「社会に合わせて子どもを型にハメる→子ども(未来)に合わせて大人が社会を変える」ために…

「社会に合わせて子どもを型にハメる→子ども(未来)に合わせて大人が社会を変える」ために不登校について日々勉強中/今の目標は自分の学校(フリースクール)設立

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原始人育て【発達障害を疑う前にすべきこと】

「お子さんは発達障害だと思うので、すぐに病院に行ってください」 学校からこう言われたら、どうしますか? 近年発達支援に関する注目が集まり支援の環境が整いつつあります。 しかし、同時に日本でおかしな現象が起きています。 この14年で日本の発達障害児の数は約14倍に増えています。 アメリカのASDの割合は10年前の統計に比べると約2倍程度の増加です。 日本の発達障害児の増加率は世界でも異常に高いのです。 文教大学教授の成田奈緒子氏は著書『発達障害と間違われる子どもたち』の中

    • 人は何のために不登校になるのか?【不登校の意義】

      「きっかけが何か 自分でもよく分からない」 不登校の本人の意見です。 文部科学省の「令和2年度不登校児童生徒の実態調査」 では、「最初に(学校に)行きづらいと感じ始めたきっかけ」を尋ねています。 その結果小学生で25.5%、中学生でも22.9%の子どもたちが、なぜ自分が不登校になったのか分からないと答えました。 「不登校になる理由」 より 「不登校になる理由が自分でも分からない理由」 の方が未来につながるのでは。 そんなことを思ってこの記事を書きます。 よろしけれ

      • 現場を弁護!【スクールロイヤー】

        教育に関する制度は少しずつ増えています。 しかしその制度を知っている現場の先生はどの程度いるのでしょうか。 日々の業務に時間と精神を削られ、それどころではない。 だからこそ制度が現場で活用されるよう メディアが普及していかなければいけません。 前置きが長くなりました。 今日紹介するのは「スクールロイヤー」。 教育の弁護士です。 スクールロイヤーとは専ら教育行政に関与する弁護士を「スクールロイヤー」といいます。 文部科学省の手引きでは ☑︎保護者対応などアドバイスを行う

        • 不登校でも単位はとれる【都立高校の新たな居場所】

          不登校の3人に1人以上は、支援を受けられていません。 メンタルの低下もありますが、それ以上にまだまだ選択肢が少ないからです。 近年フリースクールも増えています。 学びたいと思ったときに学べる環境。 不登校の児童生徒が学びの場を確保するにはどうすればよいか。 今日は公教育高校での不登校支援をご紹介します。 今年3月に東京都教育委員会「都立高校の魅力向上に向けた実行プログラム」が取りあげらました。 「不登校生徒・中途退学者に対する支援」の中で注目されているのが「校内

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          二次障害に隠された四つの目的

          授業中に立ち歩く子 友達を叩く子 隣の答えを見る子 、、、不思議に思いませんか。 なぜ子どもは怒られると分かっているのに不適応行動をとるのか? 後先考えず「衝動的だから」の一言では答えになりません。 何か不適応行動を取らざるを得ない理由、 つまり「目的」があるのです。 前回「A環境→B行動→C結果」、3つの枠組みで問題行動を捉える応用行動分析を紹介しました。 今日はさらに問題行動の「目的」にアプローチをします。 環境、 行動、 結果、 そして目的。 これらをアセスメ

          二次障害に隠された四つの目的

          二次障害予防!二種のアセスメント

          教育において精神論は宗教です。 しかも排他主義の。 私は上下関係に厳しく教えられました。 「先輩の言うことを聞くものだ。」 その結果、子どもにも同じことを求めました。 「当たり前」に。 疑うことなく。 結果、二次障害を助長してしまったのかもしれません。 教育者が精神論の洗脳から解き離れる手段。 それは「アセスメント」です。 今回のテーマはアセスメントです。 子への誤った対応を防ぐためにアセスメントを行います。 アセスメントとは「分析と評価」。 大きく分けて二種類

          二次障害予防!二種のアセスメント

          二次障害支援の3ステップ

          前回の記事で二次障害とは何かを説明しました。 世界を敵視する二次障害。 彼らに世界を味方と思ってもらうためには、どのような支援を行えば良いのでしょうか? 今日は二次障害支援の3ステップを紹介します。 ミスマッチ【能動的要因と不作為要因】前回、二次障害とは本人の特性と環境とのミスマッチだと述べました。 この「ミスマッチ」とは何か。 (例) 多動性が高い子に ☑︎じっとしていることを強要する ☑︎わからない授業を強制的に受けさせる すると、この子は ▶︎暴れる ▶︎脱走す

          二次障害支援の3ステップ

          二次障害とは?【世界を敵視する子たち】

          障害への対応をメガネに例えて考えます。 視力に対する障害はなくなります。 しかし、中にはメガネを渡したとしても、床に叩きつけ壊すような心理状態の人がいます。 キレて反抗する人。 無気力で意欲をなくした人。 なぜ彼は人の支援に反抗するのか。 それは「二次障害」を起こしているからです。 二次障害とは何でしょうか? 近年注目されている深刻な二次障害について説明します。 【二次障害とは】身体障害、発達障害などの生まれつきのものを一次障害と呼びます。 それに対し 特性に合

          二次障害とは?【世界を敵視する子たち】

          【1-1】お金の正体とは?

