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2024年・気仙沼市産業祭りで秋刀魚を食べた後に栗味の日曜日を過ごす
近頃、散策らしい散策をあまりしていないのではなかろうか。そんな疑問を覚えた2024年10月27日。散策らしい散策をすべく、気仙沼市を訪れた。一日振りの来訪である。
PIER7から始める日曜日の気仙沼散策PIER7近くの駐車場に車を駐車して、PIER7から散策を始める。散策日和と言うべき、ほどよく温かい秋晴れの気候を肌に感じる。PIER7内を軽く覗くと、大人と子供が集まって、ボードゲームのような物
釜石大観音仲見世通り:16歳・高等学校1年生のローカル起業家がイベントスペース「crush on」を創るべく奮闘するシャッター商店街
高等学校1年生の頃の自分が何をしていたか。思い出せる人々はどれだけいるだろうか。筆者にとって高等学校1年生の頃は、釜石市に通い始めた頃であり、ある種大きな転機と言っても過言ではない時期だった。
地元という言葉が意図するスコープを自治体に限定するならば、筆者は地元の高等学校に行かずに釜石市を選んだ。実質的に一人として知っている人間のいない学校を選んだ形である。
東京都などの大都市であれば、自分の
雨模様の土曜日、気仙沼市の喫茶店で穏やかな時間を過ごす-ぬま大学を添えて-
9月半ば、気仙沼市は雨に見舞われていた。先月半ばあたりから、週末になる度に雨に見舞われているように思えてならない。気仙沼市に限らず、多くの地方がそうでないかと思うが、雨が降った途端にやれることが少なくなってしまう。
だから週末が雨模様になると気持ちまで湿ってきてしまう。とはいえ、何もかもができなくなるわけでない。今回のnoteでは、雨模様の気仙沼市で土曜日を過ごしたときの話をしよう。
この日は
南三陸町:東日本大震災から13年、南三陸さんさん商店街・南三陸旧防災対策庁舎を見る
若さを失った年齢に至った今日この頃。人生で初めて普通車を所有するに至った。普通車に乗った経験はあるが、15年以上前の話である。おかげであたかも自動車免許を取り立ての初心者であるかのように恐る恐る運転する羽目になった。なお、その間およそ1時間程度である。
高々常用する自動車を軽自動車から普通自動車に変更しただけだが、今回経験した自身の運転感覚の調整は、極端な表現になるがアンラーニングの一つだと感じ
猛暑の夏、岩手県内の産直を巡る:紫波ふる里センター(乳神様)・ともちゃん
一ヶ月少し前の話をしよう。人生で初めて上部内視鏡検査をした日の帰りのことだ。
焼けるような日差しを受けながらの運転だったため、適度に休憩を入れる必要があった。車内の冷房をかけてもまるで冷えない日だったからだ。盛岡から沿岸へと向かう道中には幾らか道の駅や産直がある。
たとえば3年ほど前の記事で書いた青麻神社の近くにある「道の駅紫波フルーツパーク」。そして、この日訪れた「紫波ふる里センター」だ。
鶴亀食堂で朝食をとり、くるくる喫茶うつみで雨宿りする気仙沼市で過ごす常景
『いつか鶴亀の湯・鶴亀食堂に行こう』
数日前のnoteで書いた一言だが、実のところ以前からそう思っていた。しかしながら、行けていなかった。気仙沼市を訪れるのは、昼過ぎになるケースが多く、来訪時間と営業時間が合わなかったためである。
7時から13時という営業時間は、筆者にとって難しい時間帯なのだ。などと書くと、若干大袈裟になる。何せ気仙沼English Cafeは、9時から11時までで、その後訪
ニューオキライを訪れ、無人化した駅を再利用した珍しい事例を体感する
廃校した校舎の利活用は増えているが、無人化した駅舎の利活用は、まだまだ事例として多くない。駅舎は校舎に比べて建物の規模が小さく、校舎ほど多機能な施設でないためかもしれないし、校舎ほど人々の感情や感傷を掻き立てないからかもしれない。
無人化する駅は、利用者減による影響で無人化しているケースが多いだろうし、そうした駅の多くは地方のような自動車社会の世界に存在しているケースが多いだろう。だから学校のよ
気仙沼きくらげ園で百姓について考え、煙雲館庭園で歴史にふれる
