桑島明大

文学の海に漂いながら、音楽の風に吹かれてます。船はどこへ行くのやら。文章書き from 香川。
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【短編小説】『大いなる一瞬のための70万時間』

「そこのお兄さん。お兄さん、きみだよ、きみきみ」  帰ろうとしたところを呼び止められた。…

「その海はとても粗末なジオラマだった」

おかしな夢をみた。 海辺にある、瀟洒なコテージのような建物の一室に、ピカピカのスポーツカ…

「素晴らしきかな、Your smile」

懸賞に応募するための短編小説を書き終えた。 短い話は、『徒然草』の冒頭の言葉のように、〈…

「それは本当に長い時間の、絶望的な孤独だった」

人間関係の泥沼にはまって、身も心もぼろぼろになってしまったことがある。 それ以降、他人と…

「まるで淡雪のような感情が心の奥に降り積もるとき」

「人を思う」ということにはいろいろなかたち、方向性がある。相手が異性であっても同性であっ…

「意識できる以上の存在が、この肉体のなかには潜んでいる」

今年ももう半分近くが過ぎてしまったことを思うと、時の流れのはやさに驚く。思い出すことも、…