明鹿人丸の世界
隠秘学シリーズは、作家:明鹿人丸が25年ほど前に、雑誌X-ZONE(ディアゴスティーニ社刊)に出稿した原稿です。各話に附した「よもやま」を纏めて、マガジンにしました。
隠秘学シリーズとは、四半世紀前、 雑誌X-ZONE(ディアゴスティーニ社刊)に、 明鹿人丸が出稿した原稿を纏めたものです。 その各話に、 アムルタートの附した「よもやま」を、 マガジンとして、纏めました。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! ピルトダウン事件 イギリスで起こった、化石人骨の偽造事件に、 ピルトダウン事件というのが、ありましてね。 このピルトダウン事件の真相に関しても、 諸説あるのですが。 人丸先生は、本作品では ・捏造系 からの解説ではなく ・コナン=ドイル関与説 を採っておられます。 遺物捏造系 このピルトダウンに限らず ・遺跡 ・人骨 等々の「遺物捏造」事件は
■イギリス、サセックス、クロウバラ。町の中心部に1991年に建てられたコナン・ドイルの銅像がある。その銅像を横に見ながらゼロが通りの一本へと入っていく。すぐ背後から声を掛けられる。 ミルトン神父(65)聖職者専用のローマンカラーを着ている。白髪で、がっしりとした体格、小柄な人物。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! ダンテの神曲を巡る作品です。 それで、ですね・・・ ①連続ギブアップ!? 同じ翡6に収録の『最後の晩餐』では、 「ダヴィンチの最後の晩餐は、神に至る設計図」という、 人丸先生の論考に、 私、ギブアップしたわけなんですが↓ ダンテの神曲を巡る本作品では、 「神曲にはダンテの暗号が隠されている」 として、物語が展開して行きます。 2連続でギブア
■イギリス、ロンドン某所。「カリタス財団(架空)中世文明協会」内部の会議室。五十人ほどの知的な相貌をした男たちに見守られながら、ヘンリー・ピアスン(47)が発表をしている。 ピアスンは額がせり出していて広いが、鼻から下が小作りで顎の発達していない、小柄な男。会議室の入り口の脇にピアスンの助手のデイビッド・ライアンズ(34)が立って見ている。ライアンズは猫背で痩せ気味、眼鏡を掛けた男。ピアスンは手元にあるスイッチを切り替える。背後にプロジクターが魔方陣を描き出す。
■イタリア、フィレンツェ。とあるビルのオフィスに数人の中東系の男が押し入ってくる。先頭に彼らのリーダー、イラン人アフマド・シャリーアティー(34)。 アフマドは髭をたくわえた長身痩躯(そうく)の男。受付を無視して、通路を進み、理事長室のドアを開ける。中に執務中の理事長(51)がいる。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! 本作品は、 ・レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は ・「神人合一」を目指した ・『神に至る設計図』 というのを、 話の骨子として展開して行くのですが。 「最後の晩餐」に、 いろんな説や解釈があるということぐらいは、 私も知っては、いますが。 大変、申し訳ないんですが・・・ 私、西洋絵画詳しくなくて。 ピュタゴラス派の神聖数学を根拠として
■アメリカ、ニューヨークの某オフィスビル。輸入会社CEOの執務室。ドアの前でゼロが待っていると、泣きながらハンカチで目元を押さえながら、口元が笑っている男が執務室のドアから出ていく。入れ替わりに中へ入るゼロ。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! そもそも論として、 人丸先生の翡シリーズは! 元々が「複雑な経緯で成立した」原稿らしく。 私も確認出来ていない、 <元>資料が多々あるんです。 今回の「書」を巡る話は、その最たるもので。 「徒然草の吉田兼好による自筆原本」が発見されたという体で、 話が進んでおります。 しかしながら・歴史的事実として ・吉田兼好の手になる徒然草自筆原稿は、 ・発
■日本、東京。某放送局の制作室。プロデューサー高梨明彦(51)が自分の机で電話を受けている。高梨、ノーネクタイのスーツ姿。細面で鼻が細く、口ひげを生やしている。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! 記事の中身的には、 ・冷戦期の米ソ対立中に ・機密扱いの特別計画として ・超能力実験が行われていた とする、 比較的よく見る言説を取り上げたもので、 さほど目新しい感じはしません。 翔泳社から、 詳細な書籍も出版されております。 それより何より、 本原稿で、 「おおっ!!!!」と思ったのは、 本文中の下記の1文です。 エフェドラという植物から
はたして心は長距離を旅して目標地を見て回り、元に戻ってそれを正確に描写できるのか?この超心理学の分野に属する現象についての研究はさまざまな議論を呼び起こした。一部では特殊な能力を使った諜報活動も行われていたという報告まである。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! いわゆるUMA(未確認動物)を取り上げた記事です。 隠秘学3巻‐謎の野獣を追え でも、UMAを取り上げております。 そのよもやまでは、 日本オオカミについて、詳述いたしました。 今回のよもやまでは、 日本オオカミと同じく、日本のUMAとして ①ツチノコ ②日本カワウソ ③日本アシカ を取り上げたいと思います。 ①ツチノコ GW中には「ツ
アイルランドの田舎にいくと、湖に住むという水馬、水蛇、あるいは「ペイスト」などという伝説の怪獣の話がある。ところがそれらは想像上の生き物ではなく、現代でも多くの目撃者がいるのだ。未確認の生物に魅せられたある男は、その捕獲に情熱を傾けた。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! 隠秘学は、 ディアゴスティーニ社から刊行されておりましたX-ZONEという雑誌に、 人丸先生が出稿なさった記事を纏めたシリーズなわけですが。 元がリライト原稿なだけに (元本は、洋書) 時々 「え!?」と思うような記事に当たります。 今回の記事は、正にその筆頭!!!!!!!!! ほとんどの場合ですと、 ・ネットを検索すれば ・取り上げられている
発明家エドガー・バンディはプールで死体となって発見された。彼は事故によって死亡したのか?それとも他の知られざる要因があったのか?残されたエドガーの兄弟たちは霊媒の能力が事件の謎を解いてくれるかもしれないと考えた。
皆様、こんにちは。 作家:明鹿人丸の秘書兼、HPなど管理しておりますアムルタートです。 今回、御紹介する記事は、こちら! タイムトラベル、 あるいはタイムトリップとも言います。 有名な事例も複数存在しており、 最近では、真偽不詳ながら、 映像記録も取りざたされるような時代になりました。 タイムトラベルに関しては、 いろんな議論があるわけですが、 タイムトラベルが話題に上る「時期」のようなものが、 あるんでしょうかね。 雑誌X-ZONE刊行(原稿初出)が1997年~1