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共感覚を言葉と絵で伝える

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共感覚で見えるもの、感じるもの。そして、共感覚での苦悩について。ありのままを書いています。
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共感覚記事ハイライト

共感覚記事ハイライト

共感覚記事が多くなってきたのでわかりやすくまとめました。ここに載せていないものはマガジンより読めます。

共感覚マガジン共感覚の発信をするきっかけになった出来事

【人気記事】ディスレクシアと共感覚による弊害の小説の読みづらさの克服実践

共感覚とディスレクシア議事録

私が伝えたいこと

共感覚と【思考】

共感覚アートについて

共感覚の生きづらさを無くす方法

私の共感覚について

共感覚と

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【多様性を考える】黒に見えるものを白だと言う人がいたらどうする?

【多様性を考える】黒に見えるものを白だと言う人がいたらどうする?

自分とは違う感覚を持つ人間がいるということは、時に自分には信じ難いことを言われることがある。

そもそも、人の五感は生まれた時から備わっているもので、特に意識せずとも感じていて当たり前のもの。人間という同じ形をしている他の生命体が、同じ五感を備えていると信じて疑わないのが正常だろう。

そうやって生きてきたのに突然、自分に見えていないものを見えると言う人が現れたら、どう思うか。

自分には黒に見え

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「わからない」は恥ずかしい事じゃない

「わからない」は恥ずかしい事じゃない

日本大会に向け、自分のヘアメイクリハーサルを軽く行った。イメージは湧いているのでベースをとにかくしっかりと作り上げようと思う。つけまつげもうまくつけられそうなので、きっとうまくいく。

「無くしてしまうかもしれないなぁ」と思っていたものがやはり見当たらず当日に慌ててしまうことになるところだった。落ち着いて、明日探してみて、一応替えの物も用意しておこう。

後遺症からきているのかわからない私の記憶障

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数秒のランウェイで共感覚を表現する

数秒のランウェイで共感覚を表現する

昨日、応援企画を立ち上げてくれた方々に感謝のnoteを書いた。開始期間は大会1週間前、当日までということでいよいよ日本大会が間近になってきていることを実感する。

スピーチをできる人、プレゼンに進めるのは上位のわずかな人数。
それ以外は、ランウェイだけで終わる。

私は色々と大会に向け活動をしてきたが順位及ばず、ランウェイで終わりそうな雰囲気だ。もちろんプレゼンやスピーチも気合を入れて台本を作り上

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学生が企画運営するオンライン大学校GPUに登壇が決定

学生が企画運営するオンライン大学校GPUに登壇が決定

共感覚を一番伝えたい「未来を担う子供たち」へ、伝える第一歩の道がひとつ拓けた。

学生が企画運営するオンライン大学校GPU

1000人以上の社会人の話が聞ける機会なんて、学生のうちにはなかなかないだろう。色々な職業、経験をしてきた社会人から様々な角度で話を聞け、質問ができるオンライン大学校、GPU。

きっかけはこちらの会社の代表の山本社長からのお話。そこからこの講師として、私、山口葵が登壇する

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共感覚の絵本制作を現実的に動こう

共感覚の絵本制作を現実的に動こう

私が実現したい共感覚での活動のひとつ「絵本を作る」ことを、何か具体的に動けないか、考えている。

グループ展の出展者の方の中に、絵本を作っている方がいてそれが展示されていた。それを見て、やはり諦めたくないなと思った。

子供の頃、夜は家事と仕事に忙しくする母を横目に私はひとりあそびや祖母、父と遊んでいた。寂しいと思ったことはなかったけれどやっぱりどこか寂しかったのか、もう少し母と遊びたかったな、と

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曼殊沙華を手のひらに包んで

曼殊沙華を手のひらに包んで

受注した共感覚アートを、しばらく描けない日々が続く。

穏やかな日がある中、温かい人に囲まれる中、
どうしても体調が悪いと上手く描くことができない。

「体調が悪い」という、色が混ざるのだ。

共感覚で観える色は一定の場合もあるが、人や感情に見える色はうごめいている。私はそれをテクスチャなどで例えているが、光が弾け飛ぶこともあって、それは絵ではなかなか表現が難しいところだ。

