知人より世界文学全集(50巻)を頂戴しておよそ7年が経過した。実はまだ1冊も読めていない。自分が大の読書好きなのをいち早く察してくれた優秀な営業マンだ。1冊が分厚く海外文学特有の上塗りしていく文体を読んでいると途中で挫折してしまうのだ。知人に降参の電話をするも全く覚えていなかった
世界中の人々から一瞬で忘れられてしまう呪いをかけられた女性アディ・ラルーの、孤独かつ壮絶な半生を描いた小説、『アディ・ラルーの誰も知らない人生』。これは本当に面白いので、皆さんぜひ読んでください……!