もくめ書店〈酒井七海〉

書店員。海外文学好き。山梨県道志村に小さな森の本屋さん「もくめ書店」をオープン。お問い…

もくめ書店〈酒井七海〉

書店員。海外文学好き。山梨県道志村に小さな森の本屋さん「もくめ書店」をオープン。お問い合わせ、ご連絡はこちらまで sakainanami0207@gmail.com Twitter@onakaitaichan

メンバーシップに加入する

もくめ書店の会員制ブッククラブです。 ・毎月1回おすすめ本情報のぎっしりつまったメルマガを発行いたします。 ・2ヶ月に1回開かれるオンラインの読書会に参加できます。課題本もメンバーで決めていく会です。 ・もくめ書店店主があなただけのために選書する「パーソナルブックセレクト」の選書代約1000円が月に1回無料になります。 ・もくめ書店で開催されるイベントへの参加優先権、お手伝い権、イベント考案権などが与えられます。

  • MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部

    ¥500 / 月

最近の記事

  • 固定された記事

#1 noteはじめます……決意表明のようなもの

はじめまして 酒井七海と申します。 とある本屋の書店員をしております。 ツイッターなどで交流のある方々、初回の「はじめての海外文学フェア」の時からお世話になっている方々、はたまたご縁あり通りすがりでご覧になってくださっている方々、改めてどうぞよろしくお願いいたします。 最初に簡単に自分のプロフィールを書いておくので興味がない方はもうザザッととばしておくんなさい。 ほぼ10年前に丸善書店にアルバイトとして入社。そこで4年間文芸担当として働いておりました。業界でも知る人

    • 6月読んだ本

      今月もやっぱりあまり読めなかったー どんどん減っていく読書量にどんどん増えていく積ん読で、もはや読みきれない量の本がわたしの積ん読棚に(もはや積ん読ではなく大きな本棚に収まりきれなくなりそうな量、、、) そして結局仕事で読まなきゃならない本ばかり読んでいるという現実であります。 まさに今月は見事に仕事で読んだ本ばかりだったんだけれど、大好きな作品なのでまったく苦にはならず、むしろ再読だったにも関わらず心から読書を楽しめました。その1冊がこちら 『ストーナー』ジョン・ウィリ

      • MOKUME BOOK MAGAZINE vol.17

        みなさまおつかれさまでございます。 今月もブックマガジンをお送りする日がやってきました。 気づけば2024年も半分が過ぎてしまったんですね。 こわやこわや〜…… 振り返ると、怒涛の半年であった気がしています。 もくめ書店としては、今年はつるのもりマルシェや水源の森からマルシェといったマルシェへの参加、そして未来屋書店さんとのコラボもあり、活動がよりいっそう広がったなと思う半年でした。 でも1番大きかったのは能登半島、輪島市で避難生活を送っている方々に本を持っていけたことだと

        • MOKUME BOOK MAGAZINE vol.16

          こんにちは、こんばんは、おはようございます。 みなさまお元気ですか。 5月ももう終わり、あっという間に6月にはいりますね。 道志村は緑が青々としてきて草木ものびのびと成長しています。 目に入るものがほとんどすべて緑の世界で、とても気持ちがいいです。 まだまだ朝晩は肌寒いですが、日中は半袖ですごせる日も増えてきましたよ。 もくめ書店も5月はお天気もいい日が多く、イベントも多かったのでたくさんの方に来ていただけたなと思います。 売上もなんと過去最高額を達成しました。気づけば、

        • 固定された記事

        #1 noteはじめます……決意表明のようなもの

        メンバーシップ

        • 本日20時より『マザーツリー』読書会です

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • もくめブック倶楽部へのご加入ありがとうございます!

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 本日、読書会20時からです!

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 本日の読書会のお知らせ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 本日20時より『マザーツリー』読書会です

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • もくめブック倶楽部へのご加入ありがとうございます!

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 本日、読書会20時からです!

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります
        • 本日の読書会のお知らせ

          この投稿を見るには メンバーになる必要があります

        メンバー特典記事

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.17

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          みなさまおつかれさまでございます。 今月もブックマガジンをお送りする日がやってきました。 気づけば2024年も半分が過ぎてしまったんですね。 こわやこわや〜…… 振り返ると、怒涛の半年であった気がしています。 もくめ書店としては、今年はつるのもりマルシェや水源の森からマルシェといったマルシェへの参加、そして未来屋書店さんとのコラボもあり、活動がよりいっそう広がったなと思う半年でした。 でも1番大きかったのは能登半島、輪島市で避難生活を送っている方々に本を持っていけたことだと

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.17

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.16

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          こんにちは、こんばんは、おはようございます。 みなさまお元気ですか。 5月ももう終わり、あっという間に6月にはいりますね。 道志村は緑が青々としてきて草木ものびのびと成長しています。 目に入るものがほとんどすべて緑の世界で、とても気持ちがいいです。 まだまだ朝晩は肌寒いですが、日中は半袖ですごせる日も増えてきましたよ。 もくめ書店も5月はお天気もいい日が多く、イベントも多かったのでたくさんの方に来ていただけたなと思います。 売上もなんと過去最高額を達成しました。気づけば、