          【子どもに伝えたいこと】お金はすきかい? 私はお金が大好きだ。 でもお金とは考えると不思議なモノだ。 昔「お金は」今とは違う形をしていた。 むかーし、 むかーしのお金は「貝」だ。 じゃあ今、その貝を渡してお店で買い物は 、、、できないよね。 時代によって「お金」って変わるんだね。 現代の「紙」を「お金」にしているのが、 「信用」だ。 お金の正体、 それは「信用」 するとお金の意味が変わってくる。 色々な意味をもってくる。 モノを手に入れられるのもお金という

          【1-1】お金の正体とは?

          うまく言えない!?モヤモヤの原因は言語化【要約物語】

          要約『うまく言葉にできないがなくなる言語化大全』 結論から言います。 あなたがモヤモヤしている原因。 それはあなたが「言語化」できていないから。 「言語化」できれば人生が変わる。 言語化力を手に入れることで日常も未来も過去も変わっていきます。 言語化力がない人 △仕事が滞り評価されない △毎日人間関係に疲れ自信をなくす ↓ 言語化力がある人 ◎仕事がはかどり評価される ◎毎日人間関係が良好で自信がみなぎる なぜそれほどまでに人生が好転するのか? その理由は「自分でも知らな

          うまく言えない!?モヤモヤの原因は言語化【要約物語】

          なぜ大人は「勉強しろ」って言うの?【要約物語】

          〜プロローグ〜 「はぁ、お母さんうるさいわぁ。」 少女の名前はアン。 中学2年生。 最近は親と喧嘩が絶えない。 「どこ行くの!?まだ話の途中よ!」 気持ちが落ち着かないとき、 アンは父が書斎に使っていた部屋に行く。 父は物心つく前から家にいない。 母に一度聞いてみたことがあった。 「何でアンにはパパがいないの?」 何と言っていいか分からぬ母の顔。 子どもながらに、 聞いてはいけないことが分かった。 それ以来、父のことは話題にしない。 しかし、父の書斎をアンは気に入って

          なぜ大人は「勉強しろ」って言うの?【要約物語】

          【メモ】「信頼関係」を定義する!

          【あとがき】 信頼関係が大事と言いますが、信頼関係って何だろう。。 そんな疑問から相手との関係性をメモ書きしました。 書いていて、 関係とは一方的ではなく両者からの視点。 相手は本能でこちらとの関係を感じる。 等、様々なことに気づきました。 私は関係を ①「敵 or 味方」 ②「上 or 横 or 下」 で要素分けしました。 そして、信頼とは「同盟状態」という結論に至りました。 読者様はどうでしょうか。 ぜひあなたが思う信頼関係を教えてください。 最後まで読んで

          【メモ】「信頼関係」を定義する!

          1日5分→年5000時間の余裕【40分授業の学校改革】

          下校指導がやっと終わった。 と、同時になる放送。 「4時より職員会議です。職員室にお集まりください。」 休む時間がない。。。 先生方の悩みの一つです。 そんな中、東京都目黒区では「40分授業午前5時間制」を導入しています。 授業時間短縮で教員の放課後時間にゆとりが生まれます。 たった5分で教員の働き方が変わる。 今日は放課後の余裕を生み出す救世主「40分授業」について紹介します。 中野区 40分授業午前5時間制目黒区は文部科学省「研究開発学校制度」の指定を受けました

          1日5分→年5000時間の余裕【40分授業の学校改革】

          自閉を開く!【ASDの共感性の高め方】

          自閉症の子が共感性に乏しい事は有名です。 しかし本当にそうでしょうか? 本を夢中で読んでいる自閉症の子。 これって物語にものすごい共感してますよね。 他にもアニメや漫画で感動する子。 共感しているから感動もできますよね。 他の子が泣いていると自分も泣き出す子もいます。 よく考えると「共感」って何でしょうか? 今日は奥深い「共感」について調べてみました。 2種類の共感能力さっそくですが共感とは2種類あるそうです。 「認知的共感」と「情動的共感」です。 なるほど。 自閉

          自閉を開く!【ASDの共感性の高め方】

          発達支援教育の経済効果「5000億」!

          利益・顧客数・売り上げ。 __資本主義では数値的成果が全てです。 ではそんな社会で「教育の成果」とは何でしょうか。 いくら優しい人間に育っても、、 いくら協調性が上がっても、、 目に見えない道徳性はビジネス社会から目も当てられません。 だからこそ日本で教育費の割合は低く見積もられます。 しかし、 __このような数値的成果が認識されたらどうでしょうか。 今日は特別支援教育の経済効果について現実的に考えたいと思います。 反省以前の非行少年「ケーキの切れない非行少年たち

          発達支援教育の経済効果「5000億」!

          「やめときな6割」↔︎「幸せ7割」 【#いい先生】

          え!幸せなのにお勧めできないの!? え!魅力的なのに辞めたいの!? このアンケートを受けた先生たち、、 きっと「いい人」なんだろうなぁ。。 昔、草彅剛君が主演していたドラマ「いいひと。」 とてもお人好しでいい人すぎるが故に損ばかりしている青年。 ドラマではいつも人に使われて苦労ばかりしていた。 辞めたいと思っている先生はこの結果を見て何を思うだろうか。 「結果を出したのだから報酬ぐらいくれよ。」 利益思考の私なら思ってしまう。 国際学力が上がってもそれが何なのだろう

          「やめときな6割」↔︎「幸せ7割」 【#いい先生】