脳髄しねまあんくる@フォロー100%

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純粋な底辺の四十路独身おじさんの日記から、 毎日更新の「シン・映画日記」を軸にした映画レビューnoteに変えました。 フォローは基本的には返します。 よろしく。 #映画 #映画感想 #映画好きと繋がりたい #映画好き #映画レビュー

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シン映画日記『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

ユナイテッドシネマ浦和にてアニメ映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』を見てきた。 前作『スパイダーマン:スパイダーバーの時点では「マルチバース」という言葉がまだ使われていない中で、実写映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』や『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』よりも先駆けてマルチバースをフル活用し、その続編に当たる『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』。今回は主人公マイルスをしっかりと別次元で活躍させ、マルチバースに特

    • シン映画日記『ザ・フラッシュ』

      ユナイテッドシネマ浦和にてエズラ・ミラー主演映画『ザ・フラッシュ』を見てきた。 DCコミックスの「ジャスティス・リーグ」内のヒーローで、世界最速のヒーロー「フラッシュ」を主役にしたファンタジー&アクション映画。 「DCエクステンデッド・ユニバース」では『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』が初出で、『ジャスティス・リーグ』でも活躍しながらもなかなか主演映画がなかったエズラ・ミラーが演じるフラッシュの主演映画。満を持してのフラッシュの主演映画ながら、 「DCエ

      • シン映画日記『M3GAN/ミーガン』

        MOVIXさいたまにてブラムハウス・プロダクションズ製作映画『M3GAN/ミーガン』を見てきた。 原案・製作こそはジェームズ・ワンだが、監督は新鋭のジェラード・ストーン、原案・脚本は『マリグナント 狂暴な悪夢』のアケラ・クーパー、主演で製作総指揮に『ゲット・アウト』のヒロインだったアリソン・ウィリアムズとかなりスタッフ側に熱がある企画。原案がジェームズ・ワンだからか発想は良いが、中身は典型的なドールホラーで新鮮味がない上に、恐怖描写やゴア描写が薄い「寸止め」のマイルド演出で

        • シン映画日記『リトル・マーメイド』

          MOVIXさいたまにてディズニー実写映画『リトル・マーメイド』を見てきた。 元はハンス・クリスチャン・アンデルセンの1837年のおとぎ話「人魚姫」で、1989年にディズニーがアニメ映画化した『リトル・マーメイド』の実写化作品で、主演は映画初出演・初主演の歌手ハリー・ベイリー、監督・製作は『シカゴ』や『NINE』のロブ・マーシャル。 生物的多様性というだけでなく、海上ラブロマンスと海洋特撮バトル、喋る動物キャラなど、多方面に忖度をした映画で、ぶち抜けて面白くはないけど、悪くは

        シン映画日記『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』

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          シン映画日記『テリファー 終わらない惨劇』

          TOHOシネマズ錦糸町にて、ホラー/スプラッター映画『テリファー』の続編『テリファー 終わらない惨劇』を見てきた。 『THE MUMMY VS FRANKENSTEIN マミー VS フランケンシュタイン』のデイミアン・レオーネ監督・脚本作品で、2016年製作の『テリファー』の完全続編に当たる作品で、前作の生還者であるヴィクトリアも作中で出てくるが、主人公を女子高生と中学生の弟に変え、ハロウィンパーティーに参加しようとする少年少女の視点での物語とシリアルキラー「アート・ザ・

          シン映画日記『テリファー 終わらない惨劇』

          シン映画日記『苦い涙』

          ヒューマントラストシネマ有楽町にてフランソワ・オゾン監督・脚本作品『苦い涙』を見た。 原作は70年代にニュー・ジャーマン・シネマの一人だったライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督の『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』。そのリメイク映画だが、リメイクというよりは、骨格だけ残した再構築映画で、女性だらけの登場人物を男性に変え、ファッション業界から映画監督周辺の話に置き換え、濃厚なブルジョアのデカダンスに満ちた愛憎劇を展開。 成功した映画監督ピーター・フォン・カントが一人の青年

          シン映画日記『怪物』

          TOHOシネマズ西新井にて、是枝裕和監督最新作『怪物』を見てきた。 『万引き家族』、『誰も知らない』、『そして父になる』等を手掛けた是枝裕和が監督、『花束みたいな恋をした』や『世界の中心で、愛をさけぶ』の脚本を手掛けた坂元裕二の脚本、今年の3月28日に亡くなった坂本龍一が音楽担当で、主演が『万引き家族』や『百円の恋』、『ある男』の安藤サクラ、共演が永山瑛太、田中裕子、中村獅童、角田晃広、高畑充希とスタッフ・キャストからして“怪物”級のコラボレーション、共演という本作はとある

          シン映画日記『THE WITCH/魔女 -増殖-』

          グランドシネマサンシャインにて韓国映画『THE WITCH/魔女 -増殖-』を見てきた。 『新しき世界』や『隻眼の虎』、『V.I.P. 修羅の獣たち』を手掛けたパク・フンジョン監督作『The Witch/魔女』の続編。済州島にある秘密研究所アークの襲撃事件で生き残った少女が島から逃げ延びて牧場を経営する姉弟に匿ってもらうが、アークを襲撃した謎の超能力者集団や、姉弟を狙う犯罪組織らが次々と襲ってくる。 『The Witch/魔女』の続編ではあるが、そこでは出てこなかった少女