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.15

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          みなさま、こんにちは、こんばんは もう桜も散り、新緑が美しい道志村です。 この季節の緑は本当に瑞々しくて、エネルギーに満ち溢れていて好きです。 さまざまな花が入れ替わり立ち代わり咲き始めるのも心楽しく、とはいえもくめ書店の庭はおおかた鹿に食べられてしまうのであまり花がないのですが、それでも咲いているものを見つけては可愛いなぁと癒されています。 現在ゴールデンウィークに入ったところで、どこもかしこもにぎやかです。久しぶりに活気あふれる道志村になってきたなぁとそこも嬉しく感じてい

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.14

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          みなさんこんにちは、こんばんは。 3月も終わり、明日から4月ですね。 新学期、新生活と生活が変わる方もいるかなと思います。 春はふんわりと優しいようで、ときどき大雨、大風、雷、雹、その全部がいっぺんにきたりすることもあり、なかなか激しい気候の変化をあじわう季節です。 しらないうちに疲れがたまっていたり、心が落ち着かなかったりする季節でもあるので、ご自愛ご自愛でのんびりゆったりする時間もあえて設けましょう(特に自分に言っております……) では今月も盛り沢山でいってみましょう〜!

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.13

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          みなさまこんにちは、こんばんは、おはようございます。 2月は毎年本当に早くすぎますね。 今年は閏年だから1日長いというのに、それでも早いです。 自分の誕生日や親戚の誕生日もあったりするので、個人的にイベントも多くてさらにあっという間に感じるのかもしれませんね。 今年の誕生日はすごくうれしかったことに、家族や村の友人たちがみんな手作りのプレゼントを持って来てくれて祝ってくれたこと。 氷でできたケーキ、本物のケーキ、お菓子、子どもたちが描いた絵、手紙、木彫りのお皿、道志村でとれ

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.12

          「MOKUME BOOK CLUB もくめブック倶楽部」に参加すると最後まで読めます

          みなさまこんにちは、こんばんは、おはようございます。 2024年に入って1回目のメルマガの配布になります。 みなさまは今年の抱負はなにか決めましたか? もくめ書店はいろいろ考えてみたけれど、今年は”動く”年にしたいと思っています。 自分から会いたい人に会いにいく 自分から行きたいところに出向いていく できない理由を重ねない まずはできたところからイメージしていく でも欲張らない無理しない ということを自分なりに目標にしてみました。 最後の1文は何気に1番重要であります

        記事

          4月読んだ本

          だんだん本当に読んだ本が少なくなってしまって、このコーナーは果たして続けられるのか不安になってきた感じですが、、、 先月はなんと2冊しか読めず、、、、 もう少し読書時間、増やしたいなぁ。 1冊目はこちら 『エンジェルフライト』佐々涼子 集英社 先月の読書会で読んだ佐々涼子さんの『夜明けを待つ』から、佐々さんの他の著作も読みたくなり、まずこちらを手に取りました。 国際霊柩送還という仕事があるのは、なんとなく知ってはいましたが、具体的にどんなことをするものなのかは全く知らず、

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.15

          みなさま、こんにちは、こんばんは もう桜も散り、新緑が美しい道志村です。 この季節の緑は本当に瑞々しくて、エネルギーに満ち溢れていて好きです。 さまざまな花が入れ替わり立ち代わり咲き始めるのも心楽しく、とはいえもくめ書店の庭はおおかた鹿に食べられてしまうのであまり花がないのですが、それでも咲いているものを見つけては可愛いなぁと癒されています。 現在ゴールデンウィークに入ったところで、どこもかしこもにぎやかです。久しぶりに活気あふれる道志村になってきたなぁとそこも嬉しく感じてい

          3月読んだ本

          2月の読んだ本アップし忘れごめんなさい。 今月も本当に本が読めず。 なんだかどんどん読めないレベルが上がっており、ますます読めてません(無念)。 2月の後半読んでいた本であまり好みに合わないかもと、このまま感想を言わなかったら察してくれと言っていた本があったんですが、それが最後まで読んでみたらすごくよかったんで、まずそれから紹介させてください。 『神よ、憐みたまえ』小池真理子 新潮文庫 これが700ページ以上ある大作だったんですが、最後の最後でそれまでの気持ち悪さや嫌

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.14

          みなさんこんにちは、こんばんは。 3月も終わり、明日から4月ですね。 新学期、新生活と生活が変わる方もいるかなと思います。 春はふんわりと優しいようで、ときどき大雨、大風、雷、雹、その全部がいっぺんにきたりすることもあり、なかなか激しい気候の変化をあじわう季節です。 しらないうちに疲れがたまっていたり、心が落ち着かなかったりする季節でもあるので、ご自愛ご自愛でのんびりゆったりする時間もあえて設けましょう(特に自分に言っております……) では今月も盛り沢山でいってみましょう〜!

