いっき82

1982年生まれ(♂)エンタメソムリエ。おもに、映画、本、音楽、テレビ番組、ゲームのレ…

いっき82

1982年生まれ(♂)エンタメソムリエ。おもに、映画、本、音楽、テレビ番組、ゲームのレビューやコラムを執筆。エッセイ、写真、詩も投稿します。

マガジン

  • 映画レビュー

    映画レビューをまとめたマガジンです。

  • 私のお気に入り

    他の方が書いた記事、イラスト・写真の中から、「また見たい!」と思ったお気に入りの記事をまとめています。 ジャンルはバラバラです。

  • 書籍レビュー

    書籍レビューをまとめたマガジンです。

  • マンガレビュー

    マンガレビューをまとめたマガジンです。

  • 特にスキを集めたマガジン

    「先週、特にスキを集めた記事」に選ばれた記事たちです。いつも「スキ」をくださってありがとうございます。みなさんのおかげです。2021.5.24〜8.9、8.23〜2024.4.8、4.22〜途切れることなく選ばれています。

最近の記事

  • 固定された記事

学生時代の勉強よりも大人になってからの読書が圧倒的に楽しい理由

※この記事は  2020年3月12日に書いた記事に  加筆修正をしたものです。 学生時代は勉強が嫌いでした。 小さな頃から 文字を書くことが好きだったので、 漢字の読み書きだけは割と得意で、 国語はまずまず、 それ以外の主要5教科は ほとんどが苦手で、 中学時代は ほとんどが2か3の評価でした。 (1もあったかも……忘れました(^^;) 体を動かすのも 好きではなかったので、 当然体育の評価も低く、 手先が不器用で 図工や家庭科も苦手でした。 唯一、4の評価を

    • 映画レビュー『カラオケ行こ!』(2024)ヤクザが中学生にレッスンを受ける?

      ヤクザが中学生に レッスンを受ける?原作のマンガが以前から 気になっていました。 (以前、『アメトーーク!』の  「マンガ大好き芸人」で  紹介されていた) それが映画化して、 今年の1月に公開され、 もう配信になっています。 最近は配信になるのが 早い作品も多いですね。 そんなわけで、 原作も読んでいないのですが、 本作を観てみました。 「マンガ大好き芸人」で 紹介されていた時から、 本作のことが印象に残っていたのは、 やはり、その設定のおもしろさです。 本

      • 書籍レビュー『樽とタタン』中島京子(2018)古い記憶は脚色されるリアリティー

        たまたま手にした本を読んでみた年末年始にブックオフで 「本おみくじ」 というものがあり、 買ってみました。 箱に1冊の本が入っていて、 中身はわかりません。 私が買った箱の中から 出てきたのがこの一冊でした。 まったく知らない作家さんですし、 たぶん、こんな機会でもなければ、 手に取ることもなかった本です。 しかし、これがおもしろかったので、 紹介させてください。 本作の主人公は 小学生の女の子です。 女の子は、学校が終わると、 小さな喫茶店に行きます。 両親

        • マンガレビュー『ねじ式』つげ義春(1965~1984)いびつなエロ・グロ・ナンセンス

          不条理マンガの元祖本作のことはかなり前から 気になっていて、 ずっと探していました。 なかなか中古では売っておらず、 そろそろ新品で買おうか 迷っていたところだったのですが、 先日、たまたま中古で見つけたので、 ようやく読むことができました。 つげ義春といえば、 雑誌『ガロ』で有名な マンガ家の一人です。 私がこの方の名前を知ったのは、 「不条理マンガ」について 調べていた時のことでした。 10代の頃から吉田戦車の 4コマが好きで、 こういうものの源流は どこに

        • 固定された記事

        学生時代の勉強よりも大人になってからの読書が圧倒的に楽しい理由

        • 映画レビュー『カラオケ行こ!』(2024)ヤクザが中学生にレッスンを受ける?

