新たなスタートの序奏 (40)

海野の勤める高齢者施設の卒業が確定してからも海野の仕事は特に変わらなかった。午前と午後の入浴介助、昼食介助、オムツ交換、夕食介助、昼と夜の口腔ケアが基本的な業務だった。卒業が決まってからは夕食前のレクリエーションの担当を任されることはなかった。もっとも、レクリエーションはそれ程頻回には開催されていなかった。それらの仕事の間に諸々の片付け作業や記録業務があった。

 海野は、仕事を続けながら、その後

もっとみる
スキ ありがとうございます。
4

話したいのに話せない普通の子

社会人になり、障がい者福祉施設で働くようになり
私はそこで初めて、緘黙症という疾患があることを知った。

 
緘黙症……それは、話したいのに話せない疾患である。

 
私が関わった利用者は、話す能力はあるし、母親とならば話せるのだが、母親がいない場所では言葉が全く出なかった。
私の担当利用者は緘黙症は緘黙症でも、場面緘黙症と呼ばれるものに分類された。
特定の人もしくは特定の条件ではないと話せない人

もっとみる
嬉しすぎてめり込み土下座m(._.)m
11

曖昧さで生きる

おはようございます!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「曖昧さ」です。

介護においても、人生においてもこの「曖昧さ」を凄く大切にしています。

そんな事を書く第112弾です、よろしくお願いします。

ここぞ!という時の決め手

皆さんは日常生活にストレスを溜め込んでいませんか?

上手くいかない現実、理想とは遠い現状。

まぁ原因は色々ありますよね。

その対処法もよく聞

もっとみる
あなたの1日が良い日になりますように
8

ひじかたの一人語り②

昨日はリモートでの会でした。

最後のグループトークで、色々な種別の職場の方とお話して気づいたこと。

子どもの福祉の話を大人でわーわー話してるけど、それって「仲間外れ」じゃない?って思った。

「Nothing About us without us」

専門学校でしきりにこれを言う先生(障害分野)がいたんだけど、児童分野も他の分野も同じだなって思った。

大人はもちろん、子どもや色んな世代の人

もっとみる

結局助けてくれる人なんていないんだ…

*本記事は貧困、福祉、生きづらさなどの問題を取り扱っています。

*上記のお悩みを持つ方こそこの記事を読んで頂きたく存じます。

どうも!かえるさん。です! さて、今回はちょっと現実見ます…

なるべく重い感じになるらないように書いてあるはずですが…読みにくかったらすみません<(_ _)>

よく問題になる生存権について

日本国憲法第25条ってご存じですか?中学校とか高校の社会で勉強しますよね?

もっとみる
あなたの優しさに感動です!

【communication design store おおきな木】なぜ、福祉施設は紙製品をつくるのか。

私は福祉施設で行われる自主生産品のアドバイザーをはじめて、今年で12年目。その中で出会った福祉施設の紙製品は数知れず・・・、そして御多分に漏れず紙製品は売れない。

それでも、なぜ、福祉施設は紙製品をつくるのか。

実は2年前の3月に『表と現アーツプロジェクト』の一環で、このテーマで公開!商品企画会議というトークイベントをやったことがありました。

デザイナー、コーディネーター、バイヤーという立場

もっとみる

生きてて良いに決まってるとわかっているのに。理由を今日も探してしまう

生きてて良い理由を探してる

自分に対してずっと
「働けてない自分は生きてちゃ駄目な気がする」
と思って、ずっと苦しかった(今もまだ抜けきらない)

でも、人に対して見ると
「人として生きてて良いなんて、当たり前」
と、思える

感覚的には感じられても、自分に対しては思えなかったから
本や、ネット記事や動画を
不安になると読み漁って
生きてて良い具体的な理由を探してる

今日は元気がなくて、ずっと

もっとみる
とっても励みになります

自宅カフェで最高のアイスラテを・・・福祉事業所「ソーシャル グッド ロースターズ」の豆が至福の時を連れてきてくれた

コーヒーを飲まない日はありません。

平日は保温ボトルに入ったブラックコーヒーが常に傍にありますし、休日は一手間かけて。

そんな休日のお楽しみは、甘さを加えたコーヒー作り。

最近のお気に入りは、選び抜かれた豆を使って作るアイスラテ。もちろんオレでも。

「ソーシャル グッド ロースターズ」という、障がい者福祉事業所でもある焙煎所は、こんなコンセプトのもとに設立されたそう。

東京のカフェ文化の

もっとみる
スキありがとうございます!
53

ボランティアマネジメントを体感する。耳学だけでなく入ってみて理解する事。 レポートラインから見たマネジメント観点 ⑥

参加させてもらっているボランティア団体もこのレポートラインを重く見て活動しているのです。レポートラインから逸脱した持ち場を絶対に離れるな!とか。

よく私は組織に向かないから会社を辞める。という人がいます。別の場所で活躍されて社長になります。

その時以前いた組織よりもさらに厳しいレポートラインを作ったりしている社長がいたりします。あれだけ組織を嫌がっていたのに。。笑

レポートラインを知ると人間

もっとみる
スキありがとうございます😊
2

卒業 (39)

新年を迎えて海野が勤める高齢者施設の入り口に立派な門松が立った。海野は、門松の竹の先が尖っているか、平らかで意味があるという話をどこかで聞いたことがあったが、どちらでも良かった。施設に立っている尖っているものの方が海野の目には馴染みがあった。海野にとっては、そんな立派な門松が自分の勤める会社の前に立ったのは初めてだった。街中や外資系企業の入居するビルの1階ホールなどで見かけたくらいだった。海野は、

もっとみる
スキ ありがとうございます。
8