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人生をアゲる「魂の映画」

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人生観を変えてくれた映画体験を綴ります。これまでの4,000本以上の映画鑑賞歴の中から、オススメの作品をご紹介します。
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記事一覧

映画【ノマドランド】 人生を俯瞰で見る一生に1回は観るべき映画

映画【ノマドランド】 人生を俯瞰で見る一生に1回は観るべき映画

「一人の時間を大切にしよう。そして、自分の人生を選択しよう…」

数年に1本、この作品だけは絶対に見なければならない、と直感する映画があります。3月26日から公開されている「ノマドランド」は、まさにそれにあたる一作。

2週間前に劇場で鑑賞し、記事にしたいと思っていたところで、アカデミー賞で作品賞含む3部門オスカー獲得のニュースが。オスカーを獲ったというのは置いておいたとしても、心の底から「素晴ら

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画を映す、それが映画 映画「恐怖の報酬」のスゴさ ※リレー企画「大改造劇的ビフォーアフター」参加記事

画を映す、それが映画 映画「恐怖の報酬」のスゴさ ※リレー企画「大改造劇的ビフォーアフター」参加記事

今回はnoter の髙岸さんからリレー企画のバトンが届きましたので、参加してみたいと思います。

この記事は兼業主夫パパさんの【大改造劇的ビフォーアフター】の企画で「過去に書いた記事を書き直してみましょう」という企画です。素敵な企画ですね。トライしてみます。

私がテコ入れするのは初めて映画について書いた記事です。8ヶ月前、noteを書き始めて3日目に書いた記事。当時はnoteの書き方も分からず、

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映画【TENET テネット】 超絶時間逆行体験!

映画【TENET テネット】 超絶時間逆行体験!

「素晴らしい!この時間表現はまったく新しいッ!」

昨日劇場公開された「TENET」。早速観てみました。結論から言うと、とんでもない映像体験の連続で「最高!」の一言です。

観た後も、各シーンの意味や、物理現象のメカニズムをアレコレ想像して楽しめます。

一回観ただけでは全てを味わい尽くすことがほぼ不可能な作品ですので、観る人を選ぶかもしれません。しかし、映像を観るだけでもこの映画が唯一無二で、新

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本日公開の「TENET」観てきました。
結論、「最高!」です。
さすがノーラン監督、期待を裏切りませんね。
テーマは「時間の逆行」。
タイトルも、巡行で読んでも逆行で読んでも「TEN」。TENの意味は観てのお楽しみ。
もう一度観て答え合わせがしたい。
やっぱり映画ってイイですね

情報は発信と受信を繰り返して広がる。 「口にする大切さ」を体感した日

情報は発信と受信を繰り返して広がる。 「口にする大切さ」を体感した日

「おお、まさかそんな繋がり方するとは」

今日、そんな不思議な体験をしました。

溜まっていた休みがあったので、今日は仕事をお休みしました。何をしようかと考えた結果、「ロードバイクの一日にしよう」とテーマを決めました。

午前中からロードバイクで出掛け、少し離れた街の映画館へ。観た映画は「弱虫ペダル」。

先週から公開されている高校生の自転車競技部を題材にした作品です。漫画原作で、最近アニメシリー

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映画「グーニーズ」 いつの時代も古びない冒険心

映画「グーニーズ」 いつの時代も古びない冒険心

「冒険の教科書的映画と言えばやっぱりコレ」

懐かしい作品を見直して、冒険ってイイなぁと改めて思いました。グーニーズは子供にとっては今見ても廃れてない冒険映画です。そして、大人にとっては、子供の頃を振り返って自分の成長を感じさせてくれる良作です。

この映画の良さを見てみましょう。

「グーニーズ」とは舞台は、カリフォルニアの北、オレゴン州の港町アストリア。主人公は「グーニーズ」と名乗る、落ちこぼ

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映画「世界最速のインディアン」夢の追い方と豊かに生きる哲学を学ぶ