        • 書籍レビュー『樽とタタン』中島京子(2018)古い記憶は脚色されるリアリティー

        • マンガレビュー『ねじ式』つげ義春(1965~1984)いびつなエロ・グロ・ナンセンス

        マガジン

        • 映画レビュー
          78本
        • 私のお気に入り
          1,055本
        • 書籍レビュー
          62本
        • マンガレビュー
          10本
        • 特にスキを集めたマガジン
          342本
        • 音楽コラム
          133本

        記事

          映画レビュー『キングスマン』(2014)ぶっ飛んだアクションシーンが満載!

          見た目は上品な紳士、だが強い10年前に公開され 大ヒットした作品で、 今では人気シリーズにも なっているので、 今さらという感じはありますが、 はじめて観ておもしろかったので、 紹介させてください。 観たことがない方のために、 どんな話なのかを サラッと書いてみましょう。 わかりやすく言うと、 スパイもののアクション映画です。 「キングスマン」は どこの国にも属さない 中立の諜報機関で、 その本部はイギリスにあります。 この「イギリス」 という設定が秀逸で、 キン

          映画レビュー『キングスマン』(2014)ぶっ飛んだアクションシーンが満載!

          好きな邦楽100(80-71)

          ※2500字以上の記事です。  お時間のある時に  お付き合いいただけると嬉しいです。 好きな邦楽の曲を100曲選びました。 (マイルール:同じアーティストは3曲まで) 昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。 ▼前回の記事はこちら 80.花ふぶき~愛だろ、愛っ。~/東京スカパラダイスオーケストラ('95)はじめて聴いた歳:31歳頃('14年頃) この曲は、その昔、永瀬正敏が出演する「カクテルバー」の CM 曲に使われており(この

          好きな邦楽100(80-71)

          好きな邦楽100(90-81)

          好きな邦楽の曲を100曲選びました。 (マイルール:同じアーティストは3曲まで) 昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。 ▼前回の記事はこちら 90.Pick Up The Phone/AKLO × JAY'ED('17)はじめて聴いた歳:37歳('20年) ラッパー・AKLO(アクロ)、シンガー・JAY'ED(ジェイド)のコラボによるミニアルバム『Sorry…come back later』に収録された曲。ラップや歌もいいんです

          好きな邦楽100(90-81)

          未来のビッグブラザーを生まないために知ってほしいこと

          社会主義・資本主義の それぞれの問題点について、 長々と書いてきました。 本当はもっとデータなどを 参照して説得力のある文を 書かなければならないところ なのですが、 限られた時間で書ける文は、 こんなところでした。 端的に言えば、 社会主義でも資本主義でも 一方の思想に偏り過ぎると、 ビッグブラザーを生む、 という話です。 (ビッグブラザーは  小説『1984』に登場する  絶対的な権力者) 政府がビッグブラザーなら、 社会主義ですし、 資本家がビッグブラザー

          未来のビッグブラザーを生まないために知ってほしいこと

          「資本主義=善」という発想に憤りを感じるのは

          社会主義・資本主義の それぞれの問題点について 書いてきました。 私がもっとも憤りを 感じているのは、 「資本主義=善」 という風潮のおかげで、 日本経済がダメになったことです。 日本経済がダメになったのは、 私が小学生の頃でしょうか、 '90年代にバブルが崩壊し、 日本経済はその後、 立ち直ることもなく、 ずっと不景気が続いています。 「それが社会主義、資本主義と  どう関係があるの?」 と思われるかもしれませんが、 大アリなんです。 前の記事で、 「資本家は

          「資本主義=善」という発想に憤りを感じるのは

          資本主義にも問題点はある

          「社会主義=悪、  資本主義=善か?」 という疑問について書いています。 前回の記事では、 社会主義の国が最終的に どうなったのか、 過去の記事も引用して 紹介しました。 社会主義の問題点は、 いろいろあると思うのですが、 一番の問題は、 「厳密な平等」は成り立たない ということです。 実際、ソ連がそうだったように、 国民の多くが飢えに苦しみ、 上層部の人間だけが、 おいしい思いをするような 政策が行なわれていたのです。 それを予言したかのような 作品が先日紹介

          資本主義にも問題点はある

          社会主義=悪、資本主義=善か?

