吉田兼好

「徒然草」第82段を現代語訳・原文・英語訳で読み比べる。

「徒然草」第82段を現代語訳・原文・英語訳で読み比べる。

今回の記事は、兼好法師の「徒然草」。 以前、NHKで「白熱教室」という番組があった。サンデル教授の授業が話題になったから、覚えていらっしゃる方も多いと思う。 そのシリーズの中で、「素数の音楽」(新潮文庫)の著者として知られる、数学者のデュ・ソートイ先生が出演されたことがあった。その中で、ソートイ先生が日本の黒川先生から教えてもらったと古典として語ったのが、「徒然草」第82段であった。 今回の記事では、その第82段の後半部分を紹介する。あえて前半を省略した理由は、記事を読

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家のつくりやうは夏をむねとすべし

家のつくりやうは夏をむねとすべし

いつの間にか秋本番で、喉元過ぎれば猛暑を忘れている。 徒然草をバイブルとしている田舎者の私は、兼好の生き方に刮目する。 家のつくりやうは、夏をむねとすべし。冬はいかなる所にも住まる。暑きころわろき住居(すまひ)は堪へがたきことなり。深き水は涼しげなし、淺くて流れたる、はるかに涼し。こまかなるものを見るに、遣戸は蔀の間よりもあかし。天井の高きは、冬寒く、灯(ともしび)くらし。造作は、用なき所をつくりたる、見るもおもしろく、よろづの用にも立ちてよしとぞ、人のさだめあひ侍りし。

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金曜日の昼下がりの心はそわそわと宇宙に飛んでゆく。

金曜日の昼下がりの心はそわそわと宇宙に飛んでゆく。

雲ひとつない 青空が広がっている。 真っ直ぐに伸びる銀杏の木。 黄金色の葉がひらりと落ちる。 窓から吹き込む柔らかな風が 私をそわそわと 外の世界へと誘う。 こんな日に山道をドライブしたら、気分爽快だろう。窓を開けて、涼やかな風を受け止める。秋の香りを感じながら、車を走らせるのだ。 木々はドラマチックに葉を装つて、秋の遠足気分を盛り上げる。 胸の高鳴りは最高潮。 心は宇宙にふわふわ飛んでいく。 しかし 現実は 職場をパタパタと駆け回っている。目まぐるしい1週間。

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茶会千夜一夜 「丹波の狛犬(徒然草より)」
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茶会千夜一夜 「丹波の狛犬(徒然草より)」

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【目印を見つけるノート】537. 遮るものも彩りなのですね
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【目印を見つけるノート】537. 遮るものも彩りなのですね

少し天気が崩れましたね。 昨日の月、このような感じでした。雲と一緒でいい感じです。月だけだと煌々とはしていますが、少しさびしくもあります。 うろ覚えの暗唱をしてみたりします。 〈花はさかりに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨にむかひて月を恋ひ、垂れこめて春のゆくえ知らぬもなほあはれに情深し。咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ見所多けれ〉 (吉田兼好『徒然草』、うろ覚えですのであしからず) 同感です。この方と話してみたいなと思ったりする、『赤毛のアン』的想像家です。兼

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『徒然草』 – 日めくり文庫本【9月】

『徒然草』 – 日めくり文庫本【9月】

【9月22日】 花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行衛知らぬも、なほ、あはれに情深し。咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ。歌の詞書にも、「花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ」とも、「障る事ありてまからで」なども書けるは、「花を見て」と言へるに劣れる事かは。花の散り、月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊にかたくななる人ぞ、「この枝、かの枝散りにけり。今は見所なし」などは言ふめる。  万の事も、始め・終りこそ

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ワクチンと公共性(1)(2021)

ワクチンと公共性(1)(2021)

ワクチンと公共性 Saven Satow Aug. 15, 2021 「偉大な人々は目標を持ち、そうでない人にとは願望を持つ」。 ルイ・パスツール 1 衣食住薬  つれづれなるままに、日暮らし、硯にむかひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。  パンデミックによる巣ごもり生活のため、吉田兼好による『徒然草』のこの序を実感した人も少なくないだろう。「つれづれなるままに、日暮らし、スマホにむかひて、心にうつりゆくよしな

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枕ビール (MAKURA-NO-BĪRU)

枕ビール (MAKURA-NO-BĪRU)

この曲の補足として、春はあけぼのもいいけど、まあ、そこは、とりあえずビール。夏は夜、というか、暑いから、熱中症対策で、ノンアル。秋は夕暮れより、さんまに大根おろしでビール、いいね!来る!結構来る!来た!。冬はつとめてっつーか、やっぱり、鍋とビールっしょ!さらに、この曲の補足として、日本の昔の文学というか、古典の随筆に、吉田兼好の徒然草とか、清少納言の枕草子とか、ほかいろいろあって、徒然草の草や、枕草子の草子は、昔の日本語の意味で、綴じた本とか、ノートとか、メモ帳とか、メモ用紙とかの意味があって、枕草子の枕の意味は、諸説いろいろあって、メジャーなとこだと、本を枕がわりにしていたから、というのがあるけど、ほかにも、枕元に、メモ用紙を置いていて、寝る時とか、寝てる時、ふと思ったことを書くためとか、ほかにも、いろいろあるけど、私は、のんべえでは、ないけど、のんべえが、ビールを枕がわりにして、寝ているイメージとか、枕元にビールが転がっているイメージが、ふと、浮かんで、今回は、そのイメージをもとに、曲を作って、前回作った、徒然草ならぬ、徒然音は、和テイスト的な感じで、作ったけど、今回の曲も和テイスト的な感じに出来たけど、ためしてガッテンでもやっていたけど、くれぐれも、飲みすぎには、気をつけて下さい。ガッテン! マガジンに全曲配信中 YouTubeにも配信中 レコードノイズは1人で活動をしています 作曲 編曲 演奏 録音 編集 配信 etc…すべて1人でやっています

自称京都好きの語る吉田

自称京都好きの語る吉田

明石で生まれ、神戸・塩屋で育ったその次は、大学進学で京都・吉田へ。 ついに親元を離れて一人暮らしを始めたのだ。 明石、塩屋との位置関係はこの地図のとおり。 神戸と京都はJRでも阪急でも直通しているので、通えないことはない。 でも親からは当然のように一人暮らしするよう言われていたし、兄も同じ大学でそうしたので、何の迷いもなく一人暮らしを始めた。 部屋を借りた吉田は、塀を乗り越えたら数分で大学構内に入れる地で、実際、通う時には塀を乗り越え、生け垣をくぐった。 3回生の実験は

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徒然音 (TSUREDZUREOTO)

徒然音 (TSUREDZUREOTO)

この曲の補足として、つれづれなるままに、日暮らし、楽器とデジタルデバイスに向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく曲をつくれば、あやしうこそものぐるほしけれっつー感じのノリ方面 マガジンに全曲配信中 YouTubeにも配信中 レコードノイズは1人で活動をしています 作曲 編曲 演奏 録音 編集 配信 etc…すべて1人でやっています