エッセイ 映画バカ一代 第三回 『8 1/2』

 こんばんは!  まだ梅雨もコロナも真っ只中という感じですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?  早く梅雨もコロナも明けて欲しいですね。明けた後はゆっくり旅行でもいきたい気分です。なかなか鬱屈な日々を送っている方も多いかもしれませんが、今回も楽しくいきましょう!  それでは本題に…

サイダー

氷が溶けた薄味のサイダー つまらない詩を詠います 焦る心情を必死で隠す どこかで聞いたその辺の 知識の上澄みかき集め それじゃあいつか 奈落の底よ こっそり盗んで ひけらかし 他人のものだと知れたなら 素知らぬ顔でズラかって 恥に死にたくなることも 感じなくなる不感症 イミテーションで…

遠炎

遠くで誰かが想うのは 遠くに暮らす私の心情 庭に咲いた小さな花に水を垂らす様に 窺い知れない遠里の花に 水を差すのは 巨人の長腕が必要物資 残念ながらに巨人は幽霊 夢の化身 触れられないから当てにはしちゃ駄目 屈強な花は雨を啜り 泥だらけの花弁でも 背骨の茎は曲がらないのだろう そん…

猿ヶ島 太宰治 朗読

はるばると海を越えて、たどり着いたその島は……?!お聞き下さい。 (*^▽^*)オネガイシマス 「猿ヶ島」の朗読をしていたら、なんと、小田原の猿のニュースが。 しかたがなく猿を全頭駆除するそうですね。地元では長年、猿と人との戦いだったようです。 期せずして、猿の朗読をしていると、ついつい猿の気…

ドリヤス工場『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。』

忙しい先生のための作品紹介。第24弾は…… ドリヤス工場『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいのマンガで読む。』(リイド社 2015)
 対応する教材    文学史/『山月記』『檸檬』『舞姫』『注文の多い料理店』『羅生門』『ごん狐』 ページ数      266ページ 原作・史実の忠実度 …

青島ろばの❤純文き気分です。詩のような小説、小説のような詩「竹のように」

♡詩のような小説、小説のような詩。小説詩集と名付けて「小説詩集」としてまとめていきます。それが青島ろばの純文気分です。 小説詩集より №104 「竹のように」 今日ほど竹のように生まれたかったと思ったことはなかった。 新しく始めたばかりの仕事なのに、じっくり考える隙間もないほど人間の…

利口ぶった〈シニシズム〉を超えて

書評:柄谷行人『世界共和国へ 資本=ネーション=国家を超えて』(岩波新書) 本書の評価が分かれるのは、いわば、当然である。 なぜなら、今の「世界の有り様」は、歴史的必然だからだ。しかし「このままで良いのか」ということである。 「このままで良い」と思っている人には、柄谷の議論は「非…

#7 『方丈記』は傷付いたおっさんのエッセイである。

さて今回の学びは、『方丈記』は傷付いたおっさんのエッセイである。という事。 最近眠る前に聴いているチャンネル 1.  日本三大随筆の一つ日本三大随筆と呼ばれる名著がある。 と、書き始めて、いやいやいやいや、そもそも国語の教科書に載ってるし、みんな知ってる知ってる、もうWikipediaのコピ…

悲報…「純文学」という「亡霊」に祟られつづけています(※除霊希望)

 読書をすればするほど、世界への理解や認識が深まる、というようなことをよく耳にします(しませんか?)。  たしかに、読書にはそういった「効用」があるとはおもいますが(そう信じたい)、残念ながらじぶんの場合、むしろ、読むほどにじぶんの感性の狭さを痛感する、ということのほうが真実であ…

詩:『空』

『空』 空を見るのが好きだ 斜めから眺めると 手前にいつも見える 電柱と電線はもっと好きだ 小さいときのわたしに その存在はより大きく 等間隔を基点として 空は区画整理され パズルのように やや複雑に交叉し 茫漠とした青と白 積乱雲をも切り取り 文明の美徳の 暗喩のように 夏の日差しに …