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歌詩です。

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自作のメロディーに乗せて作った詩をあつめました。
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記事一覧

「星々」【歌詞】

いつも笑ってる きみのとなりで ぼくも笑って 暮らせたらいいな 風に吹かれて 命はおなじ 重…

「銀杏並木の詩」【歌詩】

夏のドアに鍵を掛けて 部屋を出て行く長い髪 レコードの針を落とすように そっと抱き寄せりゃ…

「距離のうた」【歌詩】

距離のうた かたちのないもの 悲しみに似た優しさで 人を癒すもの 時のうた かたちのないもの…

「新生活」【歌詩】

坂道だらけの町に 朝日が昇るとき 馬鹿みたいに笑う 今日を駆けだす 準備はいいかい? 情けな…

「マリンライナー77号」【歌詩】

くらげみたいな月が見える夜は 終電まで時を塗り潰そう 心の奥が叫んでるんだよ 無難に生きた…

「明星」(歌詩)

思い出す言葉が痛みに変わるのは 大切な人と最後の日に サヨナラを言えなかったから 真夏の星…

「Downtown, Slow Down」(歌詩)

無言の時間をやりきれるほど いつのまにか大人になってしまった 大好きだった歌も 憧れた人も 風に吹かれ 路地裏で忘れ去られ 照れくさくて言えなかった言葉 曇り硝子に書いて急いで消した 嫌いだった都会(まち)のビルの谷間で すれ違う人にまたつくり笑い 青すぎる空が悲しい夜明け さえずる鳥の声は昨日と違う 孤独(ひとりぼっち)じゃないと強引(むり)に信じたら 聴こえるだろう? 力強く弾む足音 La la la……

「現代私人カルテ」(歌詩)

とめようもない 名前もない 過去という名前の病が ぼくを追いかけて 懲りもしない 愛しようも…

「きみはふるさと」(歌詩)

窓辺に陽射しが 優しすぎる日は 潮風に乗せて きみと歌いたい 山が笑ったよ 鳥が巣立ったよ …

「向日葵」(歌詩)

涙の意味を知るよりも先に 涙の味を知ってしまうこと それを不幸と 誰が言えるだろう? ひま…

「ジャーニー!」(歌詩)

「青春18きっぷ」を使って どこまで行こうか? 行ったことない町の はずれの無人駅 海沿いに走…

「愛より具体的なもので」(歌詩)

愛より具体的なもので きみを幸せにしてあげる たとえばそれは真夜中の 坂道照らす星のように …

「草の実の歌」(歌詩)

月が泣いている 冷えた頬に寄せ 両手を差し伸べた 風なき空の下 星が落ちてくる 草原を駈けて…

「時の雨は冷めた珈琲のように」(歌詩)

冷めてゆく 珈琲のような時 生まれたての 愛をぶらさげて みじめになるほど 孤独を抱きしめて 雨止まぬ 時の果てで 星影に逃げ込んで この胸のスクリーンに映る 涙を手のひらに集めたら サヨナラ バイバイ アリガト ゴメンネ 過ぎてゆく 人影のような恋 なにもかもを 嘘と決めこんで みじめになるほど 心が叫んでる 雨止まぬ 時の果てで 星影を追いかけて この胸のスクリーンも翳る 涙が手のひらを濡らしたら サヨナラ バイバイ アリガト ゴメンネ アリガト ゴメンネ