          『1984』のレビューをアップしました。 この記事の中で、 「社会主義=悪、  資本主義=正義ではない」 という話を書きましたね。 思わず筆がそっちの方に 傾きかけたのですが、 「いかんいかん」と思い直し、 別の記事に 改めることにしました。 今日の記事では、 そこのところを 詳しく書いていきましょう。 '90年代にソ連が崩壊し、 東西冷戦は終結しました。 世の中はアメリカを はじめとする資本主義が 勝利したような形に なっていますね。 ソ連が崩壊し、 アメリカ

          社会主義=悪、資本主義=善か?

          書籍レビュー『1984』ジョージ・オーウェル(1949)「考えること」を他人に預けてはいけない

          70年以上前に描かれた 超管理社会数々の作品に影響を与えた 有名な作品です。 ずいぶん前から気になっていて、 ようやく読むことができました。 物語の舞台はタイトルのとおり 「1984年」、 世界は「ビッグブラザー」 と呼ばれる総統が統治する 超管理社会となっています。 「テレスクリーン」という 送受信機によって、 市民の生活は常に監視され、 少しでも政府に反するような 言動は許されません。 「ニュースピーク」という 新しい言語を作ることによって、 言語の数を削減

          書籍レビュー『1984』ジョージ・オーウェル(1949)「考えること」を他人に預けてはいけない

          好きな邦楽100(100-91)

          好きな邦楽の曲を100曲選びました。 (マイルール:同じアーティストは3曲まで) 昨年、40歳の節目に選んだもので、ランキングはその時の気分でも多少変動します。 100.Duvnova (Part 1&2)/テイ・トウワ('94)はじめて聴いた歳:27歳頃('10年頃) YMO チルドレン(YMO をリアルタイムで聴いて影響を受けた世代のアーティスト)を代表するようなテイ・トウワですが、私自身はまだこの1枚目のアルバムしか聴いたことがありません。 アルバムのラストに収めら

          好きな邦楽100(100-91)

          音楽レビュー『Return to Forever』Chick Corea(1972)'70年代のフュージョン/ジャズを代表する一枚

          最近、ECM の音源にハマっている最近、ECM レコードの 音源にハマっています。 きっかけは いろいろあるのですが、 一番大きかったのは、 Spotify のポッドキャスト 『STUTS JAZZ JOURNEY』の ECM 特集を聴いたことです。 また、以前レビューで紹介した 岡田拓郎のインタビューでも ECM の話が出ていました。 こういうきっかけもあって、 ECM の音源が聴いてみたい と思った私が最初に聴いたのが、 こちらの作品でした。 '70年代のフュ

          音楽レビュー『Return to Forever』Chick Corea(1972)'70年代のフュージョン/ジャズを代表する一枚

          大喜利コーナー(2)

          お題 IQ を使って、親不孝してください 以下、回答 高収入を得て、札束で親のほおをはたく 高級車を購入し、親を追い回す 親と同じ一流企業に入り、 出世して親を左遷する 中毒性の高いアプリを開発し、 親の年金を全額課金させる 親の名前をかたり特殊詐欺 親が毎日飲んでいるお酒に 微量の毒物を盛り続ける 起床時間にセットした時限爆弾を 親の寝室に仕込む 大量○戮兵器を開発し、 親の名前をつける ▼お題はこちらのサイトで生成しました。 大喜利お題メーカー -

          大喜利コーナー(2)

          大喜利コーナー(1)

          お題 偽物のドラゴンボールだ。 なぜわかった? 以下、回答 ボールのマークが★でなく* ゴムでできている 7つ集めると ミッフィー絵皿がもらえる よく見たらタイトルが 「ドラゴソボール」 よく見たら「Z」 じゃなくて「乙」 悟空が几帳面 亀仙人が品行方正 ベジータが謙虚 「オッス!オラ悟空」ではなく 「オイッス!オイラ悟空」って言う 「かめはめ波!」ではなく 「きゃめはめ波!」 「クリリンの分!」ではなく 「倍返しだ!」って言う 天下一武道会なのに 「

          大喜利コーナー(1)