底知れぬ悪意を描く社会派ホラー『黒い家』貴志祐介

『黒い家』が何を示すのか。この本は、どういったホラーなのか。考え、考え読んでいた。そして、背筋がすうっと冷たくなる恐怖感を味わった。これは、社会派ホラーとも言えるのか。ホラー小説という分野は手を出してこなかった。映画『リング』を見ただけで、もうあの貞子がテレビから出てくる瞬間の恐怖は忘れられない。文字にしてイメージしてしまったら植え付けられそうで。ただ、この本は、何も超常的な現象は起きない。だから

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http://tukaeruhukusi.net/2020/01/22/介護職員のコラム-呪縛施設-未完/
短編集のホラー小説になります。一話完結になってます。施設や介護を題材にしてます。
‪読者コメント頂けると嬉しいです
#カクヨム #ブログ #ホラー #介護

おめめさん

目を閉じると、暗い部屋の中にわたしはいる。
六畳にも満たない部屋の壁面に、茶色いカーテンがかけられている。

知らない部屋の、知らない壁。
じめじめとした湿気と、紫色の目に見えないものたち。きっと何かの思念霊だろう。
薄気味悪いし、早く立ち去りたいけど、ふとカーテンの隙間から伸びる白いものに目がいく。

白い延長コードが、カーテンの隙間から垂れているのだ。
コンセントがあるわけでもなし、そんなとこ

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黒猫魔術店の魔女蜜猫です!スキありがとう!ゆっくりしていってね!
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(ああ、またこの人か)

フォローされたばかりのその人のアイコン画像をタップし、プロフィール画面へ行く。ブロックボタンを押し、ブロック解除する。毎回そうしてフォローを外し続けた人がいた。

見たときにストレスを感じるタイプの画像がある。具体的にどんな、とは書かないけれど、誰にでもそういうものがあるだろうから、あなたが見たくないものの画像を想像しながら読んでほしい。

私はその人のアイコン画像を直視

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ありがとうございます!よく食べてよく寝ると疲れが取れます!
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カオスな館で占ってもらった結果…。

ヘッダー画像がおどろおどろしいんですけど、決して心霊写真ではないので、ご安心下さいね…。

話は4年前に遡る。
当時、同じ会社に勤めていた友人から
『読谷に変わった占いカフェがあるんだよね〜。下品極まりない空間なんだけど、またたびは絶対好きそうだよ!』
と言われたことがきっかけだった。
もちろん、物好きの私はすぐにカオスな館に連れて行ってもらった。

カオスな占いの館へ…

古そうな建物の2階にあ

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中吉→前進あるのみ!
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ものがたり屋 弐 トンネル 3/3

うっかり閉め忘れた襖の影、街灯の届かないひっそりとした暗がり、朽ちかけている家の裏庭、築地塀に空いた穴の奥。

 気づかなかった身のまわりにある、隙間のような闇に、もしかしたらなにかが潜んでいるかもしれない……。

トンネル 完結編
 友加里の金切り声が車中に響いた。
 まさかと思いながら麻美はフロントガラス越しに前を見た。
「友加里、なにも見えないわ」
 麻美は友加里の腕を掴むと、振り向かせて言

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毎朝新聞 2022年5月26日午後3時25分

26日午前11時15分ごろ、宮崎県●●町●●の住宅で「家族を刺した」と110番通報があった。県警によると、この家に住む無職の祖父(92)、祖母(88)、中学生の長男と小学生の次男が室内で死亡していた。県警は通報をした無職の母親(39)が無理心中を図った可能性があるとみて、殺人容疑も視野に任意で事情を聴いている。
また、一部の遺体には動物に噛まれたような跡があり、県警は事件との関連性を調べている。

すてきなガチャ

ゲイの世界に本格的に足を踏み入れて数年、様々な経験を通して俺は一つの結論にたどり着いた。

 この世界は、超超超超外見至上主義社会だ。

 見た目が良ければもうそれで最強。言うことなし。何をやっても何を言っても許される無敵の存在になる。ノンケの世界もある程度はそうかもしれないが、ゲイの世界はもっと露骨だ。見た目の良いゲイたちはアイドルのようにもてはやされ、ブスは話しかけられもしない。集合写真を撮ろ

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結局人間が一番怖いよねって話

今日もいつもの如く動画を見ながらちまちまと作業をしたり本を読んだり。ジョジョピタのイベント表は無事にクリアしました。めでてえ。

以前『恐怖の構造』という本を読んだ。今更だがこの本、映画化された『Diner』とか『サイコパス解剖学』の平山さんだったんだ。ホラー作家だったんだこの先生。

この本には「人生が充実している人は、その人生が揺らぐのが怖いから、恐怖を恐れる」「人生を楽しめていない人は、恐れ

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有難き幸せ(*ˊ꒳ˋ*)
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二刀を巡る黙示録13         ──断ち切る鎖編(6)──

~前回までのあらすじ~                       

 かのむかし伝染病が流行ったという廃墟、「モルブス」にやって来たリョウ、ロザンナ、スザンナ、ドロシーの四人は、手分けして廃墟を探索することとなった。 

 リョウとペアになって探索していたロザンナだったが、正体不明の敵に襲われリョウと離れ離れになってしまう。そんな彼の目の前に現れたのは、正体不明のバケモノだった。

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