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「目を休めて、耳で聴く」音声記事はこちらです

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記事を読み上げたものを、音声にしました。移動中や、作業中、療養中(入院中)の方にも。最近視力が落ちてきた。動画を観すぎたから目を休めたい。産後は目を使うと回復が遅れるし、老眼でも… もっと読む
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2020年1月の記事一覧

複雑な時代には「センス」が競争力の源泉になる。なぜなら、いつの時代も人は、関心を寄せ、意味を解釈するために存在するからだ。先入観を捨てて、物事を相対的・文化的にとらえる。そんなセンスメイキングを続ければ、「どこに注目すべきか」がわかるようになり、本当に重要なものを見極める力が身につくのだ。

小回りの利かない車でUターンする方法は、「交差点を広々使う」というものです。車線でやろうとするから、切り返すはめになる。長いトラックだって、交差点の奥まで進んでからUターンすれば、切り返しなしで完了できるのです。Uターンは、驚くほど規制は何もありません。これで運転がラクになりますよ。

人生だって「終わりよければすべてよし」。いつ人生が終わってもその日がピーク!そんな人生こそが、幸せな人生。自分の足で立ち、ゆるやかにつながり、創造し続けること。「足るを知る」幸せの自給自足のカギは、創造性にある。アートに触れ、感性を磨けば、他人から何か言われても、竹のようにしなることができる。90代にピークをもっていく人生のために、私たちに今からできることは、創造性を保つことなのです。

徒然草を書いた吉田兼好はどんな人だったのか。孤独で悲観的。教養と表現力ゆえに、自分の文章に追い詰められる。そんな兼好が、ふと思い出したエピソードを書き付けた途端、脱力とユーモアが生まれ、「人生の達人」となった。晩年は、自分の文章が「自己模倣」になることを嫌い、書くことをやめた。「兼好ってどんな人?」その問いを、私の人生の今の時点で完結させてくれたこの本に、感謝しています。

資金がなくたって、弱者だって、「いつまでもこのままでいる気はない」という気持ちがあれば、誇りは持てる。ワクワク感と、コスト削減、二兎を追う。最初に考え抜いて、決めて、理由を明記しておけば、注力できるのです。トヨタから提携の話が来るに至った、マツダの逆転劇をご紹介します。

強い近視が判明したわが子。その日から、「30分に1回は、3メートル以上遠くを見る」という生活が始まりました。1年経った頃、親である私の視力にも変化が。運転免許のめがね条件が外れたのです。子どもも、矯正視力が1.2と1.5まで回復。視力とは、「ピント」なのです。何でも近くに迫ってくる世の中で、「遠くを見る」ことは、視力回復のためにますます重要になるでしょう。

「この服に合うバッグがない…。」そう思ったら。バッグを買い足さずに、その服ごと手放してみてください。それほど必要な服ではなかったことに気づくはずです。思い込みで買い足していったら、後が大変。習慣や嗜好品も同じです。「これが無いと生きていけない!」と思うものほど、あっさり辞められたりします。ありえないことが起こるのが、人生の面白いところなのです。

安定した仕事や、資格を手に入れたいと思っても…。当の資格を持っている人は、「何か新しいことを始めたい」と悩んでいることもあります。思うような成果が上がっていなくても、思い切って新しいことを始めたあなたを、「うらやましい」と思っている人は、大勢いるのです。そのことが見えなくなってしまっては、心の平穏は訪れません。「絶対にここまで到達したい」と執着しながら成功することは、ほとんど不可能なのです。

毎朝顔を合わせるのに、あいさつをしてくれないお母さんたち。それでもこちらからあいさつをしていましたが、今は無理矢理あいさつを投げかけないようにしています。時代の変動期には、「正しい」ことをされると、イヤな気持ちになるものだからです。悪い人になる必要はありません。「正しい」行いを、意識的に減らすのです。そうやって少しずつリスクを負うことが、近い将来の大きな災いを、防いでくれるのです。

誰かに、嫉妬心や劣等感を抱きそうになったら。あっさり認めて、尊敬してしまうのが一番。それをしやすくするポイントは、「その人の背景のわからない部分は果てしなく広い」ことに目を向けることです。慕われて、輝いているように見える人でも、断れなくて困っていたり、犠牲にしているものが大きかったりするのかもしれません。嫉妬心や劣等感が、自然と消えていきますよ。

特別扱いはしてもらえなくてもいい。ただ、きちんと扱ってもらいたい。誰でも、そう思います。そのためには、季節を先取りした服装で行く。そして、お店に情報や価値を提供する。試着して、試着室の外に出て行くだけで、買わなくても、お店の売り上げに貢献することもあります。お金をかけずに、「大事なお客様」と思ってもらうことも、決して不可能ではないのです。