タグチテルヒコ

ずっと好きなもの作りをしていたら、還暦を過ぎてしまった人。 人生の満足度はそこそこ。 …

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ずっと好きなもの作りをしていたら、還暦を過ぎてしまった人。 人生の満足度はそこそこ。 だが無名、かつ売れてない。 胡散くささとは無縁の人生を送ってきたつもりが、じゅうぶん胡散くさいよね。

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自己紹介みたいな

おじさんである。 かの磯野波平氏の年齢を超えているので、下手するとおじいさんである。 最初の東京オリンピックの時は、米沢で母に抱かれて聖火リレーを見たらしい。 名前は本名だ。 ただ漢字で書いた自分の氏名が落ち着かない。 おそろしくスカスカの最初の2文字に、 突然ぐちゃぐちゃした3文字目、 ここでやめておけばバランスも取れたものを、最後の「彦」はいったいどうなのだ。 おかげて人生で上手に名前の書けたことが一度もない。 ここではせめてカタカナにしてみた。 肩書きは造形作家を名

    • 私的朝ドラ考

      わたしは40過ぎにとち狂って退職、作家活動など始めてたわけだが、アルバイト的な仕事をこなしなからも、まぁ時間だけは余裕ができた。 いきおい朝もゆっくりできるので、それまで物理的に手が出なかった朝ドラも見ることができるようになった。 ゆえに、わたしの朝ドラ歴は「あまちゃん」以降である。 「あまちゃん」は面白かった。 それまで何も見ていなかったとはいえ、一応知識として知っていた、大根飯の「おしん」とか、古くはニッポンやニッポンの「鳩子の海」、へばちゃんの「雲のじゅうたん」あ

      • 2024 9 30の3行日記(3本立て)

        9月だ。 3ヶ月にいっぺん通っている病院で年末は28日まで営業だと言われて、慄いている。 新しい朝ドラは、ものすごくベタなスタート。                        近所の牛角が潰れて、しばらく空き店舗になっていたのだが、このたびジンギスカン屋が入った。 羊ちゃんと書いてラムちゃんと読ませるらしい。 オーナーはまちがえなく還暦過ぎだと推察。                        それにしてもここのところパソコンが遅い。 回線の問題か、機

        • なぜか海外ドラマ紹介など

          少し前に「アストリッドとラファエル」というフランスのドラマにはまった。 自閉症の文書係と、猪突猛進の女性刑事のシスターフッド物語で、特に自閉症を抱えるアストリッドを演じたサラ・モーテンセンのリアルな演技が光っていた。 もちろん刑事物としてのストーリーもなかなか面白く、お約束の恋愛要素なども過不足なく、まぁよくできたドラマなのだ。 本国では続編が作られているようなので、まだ今しばらく楽しませてもらえるのだと思う。 さて、この度、刑事のラファエルの方を演じた、ローラ・ドヴェー

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          2024 9 28の3行日記

          根津の街を歩いていて、とある趣きのある建物の貸スペースに行き着き、問い合わせてみると、もう程なく取り壊すのだという。 残念だと思いながら、それでも気にかけていたら取り壊しが延期になったという知らせ。 というわけで、数年ぶりの個展に向けて来年4月末の予約を取った。

          2024 9 28の3行日記

          2024 9 27の1行だけ日記

          朝ドラが最終回を迎えた、これについてはいつか書くと思う。

          2024 9 27の1行だけ日記

          3行で済ますつもりが1249字

          おおむね暇な生活を送っているのだが、なぜか今週も来週もひどく忙しい。 もしかしたら、体の疲れに負けて来週は投稿が疎かになるような気がしないでもないので、あらかじめ言い訳を書いておこうと思う。 ここしばらくは3行日記を2〜3回続けたら、少し長めの文章を挟むというローテーションで、そのくらいのアウトプットがわたしの体質にあっているようなのだが、なにぶん年寄りだ、たぶん肉体疲労には勝てないだろう。 体が疲れているのに、思考だけが鋭く研ぎ澄まされる、みたいなかっこいい状態は、多

          3行で済ますつもりが1249字

          2024 9 25の3行日記

          隔週火曜日に行くことになっている街に、水曜日に出かけて行った。 いつも定休で閉まっている定食屋を探訪するチャンスである。 出てきた天ぷらのビジュアルがいかにも油っぽくて一瞬後悔したが、食べてみたらそこそこうまい、そこそこだが。

