岩手&宮城散策ライター

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宮城県気仙沼市を中心に地方の景色や飲食店・カフェ、イベントの様子を伝えます。文学を中心に読書記録も発信しています。画像置き場:https://www.pinterest.jp/LocalTimesCreator/

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日頃より本noteをお読みくださり誠にありがとうございます。 本noteの活動は、皆様からのおひねりによって運営を支えられております。 本noteの活動をわずかでも良いと感じていただけましたら、ぜひこのページを購入し、100円のおひねりをいただけますと幸いです。 購入方法はこちらです。 いただいたおひねりは、本note活動の継続費用、また気仙沼市周辺の活性化のための活動に利用させていただきます。

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    • Cafe 蔵ssicと気仙沼English Cafeで過ごす宮城県気仙沼市の土曜日

      天気予報に描かれた雨模様とはかけ離れた晴天に見舞われた土曜日。気仙沼English Cafeに参加すべく気仙沼市を訪れた。 先週から、今月新たに気仙沼市を訪れたALTの方々が4-5人参加くださっており、また参加者も増えているため、以前にも増して賑やかになっている。本日は、防災がテーマであった。 しかし筆者の来訪が例によって開始から1時間程度経過後となっているため、フリートークからの参加となっている。例によってほとんど英会話らしい英会話を行えずにいるため、学習に割く時間を増

      • 地域密着で成長するジモティーのビジネスモデルと事業価値は?

        地域の情報流通領域は、現代の日本において提供困難な事業領域である。そうした提供困難な事業領域の第一線で活躍しているのが、東証グロース市場に上場している株式会社ジモティーだ。本noteでは株式会社ジモティーが行っている事業について紹介する。 地域をつなぐ情報プラットフォーム:「ジモティー」の未来を切り拓くビジョン株式会社ジモティーは、『地域社会の情報を可視化し、人と人をつなぐ』をビジョンに掲げ、地域密着型のクラシファイドサイト「ジモティー」を運営している。「ジモティー」は、地

        • 8月31日に気仙沼市で「八日町ぱちぱち夜市」を開催します|出店者募集中

          2024年8月31日の土曜日。八日町を会場に「八日町ぱちぱち夜市」が開催されます。青龍寺の地蔵尊まつりに合わせて行われる夜市となっており、昨年に続き第2回目の開催となります。 昨年は歩道を歩きながら出店を楽しむ形でした。今年は一部区域の道路を歩行者天国にするため、自動車の往来を気にせずに出店を楽しめます。ちょっとしたお祭り気分を感じられるでしょう。 第2回 八日町ぱちぱち夜市の概要 第2回 八日町ぱちぱち夜市の交通案内会場は、上の地図の太い青線部分となっており、地蔵尊ま

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          2024年・盛町灯ろう七夕まつり一日目:商店街が熱気で満ち溢れる時間を歩く

          人生で初めて盛町の七夕まつりを訪れた。これまで一度も訪れる経験を持たなかったのは、車移動中心の生活を送っているためである。 先日伝えたように、車社会がもたらす弊害は、我々の無意識を侵食しているため中々気付けない。人間は、一度当たり前だと認識した事象やその事象によって生じる言動を中々疑えない生き物だからだ。 『地域に住んでいる人々でも気付けていない魅力が地域には存在している』そんな話がよく交わされる。実際問題として魅力が存在しないケースが多々ある一方で、本当に住民でさえ気付

          2024年・盛町灯ろう七夕まつり一日目:商店街が熱気で満ち溢れる時間を歩く

          気仙沼みなとまつり2024の2日目!快晴と多彩な催しで熱気高まるお祭りに

          8月2日に梅雨明けを迎えた東北。2024年は平年より梅雨明けが遅かったとされるが、そもそも梅雨を感じさせる気候の訪れも遅かったように思う。何せ雨模様が続いたのは7月後半からだ。数日前まで、天候が悪ければ気温も低いと夏が鳴りを潜める状況であった。それが梅雨明け発表後間もなく一転した気候になり、驚きを禁じ得ない。 8月3日開始の気仙沼みなとまつりに合わせたかのような快晴は、澄み渡る青空とともに強烈な暑さをもたらしていた。それでも8月3日の気仙沼みなとまつりは、メインが夕方以降で

