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「三次」遠き物の怪の里にありて
「妖怪の世界にただの人間ひとり」
此処を訪れて、真っ先に大江戸妖怪かわら版の疑似体験を丸二日吸収したような感覚です。たどり着くまでにも結構な時間が掛かりました。でも、これもまた行ってよかったに尽きます。
上下揃って事明細!
こんにちは。久々に見聞録です。
さて、早速皆さんに伺います。読者の皆さんにとって妖怪と言えば、何でしょうか。思いを巡らせてみると、いろいろな候補が上がってくるのではないでし
cozmezでやることが前のめりになれる劇薬みたい
「アスペルガー症候群」について
もはや最後まで読まなくても、いいです。ただ、此処を見つけてくださって折角をクリックしていただいたので、ちょっとした手土産にでも、これだけは憶えて戻って頂ければ嬉しいです、ありがたいです。
「普通になりたい、誰かみたいになりたい。ならなくてもいいです、というより、なっちゃ駄目です。貴方が貴方で、その個性であると受け入れて、自分を生きることを決める方が何億倍も尊いです。」
では。
こんにちは。
フリードリヒ・ニーチェ「ツァラトゥストラ」
読み終わってからの第一声「なんだこれは?」でした。
ちょっと、怒りました。怒ったというより、疑心になりました。本当、なんだこれは、でした。
こんにちは。
「ツァラトゥストラ」あるいは「ツァラトゥストラはかく語り」というタイトルで出版されているでしょう。聞いたことある人はあるかもしれません。
あの。この本、だれか、教えていただけませんかと申し上げたいです。
こんなに、まるで手応えが解らない本、初
「岐阜市歴史博物館」思わぬ遭遇!
*今回の記事は有料であって、半分そうでないように作りました。見聞録ではありますが有料部分を作っておりませんので、お気軽にお立ち寄ってご覧いただければ幸いです。
こんにちは。
今日、ここで見た光景を小泉八雲が見たら、きっと喜ぶんじゃないかなと心からそう思いました。私は子どもたちの学んでいる時の好奇心が施設に飛び交っているようでとても嬉しかったです。
訪れる前、たまたまテレビでちらっと岐阜の博物館で
オリヴィア・ハワード・ダンバー「感覚の殻」
こんにちは。
最近新しい小説に何も触れていないなと思い、青空文庫で次何を読もうか探していた時に「感覚の殻」という表題を見つけました。作家の名前もですが、このタイトルが気になって読んでみました。ことの顛末から申し上げると、不覚にも染み入って感銘を受けてしまいました。こんな話があったんだと、人間らしい部分もあって、なんて美しいんだろうと久々に記憶に残りました。
冒頭だけ、というか登場人物だけ少しご紹
Diarays「Mirror Play」
いつぞやの白い靄の中にまた出てきた。そして、記憶に新しい真っ黒な扉が変わらずにそこにあった。しかし、前に比べて細かく見ると前とは少し違う、気がするのである。不思議と「前」よりも緊張はない。
前と似た古いもの特有のぎいいい、がっがが、最後にがたっという鈍い音。覚えのないはずなのに、なぜか「来たことのある気がする」暗い書店。本が前よりも増えているようだ。知らないのに、そんな感想が頭に浮かんだ。
続く回
オー・ヘンリー「賢者の贈り物」
こんにちは。
「賢者の贈り物」この話を初めて知ったのは、中高生くらいの頃だった、気がします。最近、誕プレで文鳥文庫から出版されている十数ページから構成されたこの本を頂きました。この文鳥文庫という存在もこの時初めて知りました。ありがたや。他にもいろいろなお話が発売されているようなので、魅力的です。多くは日本文学がメインなので、興味のあるものがあれば、ぜひ手に取ってみて頂ければ幸いです。
タイトルを見
「花窟神社」最古の弔いと願い
熊野には旧暦の2/2と10/2に古くから受け継がれているお祭り(屋台があったり、花火があったりというそういうお祭りではありません)があります。以前、この神社に初めて来たときに宮司の方が話してくださいました。そして、「10/2にお祭りあるから、よかったらおいでください。」とそう言ってくださいました。これはもう、行くしかないでしょう。
ちょろいですね、私。今年の当日をとても楽しみにしていました(多分5
香月日輪「桜大の不思議の森」
都会から遠く離れ、豊かな自然に囲まれた場所。少し歩けば、外からの人だともの珍しくこちらを見ているものの、そこまで嫌味を含んだ視線ではないようである。子どもたちは軽快に活発に緑の中ではしゃいでいる。森も子どもたちと一緒になって戯れて、心地よい音を立てる。こちらに気づけば、元気な歓迎の言葉を掛けてくれる。そしてここは「森を愛し、神様を大事にする俺の大好きな村や!」と教えてくれる。昔ながらの日本の鮮やか
もっとみる「竹生島」水淸き斎の島
こんにちは。
動画で得た情報なのですが、琵琶湖には「竹生島」と呼ばれる島があるそうです。なんと夜になるとお店の人も併せて島を離れるため、正真正銘の無人島となるというのです。まさに「神様だけの住まう島」ですね。神様も仏様もいる素敵なところだと思います。
Google Mapで拡大すると確かに、浮いてる島がありました。だいぶ拡大しないとある事すらわかりませんでした。いろんな航路のタイプがあるので、旅に
北原白秋「ほのかなるもの」
ゆめはうつつにあらざりき、うつつはゆめよりなほいとし、まぼろしよりも甲斐なきはなし。
幽かなるものこそすべなけれ、美しきものみなもろし、尊きものはさらにも云はず。
ひとのいのちはいとせめて、日の光こそすべなけれ麗かなるこそなほ果敢な。星、月、そよかぜ、うす雲のゆくにまかする空なれども。
ふりそゝぐものみなあはれなり。雨、雪󠄁、霰、雹に霙、それさへたちまち消え失せぬ。
土に置く霜、露のたま