ふみ

言葉とものの成り立ちと書くことが大好き。 今日のこと、昨日のこと、あの日のこと。 思い…

ふみ

言葉とものの成り立ちと書くことが大好き。 今日のこと、昨日のこと、あの日のこと。 思い出せるうちに、そのとき感じたありのままを書き留めておこう。

記事一覧

騙されたと思って神になってみて?

その劣等感、わたしが人間社会に暮らす人間だからじゃない? いままでの記事で、価値観や劣等感、自分軸についてかなりねちっこく書いて来たのだけれど、そもそもそう言う…

ふみ
4年前
16

欲に負ける

 26歳の誕生日に人生で初めてピアスを開けた。  26と言う何とも微妙な数字からもわかる通り、何かの記念と言う訳でも、ましてや失恋した訳でもない。ピアスを開けよ…

ふみ
4年前
6

アコギ練習譚 その① 出会い編

 とあるラジオ配信アプリをキッカケにアコギを始めて昨日で丸3か月。高校のとき室内楽部に所属していたのだけれど、卒業してからはすっかりご無沙汰だった。何かしら楽器…

ふみ
4年前
2

モノを売る土台

 先日、LINEスタンプ「トナカイのナイーブくん」をリリースしました。 (これです→https://store.line.me/stickershop/product/11412614)  売れていません。ぜんぜん。…

ふみ
4年前
2

80億通りの価値観

「申し訳なさ」とは24時間365日いっしょ  世の中「おとなになったら経済的に自立していて当たり前」と言う価値観が根強い。その社会の常識にあんまり当てはまらない…

ふみ
4年前
11

【LINEスタンプ】トナカイのナイーブくん【リリースしました】

 わーい!LINEスタンプを無事にリリースできました!  【LINEスタンプURL】https://line.me/S/sticker/11412614  覚えたてのPhotoshopをいじくりまわし......うんとこ…

ふみ
4年前
2

10年前は「当たり前じゃなかった」こと

 最近、びっくりさせられることがたくさんある。10年前は芽が出たばかりで、世間にあまり受け入れられていなかったものが主流になっている。  わたしがいま、この記事…

ふみ
4年前
6

水辺の水仙俯くは、

水仙をテーマに、ロゴを作ってみました。 みなもに映った自分の姿に心を囚われたナルキッソスを思わせる構図にしました。 うちのお庭の水仙、今年は花をひとつも咲かせま…

ふみ
4年前
3

動くひとは、自分の理想を叶えられるひと。

 テレビに海外の美しい景色が映っており、あなたはそれを見て「わたしもいつか行ってみたいなあ」と思ったとする。あなたはほんとうにその場所に行くか?  行動を起こさ…

ふみ
4年前
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どこか道の片隅で

ふみ
4年前
2

ずる賢さ/効率のよさ

 ズルをして楽をすること。機能を駆使して効率的に物事を処理し、楽をすること。このふたつの違いについて考えさせられることがあった。  わたしはいま、photoshopでライ…

ふみ
4年前
7

1日の最後に

ふみ
4年前
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涙に視界が滲むので、

ふみ
4年前
3

最新話の更新をいつも楽しみにしているユーザーオリジナル作品の商業化。頁が擦り切れ、後世に継がれ、手放す事を惜しまれる──そう言う、読者に愛されるひとつの物語では無く、酒や煙草みたく人間の娯楽としての消費物になってしまう気がして。自分の愛する物語が一時の慰みにされるのは淋しい。

ふみ
4年前
2

春雪

ふみ
4年前
2

体のオトナ≠精神のオトナ

 18歳のとき、うつ病になった。高校3年生の夏休み明けだった。  同じ年の秋、職員室の隣の会議室で、担任から私の病状について2時間ほど尋問され、恐くて学校に行け…

ふみ
4年前
7

騙されたと思って神になってみて?

その劣等感、わたしが人間社会に暮らす人間だからじゃない? いままでの記事で、価値観や劣等感、自分軸についてかなりねちっこく書いて来たのだけれど、そもそもそう言うことで悩むのってわたしが〈人間社会に暮らす、人間の視点で生きている生物〉だからではないか? と思い当たったので忘れないうちに書き留めておく。
 人間だから人間社会に暮らしているのは当たり前だし、人間だから人間の視点しか持ち合わせていないのも

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欲に負ける

欲に負ける

 26歳の誕生日に人生で初めてピアスを開けた。
 26と言う何とも微妙な数字からもわかる通り、何かの記念と言う訳でも、ましてや失恋した訳でもない。ピアスを開けようと思ったときたまたま誕生日が近かったので、自分へのプレゼントと言う態を取ってみただけだ。自分の誕生日にわざわざ病院へ行ってお金を払って怪我をして来るなんて、とんでもなく酔狂なことをしたと思う。