          気仙沼みなとまつり2024の2日目!快晴と多彩な催しで熱気高まるお祭りに

          海上自衛隊多用途支援艦「えんしゅう」・掃海艇「みやじま」の一般公開を楽しみ、気仙沼みなとまつりの始まりを感じる

          気仙沼市に海上自衛隊多用途支援艦「えんしゅう」・掃海艇「みやじま」が来港していると耳にし、気仙沼市朝日町を訪れた。朝日町を訪れたのは二度目である。 前回訪れたのは年明け。もう半年以上前だ。冬真っ只中という事もあり、とても寒かった記憶がある。それに対して本日は、夏真っ盛りである。暑いどころではなかった。数日前までの悪天候、冷夏のような気温からは打って変わり、歩くだけで息苦しくなるほどの暑さである。海からの風が、ひとときの清涼感を与えてくれるのだけが救いだった。 鶴亀食堂で5

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          自動運転では何一つ解決しない地方が抱える課題を深刻化させる”移動”の問題|気仙沼市を歩いて考える

          気仙沼市を散策し、記事を作り始めて早いもので3年が過ぎた。 以降、様々な地域を歩いては記事にした。また、昨年末からイベント等へ参加する機会も増やしており、その記録も残している。結果、気仙沼市に関する記事の数は50を超えた。もっともその多くが直近9ヶ月程度で作られたものである。 あちこちを歩き、あちこちに顔を出し、その記録を残す日々を送っているが、ある程度まとまった量になったため、この辺りでそうした日々によって得た気付きを記しておきたいと思い、キーボードを取った。いわゆる「

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          「うみとも展」「みしおね横丁5周年イベント」2つの企画を楽しむ気仙沼市での夏

          8月を前にして梅雨がやって来たかのように雨が降り続く。雨模様のお陰で、日々頭を悩ませ続けている猛暑の問題は鳴りを潜めているが、雨のせいで活動の選択肢を狭められているため、中々どうしてままならない。 「うみとも展」を通じて海と共に暮らす今、そして未来について考える|リアス・アーク美術館地方は休日を屋内で過ごせる施設の選択肢が極めて少ないと言われるが、気仙沼市も例外ではない。夏と言えばアウトドアのイメージがある一方で、昨今の夏は外出が生命の危険をもたらしかねない気温である。かと

          「うみとも展」「みしおね横丁5周年イベント」2つの企画を楽しむ気仙沼市での夏

          気仙沼市で温かな旅立ちに立ち会った二日間

          7月26日、7月27日は、この夏に気仙沼市から旅立つ方々に関連したイベントが行われた日だった。一つは、内湾エリアにあるスクエアシップを運営している気仙沼まち大学運営協議会の方が企画したたこ焼きを振る舞う会、もう一つは気仙沼English Cafeである。 スクエアシップでたこ焼きを振る舞う旅立ちの会7月26日、今夏に気仙沼市を旅立つ方が、スクエアシップでたこ焼きを振る舞う会を催した。具体的な詳細は省くが、簡潔に伝えれば昼頃から夜まで訪れた方々にたこ焼きを振る舞うという会であ

          気仙沼市で温かな旅立ちに立ち会った二日間

          鶴亀食堂で朝食をとり、くるくる喫茶うつみで雨宿りする気仙沼市で過ごす常景

          『いつか鶴亀の湯・鶴亀食堂に行こう』 数日前のnoteで書いた一言だが、実のところ以前からそう思っていた。しかしながら、行けていなかった。気仙沼市を訪れるのは、昼過ぎになるケースが多く、来訪時間と営業時間が合わなかったためである。 7時から13時という営業時間は、筆者にとって難しい時間帯なのだ。などと書くと、若干大袈裟になる。何せ気仙沼English Cafeは、9時から11時までで、その後訪れれば何の問題もないためだ。 今この記事を書きながら、そういえばそうだったと気

