掌編小説『ニューノーマル・オータム』

掌編小説『ニューノーマル・オータム』

2021年7月発売の椎名寅生著『ニューノーマル・サマー』の後日譚、『ニューノーマル・オータム』を特別公開いたします。しおみんとサリエロ、劇団不死隊のメンバーたちのコロナ禍での青春の続き、ある秋の日の出来事をお楽しみください。 ※以下の掌編小説は好評発売中の『ニューノーマル・サマー』をお読みいただいてからの方がより楽しめる内容となっておりますが、先に掌編小説をお読みいただいても、深刻なネタバレなどはありませんのでご安心ください。 「だから、秋になるとベレー帽かぶる女と、自分

「おたわむれの会」の稽古
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「おたわむれの会」の稽古

寄席形式のお笑いライブ「おたわむれの会」の稽古で、稽古場に集まりました。少人数ですけど。 近所のパン屋の美味しいクリームパンを差し入れに買っていったら、島優子さんがシュークリームとエクレアを買ってきて、クリーム系の甘いものだらけになってしまいました。 甘いものは脳の栄養になるので良し! 劇団員の松戸七実17歳もコントやります。 若手女優の皆さんは、稽古が始まる前に別々のアプリでリレー配信しておりました。仲良いです。 姉貴分の琴里も配信 ネタ稽古。なんでこんな位置でや

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BITE POWER PUSH !!!! 【21年10月/その①】
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BITE POWER PUSH !!!! 【21年10月/その①】

このコーナーはBITE編集部オススメの公演に編集部独自のひと工夫をちょい足しして紹介しよう! という実験的な試みです。 基本的なルール(&企画意図)は↓コチラ↓を参照して下さい。 願わくば、皆さまの観劇ライフに新たな1ページが加わりますよう!! ▼   ▼   ▼ 劇団競泳水着『暫しのおやすみ』2021/10/2〜10◎下北沢 駅前劇場▼詳細情報はチラシをクリック▼ まず#タイトル(P×2)や#作品コンセプト(P×3)に強く惹かれる。#休業(P×1)、#休暇、#活動

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初めて所属した劇団を半年で辞めることになった3つの理由
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初めて所属した劇団を半年で辞めることになった3つの理由

20代前半のころ、初めて出演した舞台をプロデュースしていた方々に、「正式に所属しないか?」とお誘いを受けました。 僕は舞台を中心に活動する予定ではなく、最終的には映像系の仕事をしたいと思っていたので、劇団に所属するか迷いがありました。 でも今回は劇団ではなく、カンパニーへの所属。 カンパニーは劇団と俳優事務所の間のようなもので、自由に活動して良いと言われたので、まずやってみないと分からないと思い、所属することを決めました。 「これからどんな日々が待っているのだろう」と

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結婚について。

結婚について。

かきあげ団団員。29歳。 中学1年生、いや、小学6年生くらいで精神年齢が止まっている。 未だに、女の子と喋るときは内心ドキドキしてしまう。 未だに「大人」は別世界の生き物だと思っているので、「大人」に話しかけられると戸惑ってしまい何を喋っていいのかわからない。 未だに思春期と反抗期の入り口のところで立ち尽くしっぱなしなので、親ともうまく喋れない。 そのくせに、未だに実家暮らしである。実家暮らしなのも、精神年齢がなかなか成人を迎えない一因かもしれない。 しかしながら

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自分と両親しかいない実家
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自分と両親しかいない実家

来週土曜日に母校の100周年式典がある。そのために岐阜県の実家にいる。こっちに来てから、もう6日間が経った。総合演出として関わって2年以上。準備も大詰めだ。実家の倉庫2階にデスクトップパソコンを持ち込み、本気モードでやっている。そして、この倉庫2階で一人寝泊まりをしている。窓からは大きな松倉山が見えて、真っ暗な山の中腹を鉄道が走っていく。聞こえるのは虫の音だけ。僕は23時くらいには力尽きて寝るようになった。 自分と両親しかいない実家。 こんな組み合わせで2週間近く生活する

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GO!GO!フランケンファイブ【完全版】その①

GO!GO!フランケンファイブ【完全版】その①

【登場人物】〈九重 真(ここのえ まこと)〉 街中のお店の様々な仕事を掛け持ちする器用貧乏な青年。 〈九重 小鳥(ここのえ ことり)〉 人気スカイアクションゲーム『エースインザスカイ』無敗の高校生プロゲーマー。 〈観月 天馬(みづき てんま)〉 アメリカ訛りの日本語で話しかけてくる生粋の日本人かつソムリエ。 〈中島 二十重(なかじま はたえ)〉 天馬がソムリエを務めるBARのオーナー。そして、街でも評判の占い師。 〈天野 或萬(あまの あるばん)〉 発明や書

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アヒルの行進 ~ロリータ再び~

アヒルの行進 ~ロリータ再び~

3月になると冬の寒さは少しずつ和らぎ、道すがら見掛ける梅の花は、春の訪れを感じさせる。 友人が所属している劇団に入れてもらってから3ヶ月が過ぎ、先輩や仲間とは打ち解ける事が出来た。4月に小さな劇場で公演する予定の演劇では、僅かばかりとは言えセリフのある役をもらい、3ヶ月前に比べれば間違いなく一歩前に進んだと思う。 だけど、前に進んだら進んだで、やはり新しい悩みが生まれてくるものだ。 団員は10名足らずの小所帯の劇団で、主宰と演出と脚本を団長である小山春樹が一人で担ってい

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月とおならと猫のこと
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月とおならと猫のこと

今週、夕方から夜になろうとしている時間帯に散歩に出かけた時の話。 その日は長い時間、おうちの中でパソコンと対峙して過ごしていたから、脳みそだけが疲れてた。 身体は疲れてないから、頭と身体の元気度数がちぐはく。 頭を休めるために横になろうとするけど、身体がじっとしていられなくてそわそわしていたので、近所の図書館まで散歩に出ることにした。 散歩を始めるとすぐに、後ろから「見えた見えた!」と男の子の大きな声が聞こえた。そして「見えたんだね!」と男の人と女の人の声も追って聞こえた

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2022年2月公演に向けて始動

2022年2月公演に向けて始動

この冬に芝居に出ますよ。 やっと地元の劇団の公演が動き出すことになったので、久しぶりに役者として出ることにしました。 仕事で多忙だったり、身体の調子を崩したり、 感染症が跋扈したり、ダジバンダリなもんで。 この数年ずっと指導者側か裏方だったんす。 でも、まぁ、演じたい欲がやっと出てきて、 さらに、オンラインではなく、 リアルで芝居が出来るぞ~( ̄▽ ̄= ̄▽ ̄) とテンション上がっております! で、先日顔合わせがあり、明日はオーディション。 (私はオーディションには

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