見上げればいつも四角い青空#11 「洋の東西を臨み、サバサンドを食す」を想像してみる
我が家のすぐ近くにあるケバブサンド屋さんが、郊外に移転することとなった。土曜日の朝、ベッドから起きたときに思い浮かぶと、うちのおくさまにわがままを言い、連れだって朝ご飯を食べにいったものだ。
ピタパンにたくさんの野菜とこれでもかというほどの肉が詰められたケバブサンドを頬張ると、異国の香りが鼻から抜ける。聞けば、スタッフはみなトルコの方々で、東京に居ながらにして異国を感じられる場所だった。
トルコ、その中でもイスタンブールは、ずっと行ってみたいと願い、まだ観ぬ地だ。古代から