 わたしは真紅色が大好きなのだけれど、どの

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アコギ練習譚 その① 出会い編

アコギ練習譚 その① 出会い編

 とあるラジオ配信アプリをキッカケにアコギを始めて昨日で丸3か月。高校のとき室内楽部に所属していたのだけれど、卒業してからはすっかりご無沙汰だった。何かしら楽器をやりたいと言う漠然とした思いを常に抱えてはいたものの、実行に移すことなく何年も経過してしまっていた。
 アコギに出会った当初は、配信主さんの弾き語りを聴いているだけで満足だった。けれど次第に、自分の歌いたいときに歌いたい曲を歌える自由さと

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モノを売る土台

モノを売る土台

 先日、LINEスタンプ「トナカイのナイーブくん」をリリースしました。
(これです→https://store.line.me/stickershop/product/11412614
 売れていません。ぜんぜん。......。むふふ。おもしろい。
 とても正直に言うと、ちょっとへこんでます。でも、何をするにも最初はこんなもんでしょ?

 アニメや漫画の公式スタンプやYoutuberさんのオリジ

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80億通りの価値観

「申し訳なさ」とは24時間365日いっしょ
 世の中「おとなになったら経済的に自立していて当たり前」と言う価値観が根強い。その社会の常識にあんまり当てはまらないわたしは、ごはんを食べるときも、外に出かけるときも、お風呂に入るときも、寝付くときも、何とも言い表せない申し訳なさを抱えている。作業をしているときも、「はやく実になれ、はやく実になれ」と念じている。そんな簡単にお金になるのなら、もうみんなこ

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10年前は「当たり前じゃなかった」こと

10年前は「当たり前じゃなかった」こと

 最近、びっくりさせられることがたくさんある。10年前は芽が出たばかりで、世間にあまり受け入れられていなかったものが主流になっている。
 わたしがいま、この記事を書いているnoteもそうだ。pixivやカクヨム、小説家になろうなど、一般人でも気軽に自分の作品を世に発表できるようになった。

 10年前、Youtuberはいなかった。
 いまは、女優も俳優もお笑い芸人も歌手もYoutuberをやって

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水辺の水仙俯くは、

水辺の水仙俯くは、



水仙をテーマに、ロゴを作ってみました。
みなもに映った自分の姿に心を囚われたナルキッソスを思わせる構図にしました。
うちのお庭の水仙、今年は花をひとつも咲かせませんでした。また来年、元気に咲いてくれたらとても嬉しいな。

動くひとは、自分の理想を叶えられるひと。

動くひとは、自分の理想を叶えられるひと。

 テレビに海外の美しい景色が映っており、あなたはそれを見て「わたしもいつか行ってみたいなあ」と思ったとする。あなたはほんとうにその場所に行くか?
 行動を起こさないひとが大半だと思う。死ぬまでにどうしても行ってみたいかと聞かれたらどちらかと言えばNOだし、なんとなく心にそう浮かんだだけかもしれない。どちらかと言えばYES——つまり行ってみたいけれど、それはいまじゃなくてもいいと思ったひとに問いたい

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ずる賢さ/効率のよさ

 ズルをして楽をすること。機能を駆使して効率的に物事を処理し、楽をすること。このふたつの違いについて考えさせられることがあった。
 わたしはいま、photoshopでラインスタンプを作成している。ペンタブレットを持っていないので、下地となるイラストを作成するだけでも多くの段階を踏まなければいけない。まず、コピー用紙にイラストを描く。次に、それをスキャンしてパソコンに取り込む。photoshopの切

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最新話の更新をいつも楽しみにしているユーザーオリジナル作品の商業化。頁が擦り切れ、後世に継がれ、手放す事を惜しまれる──そう言う、読者に愛されるひとつの物語では無く、酒や煙草みたく人間の娯楽としての消費物になってしまう気がして。自分の愛する物語が一時の慰みにされるのは淋しい。

体のオトナ≠精神のオトナ

体のオトナ≠精神のオトナ

 18歳のとき、うつ病になった。高校3年生の夏休み明けだった。
 同じ年の秋、職員室の隣の会議室で、担任から私の病状について2時間ほど尋問され、恐くて学校に行けなくなった。自室の真ん中に置いてあるテーブルの下に潜り込んで、朝から晩まで泣いていた。楽しみにしていた卒業式にも出席できなかった。最寄りの駅の、高校方面――下りホームにさえ立てなくなった。
 両親が学校に抗議をするために出かけて行ったとき、

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