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.13

          みなさまこんにちは、こんばんは、おはようございます。 2月は毎年本当に早くすぎますね。 今年は閏年だから1日長いというのに、それでも早いです。 自分の誕生日や親戚の誕生日もあったりするので、個人的にイベントも多くてさらにあっという間に感じるのかもしれませんね。 今年の誕生日はすごくうれしかったことに、家族や村の友人たちがみんな手作りのプレゼントを持って来てくれて祝ってくれたこと。 氷でできたケーキ、本物のケーキ、お菓子、子どもたちが描いた絵、手紙、木彫りのお皿、道志村でとれ

          1月読んだ本

          もう2月も終わりなんですが、1月読んだ本をあげるのをすっかり忘れていました〜。1月は図らずも古典古典古典を読む月となりました。 冬休みにたくさん本を読むぞと、実家にも本を持ち帰ったのですが、地震があってから本が手につかず、前半は全くと言っていいほど読めませんでした。後半に入って読書会もあったので、じぶんの尻に火をつけながらよみすすめました。結果、本当に古典しか読んでいないというめちゃくちゃめずらしい1ヶ月でした。でもなんだかとても楽しかったです。 □『万葉集ビギナーズ・ク

          2023年個人的海外文学ベスト本

          大変遅くなって今更な感じはあるのですが、2023年もたくさん素晴らしい本が出て、わたしはその中でも海外文学を中心に読んでいたので、海外文学の中でトップ3を発表していきたいと思います。 2023年の海外文学はものすごくヒットした作品というのはなかったかと思うのですが、すごく良作が多かったような気がしています。 といって、本当に一部しか読めていないのに説得力ないのですが、新刊をチェックするたびにすごく良さそうな本がたくさん出ていてうなりました。 その一部しか読めなかった中からの

          2023年個人的海外文学ベスト本

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.12

          みなさまこんにちは、こんばんは、おはようございます。 2024年に入って1回目のメルマガの配布になります。 みなさまは今年の抱負はなにか決めましたか? もくめ書店はいろいろ考えてみたけれど、今年は”動く”年にしたいと思っています。 自分から会いたい人に会いにいく 自分から行きたいところに出向いていく できない理由を重ねない まずはできたところからイメージしていく でも欲張らない無理しない ということを自分なりに目標にしてみました。 最後の1文は何気に1番重要であります

          12月読んだ本

          あやうく1回坊主となるところだった、この読んだ本紹介。 自分の尻をたたきながら、ちょっと今さらになってしまったけれど12月読んだ本を紹介していきたいと思います。 先月はなかなかいいペースで読んでいたのですが、プラトーノフ以外の作品がそこまで刺さるものじゃなくて、うーんと思っていたところの2023年最後の締め括り読書に選んだ『オリンピア』が傑作すぎてもんどりうってました。 『オリンピア』のちほどまとめる年間ベストに必ず入ってくる作品だと思ったので、そのときにじっくりまとめた

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.11

          みなさま、2023年も終わりになり、2024年が始まろうとしています。 今年は本当にいろんなことがあり、新しいことにたくさん挑戦した年でもありました。 このブック倶楽部の発足と読書会運営、そしてメルマガの発行はその代表で、すべてが自分の中で初めてであり、手探り状態から暗中模索という状態で優しいメンバーのみなさんに支えられてなんとか1年やってこられました。 本当にありがとうございました。 やりたいと言いながらできていないこともあるし、まだまだ成長の余地のある倶楽部だと思って

          11月読んだ本

          書けるときだけでいいから日記を書いていきたいなんて言って、本当に3日坊主もいいところでとまっている状態ですが、すいません。 元気です。 元気だけれど、ずっと忙しくて、あれやこれや手が回ってない状態。 1人で店をやるって、改めて大変ですね〜。 でも間違いなく充実はしています。 楽しい。これが大事。 その月に読んだ本をメンバーシップのメルマガでまとめているのですが、せっかくだから読んだ本の感想はみんなにシェアしたいなと思いまして(今までもそうしてきたし)、すでに書いたものなの

          MOKUME BOOK MAGAZINE vol.10

          みなさまこんにちは。 今月もこれをお送りする時がきました。 早いもので2023年も師走という文字がちらちらする季節になってしまいました。毎年本当に驚きの速さで通り過ぎますが、今年は格別に早かったですね。こんなふうに年々「今年は格別」を更新してスピードをあげていくのかと思うと、もう本当に今を楽しめ!!という気持ちになります。 人生は今。 今しかない! 12月はnoteにて公開で、2023年のベストオブ海外文学の発表をしたいと思っています。 今年は他のジャンルあんまり読めてない