長谷川美智子

現在NHKカルチャースクール横浜・町田。青山・川越・さいたまアリーナ校講師「枕草子」を担当。『見沼の波留』(埼玉文藝賞)『小説 清少納言』(第15回新風舎出版賞)

学ぶ場の戻りてうれし秋日和

朝十時。まず午前のサークルへ。 コロナ患者さえ出なければ勉強会は続けられる。目標は、今年いっぱい、誰一人コロナに罹ることなく会を続行できること。 目標は三か月ご…

坂道を上って下りて花野あり

肉眼では分からなかったが、車の運転を習っていたころ、この辺りは坂だらけだと知った。 当時はマニュアル車だったから坂道発進時はよく失敗して、ズルズルと後ろに滑り落…

何のために古典を学ぶの?

遠い昔、誰かに言われた。 「1000年も前のことを知ってどうなるの?古典を勉強して何の役に立つの?」と。答えられなかった。この人とは友達になれないな、と感じた。…

マンホールの詩(うた)

いつも歩いている道なのに 今朝気付いた マンホールがいくつも並んでいることを その蓋に花の彫り物があることに 模様はそれぞれ違っている 誰にも気づかれず 踏みつ…

秋うらら朝のテーブル光満ち

半年の抗癌剤服用が終わった。自分の体と長く仲良く付き合ってゆきたい。 わたしは手術後、食事に関しては『3ない』でやっていく方向に自分を向けていった。 『3ない』…

仔猫が元気になった

仔猫がすっかり元気になると、母猫和子は姿を消した。毎日ぴったり寄り添い、舐めたり、あやしたり、片時も離れなかったのに。 もう大丈夫と、動物の本能で判断するのだろ…