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2023年4月の記事一覧
シン映画日記『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
ユナイテッド・シネマ浦和にてコンピュータ・アニメーション映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』を見てきた。
ご存知、任天堂のファミコンソフト「スーパーマリオブラザーズ」の映画化で、1986年の日本のアニメーション映画『スーパーマリオブラザーズ ピーチ姫救出大作戦!』、1993年のアメリカの実写映画『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』に次いで3作目で、30年ぶりの映画作品となる。
ブルック
シン映画日記『聖闘士星矢 The Beginning』
ユナイテッド・シネマ浦和にて漫画「聖闘士星矢」が原作の実写映画『聖闘士星矢 The Beginning』を見てきた。
いやー、酷い、酷い(笑)。
これ、「聖闘士星矢」のタイトルをつける意味が不明。
スラム街の地下闘技場で闘っていた星矢はアルマン・キドに「小宇宙(コスモ)がある」ということで女神アテナの生まれ変わりであり、グラード財団に命を狙われるシエナを守る戦士としてスカウトされる。その際、星
シン映画日記『セールス・ガールの考現学』
新宿シネマカリテにてモンゴル映画『セールス・ガールの考現学』を見てきた。
ウランバートルの女子大生がアダルトグッズショップで働く、オフビートなコメディ&ヒューマンドラマ。これまでのモンゴル映画を覆す、現代のモンゴルの若者・都市文化とロックへの造詣深さを見せるセンス溢れた秀作だった!
ウランバートルの大学で原子力学を学ぶ学生のサローンは友人ナモーナから頼まれ、アダルトグッズショップでバイトをする
シン映画日記『ゲネプロ★7』
ユナイテッド・シネマ浦和にて堤幸彦監督作品『ゲネプロ★7』を見てきた。
ゲネプロというと舞台劇の本公演前の本公演同様のリハーサルで、本作はそのゲネプロで起きたトラブルを中心とした舞台劇リハーサルの様子と劇場での舞台裏をドラマにした映画。
人気のユニット劇団SEVENは、舞台劇「シェイクスピア・レジェンズ」の公演発表記者会見が行われ、既存の6人のメンバーの挨拶と新加入メンバー山井の発表と挨拶が行
シン映画日記『ガール・ピクチャー』
シネマカリテにてフィンランド映画『ガール・ピクチャー』を見てきた。
フィンランドの女子高生3人の三者三様を見せる青春映画だけど、
女子フィギュアスケートのアスリートの悩み、百合恋愛、セックス旺盛な女子の微妙なタイミングの悪さ、家族の不破などあらゆる形でフィンランドの新しいガーリームービーを見せた。
トリプルアクセルが上手く行かずにスランプに陥るエマは友人の誕生日パーティーにスムージースタンドで
シン映画日記『午前4時にパリの夜は明ける』
新宿武蔵野館でシャルロット・ゲンズブール主演映画『午前4時にパリの夜は明ける』を見てきた。
1981年から88年のパリの片隅で暮らすエリザベートと息子、娘の母子親子とホームレスの少女タルラとの付き合いの中、家族、恋、仕事で悩んでいる親子二世代を描く。
四十路で2児の母親でもあるエリザベートは夫と別れたことをきっかけに、自身が聴いていた深夜ラジオ番組の仕事に応募し、アシスタントとして働く。その番
シン映画日記『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』
ユナイテッド・シネマ浦和にて「名探偵コナン」劇場映画最新作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』を見てきた。
「週刊少年サンデー」で連載の国民的ミステリー漫画「名探偵コナン」の劇場版シリーズ第26弾。
これまで原作もテレビアニメ版も劇場版も全て無視してきた筆者だが、
最近ではSLAM DUNKもドラえもんも見たわけだから、思い切ってほぼ知識がない(ちょっとは知ってる)ままで本作を見ることにし
シン映画日記『仕掛人・藤枝梅安2』
これまた少し前だが
MOVIX三郷にて豊川悦司主演映画『仕掛人・藤枝梅安2』を見てきた。
本作は2月に公開された『仕掛人・藤枝梅安』の続編。
若干被るが一応。
原作者である池波正太郎生誕100周年と時代劇専門チャンネルの開局25周年を併せ、「鬼平犯科帳」、「剣客商売」と並ぶ池波正太郎三大シリーズの1つ『仕掛人・藤枝梅安』の令和版リメイク作品で本作はその第2弾。
「藤枝梅安」はこれまでにも田宮
シン映画日記『放送不可能。』
少し前だが、新宿のK'sシネマでドキュメンタリー映画『放送不可能。』を見てきた。
「朝まで生テレビ」等で著名なジャーナリストの田原総一朗による小泉純一郎元内閣総理大臣へのインタビューで構成されたドキュメンタリー映画。
映画の上映時間が65分なので、
ほぼ60分1本勝負なドキュメンタリー。
しかしながら、
インタビューの序盤から
小泉純一郎氏が原発推進派から反原発派に変わった理由を述べるが、
こ
シン映画日記『高速道路家族』
シネマート新宿にて韓国映画『高速道路家族』を見てきた。
監督は長編デビュー作のイ・サンムン、他キャストも韓国ではそれなりにキャリアがあるけど、日本でさキャストもスタッフもノーネーム。
唯一、『パラサイト 半地下の家族』のような貧困家族という設定が唯一見たいとそそる要素だったが、それがかえってアダになった。
高速道路のサービスエリア付近に住み着き、サービスエリアに訪れる客を相手に財布がなくなって
シン映画日記『レッド・ロケット』
シネマート新宿にてショーン・ベイカー監督・脚本・製作・編集の最新作『レッド・ロケット』を見てきた。
『タンジェリン』、『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』を手掛けたショーン・ベイカー監督の新作は文無しの元ポルノスターが元妻の元に転がり込み、大麻やセックスや不倫三昧の究極のクズ男映画!
落ちぶれた元ポルノスターのマイキー・セイバーがテキサスに住む元妻のレクシーの実家に転がり込み、隣人のロニーと
シン映画日記『ベネシアフレニア』
新宿バルト9にてスペイン映画『ベネシアフレニア』を見てきた。
監督は『スガラムルディの魔女』のアレックス・デ・ラ・イグレシア監督。
結婚間近のイサが友人4人を連れて婚前旅行としてイタリアのベネチアのカーニバルに訪れる。外国人観光客に対して不寛容な地元民達の険悪な雰囲気の中、イサらは地下の建物で行われているオールナイトパーティーに遊びに行った翌朝、ホセか行方不明になっていることに気付き、捜索をす
シン映画日記『ヴィレッジ』
ユナイテッドシネマ浦和にて横浜流星主演、藤井道人監督・脚本『ヴィレッジ』を見てきた。
『かぞくのくに』や『新聞記者』、『宮本から君へ』、『愛しのアイリーン』、『空白』など、2010年代、2020年代の邦画界に社会派の潮流を作り、惜しくも昨年6月11日に亡くなられた河村光庸プロデューサーの最後の製作総指揮作品、つまり遺作に当たる。
令和の日本においても能楽等の伝統芸能を伝えながら、村の山間部に作ら
シン映画日記『東京リベンジャーズ2血のハロウィン編-運命-』
ユナイテッドシネマ浦和にて北村匠海主演映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』を見てきた。
原作は「週刊少年マガジン」で連載していた「東京卍リベンジャーズ」で、実写映画版一作目は21年の7月9日公開で、
今回はその時のスタッフ・キャストを引き継いだ続編。
先ず結論から書くと
本作は『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命- / -決戦-』の内の『運命編』、つまり前編・後