映画「世界最速のインディアン」夢の追い方と豊かに生きる哲学を学ぶ

「あぁ、人生の答えを見せられた気がする…」

観終わった後の正直な感想です。「世界最速のインディアン」は実話をベースにした心温まるヒューマンドラマです。最近改めて観てその素晴らしさを再認識しました。

インディアンと言ってもアメリカ原住民のインディアンの話ではありません。インディアンとはバイクの名前。

「自分のバイクが世界最速だ」と豪語する一人のおじさんが夢に挑戦するロードムービーです。人生の教

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映画「ソウルサーファー」 人生の波の超え方を学ぶ

映画「ソウルサーファー」 人生の波の超え方を学ぶ

「波に乗るのか乗らないのか。選ぶのは自分。人生も同じ!」

この映画を観直して心に残った言葉です。「ソウルサーファー」はサメに片腕を奪われた少女がサーフィンを通じて成長していく、実話ベースの映画です。

困難に直面しているすべての人にお勧めしたい感動の一本です。その素晴らしさを見ていきましょう。

ソウルサーファーとはハワイで生まれ育ったベサニー・ハミルトンはサーファーの一家に育ち、プロを目指して

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映画「マッドマックス怒りのデスロード」第一人者の究極の仕事とは

映画「マッドマックス怒りのデスロード」第一人者の究極の仕事とは

「やっぱ第一人者は格が違うな…もう出来過ぎです…」

最近久しぶりに観直し、放心状態になりながら感じた感想がコレ。「マッドマックス怒りのデスロード」の驚愕の出来の良さを痛感しました。映画公開当時、2回劇場に足を運んだのを覚えています。

アクション映画に求める全てが、過剰なレベルで盛り込まれている究極のハイテンションアクション映画。

この映画の素晴らしさを改めて整理したいと思います。

「マッド

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【映画】365日のシンプルライフ 人生における「モノの価値」について考える

【映画】365日のシンプルライフ 人生における「モノの価値」について考える

自分の人生に本当に必要なモノとは何か?

そんな問いに真正面から向き合うドキュメンタリー映画が「365日のシンプルライフ」。モノであふれている現代において、物質的な価値とは何なのかを検証する実験的な作品です。

日本でもミニマリストという言葉は広く知られるようになりました。「フランス人は10着しか服を持たない」という書籍は女性を中心に人気が高まりシリーズ化。エコの視点も加わり、シェアリングエコノミ

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映画「パーフェクトワールド」 自分にとって「完璧な世界」の意味を考える

映画「パーフェクトワールド」 自分にとって「完璧な世界」の意味を考える

「おおぉ...。今観ても良い映画。いや、今観るとまた良さがある映画。」

そんな感想を持った映画が「パーフェクトワールド」。最近見直して、学ぶところが多い映画だと感じました。

タイトルに込められた意味もなかなか深いです。この作品の素晴らしさについて、整理したいと思います。

映画「パーフェクト ワールド」とは1963年アメリカ合衆国テキサス州。刑務所から二人の男が脱獄した。テリーとブッチ。逃走途

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映画「007スカイフォール」アートを味わう極上の作品

映画「007スカイフォール」アートを味わう極上の作品

「これ以上のスパイ映画もう出来ないかも」

これが率直な感想でした。『007 スカイフォール』は、2012年に公開されたイギリス・アメリカ合作のスパイアクション映画。007シリーズの23作目。ダニエル・クレイグのボンド作品としては第3作目。最近改めて見直して、完成度の高さに「やっぱり素晴らしい」の一言に尽きます。

まだ観ていない人は、一度は観て欲しい作品です。数あるアクション映画の中でアートとし

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映画「アップグレード」から考えるカラダの未来

映画「アップグレード」から考えるカラダの未来

「おおぉ、無名ながら傑作!!でも未来のカラダはどこまで進化するんだろう・・・?」

この作品を観終わった時の純粋な感想です。映画「アップグレード」は2019年公開のSFサスペンスアクション映画。低予算で作られた映画ながらも、張り巡らした伏線を回収する緻密な脚本、リアルな近未来を表現した映像美、アイデア満載のカメラワークなど見所満載の一本です。

この映画は純粋にSF映画として楽しめるだけでなく

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映画「トランセンデンス」 未知なものへの向き合い方を学ぶ

映画「トランセンデンス」 未知なものへの向き合い方を学ぶ

死んだ人間の知能をコンピュータにアップロードできたとしたら…?

そんな近い将来起こるかも知れない未来を題材にしたSFサスペンス映画が『トランセンデンス』。
エンターテイメントでありながら、近い将来、科学技術が高度に発展した世界で起こり得る問題に警鐘を鳴らすエンタメに収まらない深さのある映画。2014年の映画なので6年も前の映画ですが、改めて今観る価値のある一本です。

果たして我々の未来

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