          シン映画日記『THE WITCH/魔女 -増殖-』

          シン映画日記『波紋』

          シネプレックス幸手にて筒井真理子主演、荻上直子監督作品『波紋』を見てきた。 『かもめ食堂』や『めがね』、『トイレット』、『川っぺりムコリッタ』など、オフビートなヒューマンドラマやコメディを作ってきた荻上直子監督の最新作。予告編を少し見た感じではこれまでの荻上直子監督作品の雰囲気とは違う、シリアスで不穏な雰囲気を感じ、見てみるとその感覚はあながち間違ってはいないが、 深田晃司監督作品や是枝裕和監督作品ほどのエグみはなく、荻上直子監督らしい比較的マイルドな不穏家族ドラマに仕上げ

          私を構成する42本

          Twitterで昨今流行っている#私を構成する42枚を 映画版にアレンジしてみた。 こうして見ると アニメ、アメコミ、テレビドラマ原作、漫画原作など浮ついたやつはシャットアウト出来たし、 ここ10年のが多いけど、どの時代も満遍なく入れられたんじゃないかな。 以下構成する内容。 ①『ドッグヴィル』 ②『アンダーグラウンド』 ③『鬼が来た!』 ④『弓』 ⑤『フルメタル・ジャケット』 ⑥『バリー・リンドン』 ⑦『ラ・ラ・ランド』 ⑧『仁義なき戦い』 ⑨『ファニ

          シン映画日記『岸辺露伴 ルーブルへ行く』

          ユナイテッドシネマ浦和にて高橋一生主演映画『岸辺露伴 ルーブルへ行く』を見てきた。 荒木飛呂彦原作「岸辺露伴は動かない」シリーズの短編「岸辺露伴 ルーブルへ行く」の映画化、というかテレビドラマ版「岸辺露伴は動かない」の劇場版。 人の心を読む「ヘブンズ・ドアー」のスタンドを持つ漫画家・岸辺露伴が「この世で一番黒い色の絵」を求め、フランスのルーブル美術館へ行くが、その絵を巡り、奇っ怪な事件が起こる。 ストーリーは岸辺露伴が雑誌編集の泉京香を連れてルーブル美術館へ行く現在進行

          シン映画日記『岸辺露伴 ルーブルへ行く』

          シン映画日記『クリード 過去の逆襲』

          ユナイテッドシネマ浦和にてマイケル・B・ジョーダン主演兼監督映画『クリード 過去の逆襲』を見てきた。 『ロッキー』シリーズのロッキー・バルボアの宿敵アポロ・クリードの息子アドニスを主演にした『クリード』シリーズ第三弾。1作目にシルベスタ・スタローン、2作目にドルフ・ラングレンをゲストに迎えて、『ロッキー』シリーズのオマージュをたっぷり入れながらの作品だったが、本作は『ロッキー』シリーズの威光から離れた『クリード』シリーズの本格的な新作、と言っていいかな。 引退試合を有終の

          シン映画日記『クリード 過去の逆襲』

          シン映画日記『ソフト/クワイエット』

          ヒューマントラストシネマ渋谷でブラムハウス・プロダクションズ製作作品『ソフト/クワイエット』を見てきた。 『ゲット・アウト』や『ハッピー・デス・デイ』など異色のホラー、スリラーを世に送り出すブラムハウス・プロダクションズ製作の新たなるスリラー映画。これが見事に『ゲット・アウト』や『ブラック・クランズマン』等の人種差別絡みのスリラーをヒッチコック的なクライム・サスペンスに落とし込んだ泥沼クライム・サスペンスである! 郊外で幼稚園の先生として勤めるエミリーは園児らのママ友や近

          シン映画日記『ソフト/クワイエット』

          シン映画日記『最後まで行く』

          ユナイテッドシネマ浦和で岡田准一主演、藤井道人監督・脚本作品『最後まで行く』を見てきた。 日本でも2015年に公開され、中国版、フランス版も作られた韓国映画をリメイクしたクライム・サスペンス。監督・脚本は『新聞記者』や『ヴィレッジ』を手掛けた藤井道人監督、主人公・工藤を岡田准一が演じ、他綾野剛、広末涼子、磯村勇斗、駿河太郎、山中崇、黒羽麻璃央、駒木根隆介、山田真歩、清水くるみ、杉本哲太、柄本明が出演。 元の韓国版もリメイクの中国版、フランス版も知らなかったが、『ヴィレッジ』

          シン映画日記『最後まで行く』

          シン映画日記『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』

          TOHOシネマズ池袋にてヴィン・ディーゼル主演、『ワイルド・スピード』シリーズ最新作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』を見てきた。 通算10作目で、元々はストリートレース、カーレース等レーシングバトルとカーマニア要素が主体のカーアクション映画だったのが、4作目『ワイルド・スピードMAX』から『オーシャンズ11』や『007』、『ミッション:インポッシブル』といったスパイアクションと『TAXi』や『トランスポーター』のようなカーアクションを融合させたスーパーカーアクショ

          シン映画日記『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』

          シン映画日記『それいけ!ゲートボールさくら組』

          MOVIXさいたまにて、藤竜也主演映画『それいけ!ゲートボールさくら組』を見てきた。 『龍三と七人の子分たち』の81歳の藤竜也を主演にしたゲートボールを題材にしたスポーツコメディ映画。 ポスターやフライヤーから藤竜也や石倉三郎をメインとしたシニア世代が目立つビジュアルからいかにも高齢者向けな雰囲気が漂う藤竜也主演映画『それいけ!ゲートボールさくら組』。蓋を開けると、確かにお年寄り特有のものはあるが、オーソドックスなスポーツコメディ映画になっていて、高齢者だけでなく、若い世代

          シン映画日記『それいけ!ゲートボールさくら組』