          鶴亀食堂で朝食をとり、くるくる喫茶うつみで雨宿りする気仙沼市で過ごす常景

          ニューオキライを訪れ、無人化した駅を再利用した珍しい事例を体感する

          廃校した校舎の利活用は増えているが、無人化した駅舎の利活用は、まだまだ事例として多くない。駅舎は校舎に比べて建物の規模が小さく、校舎ほど多機能な施設でないためかもしれないし、校舎ほど人々の感情や感傷を掻き立てないからかもしれない。 無人化する駅は、利用者減による影響で無人化しているケースが多いだろうし、そうした駅の多くは地方のような自動車社会の世界に存在しているケースが多いだろう。だから学校のような誰もが頻繁に利用した記憶のある建物に比べて愛着が薄い可能性はある。 岩手県

          ニューオキライを訪れ、無人化した駅を再利用した珍しい事例を体感する

          若手漁師を通じて気仙沼市の漁業と魚料理にふれたまちづくりカフェの夜

          先週に続いて気仙沼English Cafeを楽しんだ。寝苦しい日々が続く中、思うように眠れず、結果的に開始時間から1時間以上が過ぎたタイミングでの参加となった。フリートークタイムのみ参加した形だ。 フリートークタイムでは、大船渡市に関する話を中心に行った。主に大船渡市のカフェについてである。本noteでも以前取り上げたカフェを紹介した恰好だ。 大船渡市は、質の高いカフェが少なくない。一方で立地面に難のある場所で営業しているケースが多いため、紹介する際に場所を伝えにくいのが

          若手漁師を通じて気仙沼市の漁業と魚料理にふれたまちづくりカフェの夜

          気仙沼きくらげ園で百姓について考え、煙雲館庭園で歴史にふれる

          国指定名勝・煙雲館庭園を見ようと、松崎尾崎防災公園を2ヶ月振りに訪れた。 煙雲館庭園には駐車スペースがあるが、初めて訪れることから駐車スペースがあると確信を持てず、確実に駐車可能と考えられた松崎尾崎防災公園を頼った形である。 煙雲館庭園までは、松崎尾崎防災公園から徒歩15分程度である。 途中、JR松岩駅(BRT駅)と片浜公園がある。こちらに駐車場はない。 須田生花店・気仙沼きくらげ園にて百姓の生き方に示唆を得る松岩駅・片浜公園の前を通り、煙雲館庭園へと行く途中、大きな

          気仙沼きくらげ園で百姓について考え、煙雲館庭園で歴史にふれる

          善良な人間を求める社会の罪について、ロバート・L・スティーヴンソン「ジキルとハイド」を読んで考える

          涙を流したのはいつ以来だろうか。意図せず流した涙にそんなことを思った。それも束の間、悠長に物思いに耽っている場合ではないと思い直した。痛みらしき感覚と息苦しさでどうにかなってしまいそうな状況である。胸が張り裂けそう、という言葉はこの時のためにある言葉でないかと感じた。 だがどうすることもできない。なすすべがない。抜け出せない苦しさと書いて絶望と読むのだろう。人間とは何と無力なものか。神を信じない筆者もこの時ばかりは神に祈りたくなった。もっとも神に祈ったところで状況が改善する

          善良な人間を求める社会の罪について、ロバート・L・スティーヴンソン「ジキルとハイド」を読んで考える

          G'pal・Farewell Live、アジアカフェで海外の文化にふれる日曜日の気仙沼市を過ごす

          7月14日は、気仙沼市に海外から訪れた方々に関連したイベントが2種類あった。一つがALTとして訪れているAbby氏のFarewell Liveであり、もう一つがアジアカフェである。 G'palでのFarewell Liveで素晴らしい音楽の数々にふれる会場はみゆき英会話教室の敷地内にあるコミュニティスペースG'palである。会場を訪れると、観覧者用のスペースがほぼ埋まっていた。気仙沼English Cafeでお世話になっている方々も多く見られた。Abbyもまた、気仙沼Eng

          G'pal・Farewell Live、アジアカフェで海外の文化にふれる日曜日の気仙沼市を過ごす