綾野つづみ
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【時事考察】200日連続投稿を達成しました! ありがとうございます! ただ、古い記事が奥に追いやられてしまうのは切ないので、過去記事をビュー数順に並べてみました。
昨日の16:43、ショートショートの新作投稿をもって、ついに200日連続投稿を達成しました! 100日連続投稿は大変だったのに、すっかり習慣になってしまったようで、200日目までの100日はあっという間でした。 最近は文章も長くなりがちで、4,000文字を超えることも増えてきて、読むのは大変だろうなぁと心配していました。でも、スキやコメントをたくさん頂き、とても嬉しいです。 さらにはサポートまで! 無料の記事にお金を投げてもらえるなんて思ってもいなかったので、本
【読書コラム】なぜか娘を愛せない! 毒親ドラマのパイオニアにいまさらハマり、原作が描いた毒親の向こう側に心打たれた - 『イグアナの娘』萩尾望都
資料作りをするときなど、音がないと寂しいので、Amazonプライムで適当にアニメやドラマを流している。BGM感覚なので見たい作品というか、見るつもりのなかった作品を選ぶことが多い。 だから、レコメンドされるまま、自動的に再生しているんだけど、先日、菅野美穂主演で1996年に放送された『イグアナの娘』が流れ始めた。 タイトルとあらすじは知っていた。娘がイグアナに見えてしまう母親の話。親子のコミュケーションの難しさを描いたとして、心理学の本などでたびたび紹介されていた。
【映画感想文】「うんこ召し上がれですわ」中島らも原作の未配信でDVDも出ていない映画が嘘みたいに面白かった - 『Lie lie Lie』監督:中原俊
それはYouTubeのレコメンドで勝手に流れてきたんだと思う。公式なのか、定かではないからリンクを共有はしないけれど、ある映画のワンシーンだった。 テレビのトーク番組らしき落ち着いたセットに若き日の豊川悦司と佐藤浩一が座っている。向かいには評論家然としたおじいさんが座り、ある文学作品について語っている。 これに対して、インテリっぽい豊川悦司が答える。 状況を察するに豊川悦司と佐藤浩一はペイシェンス・ワースという女性の霊を降臨させて、電算写植機でなんらかの文学作品
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【映画感想文】この人生を何度繰り返そうとも作り続けるしかなかったという「永劫回帰」がクリエイターを動かしている - 『ルックバック』監督: 押山清高
最近、YouTubeの番組で宮崎駿監督がCHAGE&ASKAの依頼で使ったライブ用アニメ『On Your Mark』が話題になっていた。奇跡のように素晴らしいプロモーションビデオの例として挙げられていた。 え? そんな凄かったっけ? むかし、ジブリのショートショートが収録されているDVDで見たことがある。たしかに不思議な内容ではあったけれど、なにを言いたい作品なのか、当時のわたしにはよくわからなかった。 セリフのないアニメだったけど、舞台は大気汚染が進んだ未来の
【映画感想文】「欲望の三角形」で男同士がホモソーシャルに球を打ち合うサイコーに痺れるテニス映画だった! - 『チャレンジャーズ』監督:ルカ・グァダニーノ
先日、BlueSkyで『ドライブアウェイ・ドールズ』の感想を投稿したら、他にも「サイコー」な映画があるよと教えてもらった。 それが『チャレンジャーズ』だった。 一応、予告編は見ていて、テニスを題材にした映画なんだということは知っていた。ただ、勝手にスポーツものと思い込み、スルーしていた。 ところが、調べてみれば、監督はイタリアのルカ・グァダニーノじゃないか! この人は『ミラノ、愛に生きる』のときはフロベールの『ボヴァリー夫人』を題材に恋愛を通してアイデンティ
【マシュマロ】自分と考え方の違う人たちを愚か者扱いするのはやめよう! マジで! 社会の分断を止めるため、あえてノーサイドの精神を
都知事選の記事に関連して、マシュマロに質問とご感想を頂きました。ありがとうございます。 みなさん、立場によって考え方は様々ですもんね。たしかに意見が合わないと会話はストレスになりがちです。 わたし自身、そのすれ違いは当然と受け入れています。というのも、思想はその人の生きてきた道程によって決まるもの。即興の「啓蒙」程度では矯正なんかできません。 例えば、自分がリベラル寄りの思想を持っているのは2010年代に大学で人文科学を学び、就職せず、フリーランスの仕事をしてきたから