物語は永遠だが、言葉は不変じゃない

Amazonのミステリー・サスペンス・ハードボイルドのカテゴリーでロアルド・ダールの『あなたに似た人』の新訳が一位となっている。
この田口俊樹 訳は2013年に出たものだが、光文社の古典新訳文庫を始め、つい6月にはガストン・ルルー『黄色い部屋の謎』の新訳も創元推理文庫から出たりと海外文学の新訳は常に熱い。
ダールの『あなたに似た人』で言うなら田口訳の前には名訳名高い1976年の田村隆一訳があり、や

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(人´∀`)♪アリガトー
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デイヴィッド・マークソン『ウィトゲンシュタインの愛人』

しばらくnoteで読書感想などを書くことにしました。

久しぶりに海外文学の新刊を買った。最近はコケや菌類、マンガなどが多くて、海外文学の新刊だからといって無条件に買うことはなくなっていた。一時期、SFや海外文学を買って読むことで、自分がなりたい自分になれると信じていた。図書館すらままならない田舎で生まれて、一人暮らしして読書に関する友人がたくさんできたこと、海外文学の読書会を開くことができるよう

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【怪奇幻想・ミステリ・古本好き必見!】『アラバスターの手 マンビー古書怪談集』(A・N・L・マンビー/羽田詩津子訳)を刊行します

国書刊行会編集部の(昂)です。
怪奇、幻想、ミステリ、古本、アンティーク……
これらのキーワードに心惹かれるあなたに、ぜひ、「知る人ぞ知る」異色の一冊をご紹介したいと思います。
タイトルは『アラバスターの手 マンビー古書怪談集』。
作者はイギリスの作家A・N・L・マンビー。
訳者は羽田詩津子さん。
刊行はおよそ4週間後、2020年9月10日(水)頃を予定しています。

少年を誘う不気味な古書店主、

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【ゲーテ】読みだしたら止まらない

8/4
朝から日記を書き、ギター練。『子守唄』は半分まで弾けるようになった。私はクラシックも好きなので演奏できるようになったらうれしいな。
夜は久しぶりに個サルへ、半年ぶりか。フットサルも音楽と同じように力の抜き方が重要だと気付いた。まだ本調子ではないけれど意外と体は動けたので楽しかった。

そしてゲーテの『若きウェルテルの悩み』(高橋義孝訳)を読書、ウェルテルがロッテと出会う場面まで。文豪の作品

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ありがとうございます!
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【読書】果てしない世界で何を選ぶか

8/2
『ヘッセの読書術』の続きを読む。図書館などで借りて読むより、本を所有することの重要性が書かれていた。まあ私も裕福ならそうしたいのだけど。。本は図書館で借りて何度も読み返したくなるほど面白かったら買おうと思う。「世界文学文庫」として手にするべき書物がたくさん挙げられており、面白そうな本を知った。特にゲーテは読みたい。
そして、本との向き合い方について3つの段階があるらしい。1つ目はただ「吸収

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ありがとうございます!
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世界初紹介のマヤ幻想小説集『夜の舞・解毒草』(吉田栄人訳)を刊行します

歌い続けよう、最期まで――

私は目をこすりながら、歌い続ける。歌っていれば、私の言葉は少しずつ粉々になって消えていく。でなければ、強い風が吹いて来て、私の声を吹き飛ばしてしまう。

……

国書刊行会編集部の(昂)です。
このたび「新しいマヤの文学」最終巻・第3回配本(吉田栄人さん編・訳)として、夢幻的・寓意的な味わいのマヤ幻想小説集『夜の舞・解毒草』を刊行いたします。

本書には、マジックリア

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文学考察(私的)

積読が控えているのに、また性懲りも無く本を買いました。
 「現金を持って入ったら駄目」な場所一位は本屋さんだと思います。買う本無いしなあ、とか考えてふらっと入ったら、いつの間にかレジに並んでいる。
 本読みあるあるでは?

 私は多分、同年代に比べたら海外文学を比較的読んでいる人間だと思うのですが
 海外文学の良さって、何よりもまず「異国の匂いを嗅げる」事だと思っています。
 
 「赤毛のアン」に

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ありがとうございます。甘酒が飲めるようになりました🍶
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【公開記念連載コラム】<『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』はどんな作品?>(2)「"原作者"レイモンド・カーヴァー 村上春樹も愛した孤高の短編小説家」

ニューディアー配給で9月公開予定の『新しい街 ヴィル・ヌーヴ』。公開まで2ヶ月を切った本作について、コラムとして不定期に作品紹介をしています。第二弾は、本作の"原作"についてのお話。「村上春樹も愛した孤高の短編小説家 レイモンド・カーヴァー」です。

( 連載第一弾はこちら (1)「着想から完成までの長い道のり」)

アメリカで活動したレイモンド・カーヴァーは1938年生まれで、作家として注目を集

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Go to サマーリーディング! お出かけできなくても、本があるじゃない。『優雅な読書が最高の復讐である』電子書籍化記念!「ロリータの靴下」を全文公開。

夏休みの予定が真っ白になってしまった2020年。世の中、腹立たしいことばかり。海外に行けない富裕層の予約で、都内の超ラクジュアリーホテルは秋まで予約がいっぱいらしいですが、しがない本好きとしては、お酒でものみながら、部屋で読書をするくらい。紙の本が最高なのは、誰にとっても平等だから。電子書籍は端末の優劣があるし、読書以外の室内娯楽は、たとえば音楽鑑賞はオーディオ装置に左右されるし(個人的にはカセッ

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ありがとうございます!
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みゃ〜(感謝のひと鳴き(擬態))
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