国指定名勝・煙雲館庭園を見ようと、松崎尾崎防災公園を2ヶ月振りに訪れた。
煙雲館庭園には駐車スペースがあるが、初めて訪れることから駐車スペースがあると確信を持てず、確実に駐車可能と考えられた松崎尾崎防災公園を頼った形である。
煙雲館庭園までは、松崎尾崎防災公園から徒歩15分程度である。
途中、JR松岩駅(BRT駅)と片浜公園がある。こちらに駐車場はない。
須田生花店・気仙沼きくらげ園にて百
一人の住人がつくりあげた全国でも希有な紫陽花が彩る青色の世界と気仙沼市最古の寺社を歩く|赤坂公衆園、金仙山 圓光 寶鏡寺
空と森がまざり合った世界が広がっていた。目を疑うような光景とは、まさにこのことかもしれない。
一人の手で創り上げた”全国でも稀少”な1万株の紫陽花が群衆する赤坂公衆園咲き乱れる紫陽花に覆われた斜面は、まるでそこに空が広がっているかのように鮮やかな碧色に埋め尽くされていた。赤坂公衆園。ここに住む一人の住人が20年以上もの歳月をかけて創り出した奇跡のような場所である。
鮮やかな花々が目を楽しませる
アール・マルシェ展でアートに触れ、アンカーコーヒ内湾店・喫茶マンボで初夏の気仙沼のグルメを楽しむ休日|散策記
2024年6月9日、アジアカフェ&nihongo cafeが行われた日、気仙沼市の南町紫神社前商店街で、同市内の絵画教室による絵画展が行われていた。
アール・マルシェ展でアートを考える油絵と鉛筆画が多数展示されており、圧巻の景色が広がっていた。なお、制作者に配慮し、作品の写真は撮っていない。四角い部屋の壁に風景画や人物画が並べられ、色とりどりの世界が視界いっぱいを埋め尽くすような様子は、日々の生
カブで賑わう「すずめの戸締まり」の聖地・道の駅大谷海岸で海水浴シーズン前の雄大な空と海を満喫する|散策記
最後に大谷海岸を訪れたのは1年半以上以前である。映画「すずめの戸締まり」で道の駅大谷海岸が描写され、聖地めいた扱いでクローズアップされたのはその後で、つまり「すずめの戸締まり」で知られた道の駅大谷海岸を訪れたことはなかった。理由は特別ない。
理由を無理矢理ひねり出すのであれば、そもそも2年半程度前に本noteで記事にしていたこと、あとは岩手県側からは若干ながら遠いことだろうか。海水浴を趣味に持っ
ゴールデンウィーク最終日、家族連れで活気づく気仙沼市内をぶらつく|松崎尾崎防災公園、内湾エリア、南町〜八日町|散策記
2024年5月6日、最大10連休となったゴールデンウィークの最終日。何をして過ごそうか考えた結果、特別何を考えることもなくブラブラしようと答えを出し、気仙沼市へと車を走らせた。
さりとて走り出した車をどこかで停めないとならない。ただひたすら走り続けて帰宅するドライブは不可能でないが、そんなストイックなスポーツ染みた時間の過ごし方はしたくない。というわけで、今まで行ったことのなかった松崎尾崎防災公
みどりの日、Geminiの力を得たGoogleマップを頼りに夏油温泉に行き混浴文化について考えた|元湯夏油・入畑ダム・Cafe03|散策記
Googleマップのナビゲーションに導かれるままに車を走らせた結果、『本当にこんな山道の果てに温泉があるのか』と不安に駆られる羽目に陥ったのは、2023年5月4日のみどりの日だった。
あれから1年。みどりの日の恒例行事にするつもりは欠片もないが、せっかくのゴールデンウィークなので一度は遠出しようと思い、懲りずにGoogleマップのナビゲーションに導いてもらいながら、温泉を目指した。
決して整っ
碁石海岸観光まつり・THREE PEAKSポップアップイベントで岩手県大船渡市のゴールデンウィークを嗜む|散策記
五月晴れに彩られた2024年5月3日。目映い陽気の下、THREE PEAKSを訪れた。大船渡市にあるワイナリーである。
THREE PEAKS(スリーピークス)ポップアップイベントでおにぎりとビーガンスイーツを堪能するポップアップイベントとして、おにぎり・ヴィーガンスイーツ・コーヒーの販売が行われていると聞き、立ち寄った。おにぎりは、以前紹介したgrandmaのおにぎりである。
ゴールデンウィ