          2024 9 25の3行日記

          2024 9 24の3行日記

          本日は頼まれ仕事で、作品搬送用の木の箱を作った。 ただの四角い箱なので構造も作業も簡単なのだが、問題は大きさで、長辺3mというのは、尋常ではない。 イメージしたものよりさらに大きいものが出来上がって、自分1人では動かすこともできぬ。

          2024 9 24の3行日記

          おい幸之助

          高校生の時に、新聞の社説だか一面コラムだかを何本か読んで、感想を書いて提出、という宿題が出たことがあった。 文章は自分で勝手に選んでよいという。 今と違って新聞をとっていないという家はわずかだった時代だ。 スポーツ新聞はダメだぞぉなんてことを言われた覚えがある。 それで、家でとっていた新聞を一週間くらい真面目に読んだのだが、たまたま当時設立されたばかりの松下政経塾に関するコラムが目についた。 松下幸之助に思うところはないし、元の内容もすっかり忘れてしまったが、とにかくわたし

          2024 9 22の3行日記

          大河ドラマを鑑賞。 あんなおどろおどろしい中での出産では、かえって体に悪いと思うが、呪詛と祈祷の勝負の末の産声という演出は凄まじい。 しかし、本当にあんな取り憑かれた巫女みたいのがうろうろする中で産んでいたの? あとウイカ怖い。

          2024 9 22の3行日記

          あなた先生だったでしょ

          タイトルのようなことを言われたことがある。 今年の3月を「去年」といってしまったからバレたのである。(学校の昨年は昨年度のことである) というわけで、専門用語ではないのだが、限られた業界でしか使わない言葉や言い回しというのがある、というお話をする。 例えばわたしの妹は看護師資格を持っていたのだが、あの業界ではよく「申し送り」という言葉を使うらしい。 「勤務を交代するにあたっての業務連絡」といった意味だが、医療、もしかしたら介護もかもしれないが、その方面では多用されるが、他

          あなた先生だったでしょ

          2024 9 20の3行日記

          なんか口座の金額が少ないなと思ったら、とっくに振り込まれているべき代金が、振り込まれていない、しかも3件だ、そりゃ残高も寂しくなるわけだ。 さっそく強く出られるところには、慇懃なメールを送ったが、あまり関係の強くないところは、警戒しつつ月末まで様子を見ることにした。 どうも金の話は苦手、ところで金儲けを称賛したのは誰だっけか? カルビンか、俺はカルビン派になりたい。

          2024 9 20の3行日記

          2024 9 19の3行日記

          連れ合いと、「三谷幸喜は映画監督の才能がないのか?、それとも映画になると優れた脚本が書けなくなるのか?」といった内容の議論になった。 これが感想の言い合いではなくて議論になってしまうところが、我々の未熟なところである。 下手すると三谷幸喜のために喧嘩になりそうになるので、白熱した議論は避けたいと思うのだが、わたしとしては三谷監督無能説を強く主張したい。

          2024 9 19の3行日記

          ほぼ皆さんにはどうでもいい話

          40過ぎくらいから白毛が出てきた。 理容師のお姉さんに「一度染めると一生染めなきゃなんないですよ」と言われたにもかかわらず、ヘアカラーに手を出したのが50歳手前。 風呂場で自分で染めていたのだが、これはわりと上手に仕上がって、見た目はぐっとマシになった。 ここで一応わたしの白髪対策は落ち着いて、その後10年過ぎるうちには、月一回が二回になり、やがて二週に一回くらいの頻度で染めるようにはなってはいたが、まぁ今日まで常に黒々した頭だったといえよう。             

          ほぼ皆さんにはどうでもいい話

          2024 9 17の3行日記

          実は数日前に、独り者の弟が駅で倒れて緊急搬送、そのままカテーテルを入れて一命を取りとめた。 とんで行って担当医から話を聞くに、不摂生の糖尿病からの心筋梗塞とのこと、亡父のやったことをそのままなぞっている。 もう歩けるようになって、多分この人はまだまだ長生きするのだが、手術直後から、転院だ一時帰宅だといろいろ言い出していて、看護婦さんから「こだわりのある方」と言われてしまうという悲喜劇。

          2024 9 17の3行日記