボサになるなど、雨にはクレームばかりだ。雨と遊べる子の感性が羨ましい。


0422|ダンジョン飯

夜、本を読もうと思ったけれど、ふわふわとしてしまい、本を落としてしまう。仕方なく布団に入る。スマホで少しアニメをみてから寝る。『ダンジョン飯』。魔物を飯にして食う話。料理のシーンだとか、料理のコツだとかを話すドワーフのセンシが活き活きとしてて良いんだよなぁ。生きる基本は料理だとつくづく思わされる。


0423|ダンジョン飯2

息子の寝かしつけをしていたら、めちゃくちゃ寝てしまう。23時くらいに妻に起こされたものの、まだぼーっとしていた。そのまま寝てしまうのはなんだか勿体なくって、Netflixで『ダンジョン飯』の続きを見る。けれど、やっぱり眠くなって0時前にはまた寝た。



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