色よりも光や形のほう

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私の表現を、活動を。もっともっと深く知って。

私の表現を、活動を。もっともっと深く知って。

ネットの垣根を超え、ボランティア活動やグループ展、テレビ局の取材などで現実でも共感覚の活動を伝えることが増えた。そして、そのたびに「よくわからない」と言われることも増えた。

なんとなくわかるけれど、完全に理解するにはさっと会話するだけでは難しすぎる。それは自分でも感じている。

共感覚はここに書き綴っている通り、個性であり、特性だ。それを簡潔にうまく伝えることは想像以上に難解で、身近に感じてもら

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めまぐるしく飛躍した数日間

めまぐるしく飛躍した数日間

さて。何から書いていこうか。たった5日ぶりのnoteはなんだか少し緊張する。それほど日課になっていたからだろうか。

この数日間の間、めまぐるしく色々なことがあった。

父の容体が悪化した時に駆け付けられる距離にいたいと、遠出をしないと決意しBeautyJapan最後のインスぺを欠席することを決断した。インスぺへの出席、そして最後ということでとても大切なものということはわかっていたが、もし何かあっ

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「共感覚って本当なの?」の質問に対する今後の課題

「共感覚って本当なの?」の質問に対する今後の課題

マスコミの方の取材で、いくつかのインタビューにお答えした。その時に「いじわるな質問をしてもいいですか?」と言われ、何を言われるのかドキドキしていると

このような質問だった。

この「いじわるな質問」というのは実は何度も受けたことがあり、これに関して私は「本当です」ということしかできなかったのだが、課題のひとつになるものだと感じた。

共感覚を知らない人が、その言葉をなんとなく知り、まず持つ疑問が

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共感覚アートライブペイントーintersection15にて

共感覚アートライブペイントーintersection15にて

先日のライブペイントは、とても良い経験になった。

最初はグループ展の展示のみにしようとしていたが、ライブペイントができるということで、挑戦してみようか悩んだ。

ライブペイントはイベント開催中1日に1人。やっぱりやめておこうか。。そう悩んでオーナーに相談したところ、経験をぜひしてみてくださいとのことで思い切って描いてみることにした。

共感覚アートは、描き終わるまで何がそこに描かれるのかは私でも

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今日の芸術【黒のキャンバス】

今日の芸術【黒のキャンバス】

今日の芸術 あいみょん

あいみょんの楽曲の中ではあまり知られていないかもしれないこの曲は、私にとっての創造性を引き出す中でとても刺激を与えられる歌になっている。

なんだって芸術になる。なんだって芸術にしてしまえ。

他人のいうこと、批判など気にせず突き進め、掘り起こせ、自分の芸術を。

そんな曲だ。

その中でも、特に好きな歌詞がある。

最初から綺麗に揃えられている絵の具でさあ描きなさいと言

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どうして貴方の好きな色が見えるの?【共感覚アートメモ:いろ】

どうして貴方の好きな色が見えるの?【共感覚アートメモ:いろ】

まだまだ全然追いついていないが、先週4人分の共感覚アートを額入れし発送した。受け付けてから本当に時間がかかってしまっていて、申し訳ない気持ちでいっぱいだが、届いた方からは多くの喜びの声をいただいている。

喜びの声のまとめもまた別でnoteに描いていきたいところだけれど、その感想の中でほぼ必ずといっていいほど言われるのが「私の好きな色です」と言われること。

私は、本質しか観ないよう集中して共感覚

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ジャンルレスグループ展 [intersection15]出展&ライブペイント開催

ジャンルレスグループ展 [intersection15]出展&ライブペイント開催

全国各地から様々なジャンルのアート作品が終結する人気グループ展「intersection」(インターセクション)の第15回が明日13日から開催され、私の共感覚アートも2週間展示されることとなった。

今回はライブペイントもさせてもらい、目の前で共感覚アートを描かせてもらう。以前に取材を受けたテレビ局の方も見学にきてくださるとのことで、緊張して変な色にならないか心配だが、集中して描ければ、と思う。

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