タグチテルヒコ

ずっと好きなもの作りをしていたら、還暦を過ぎてしまった人。 人生の満足度はそこそこ。 …

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ずっと好きなもの作りをしていたら、還暦を過ぎてしまった人。 人生の満足度はそこそこ。 だが無名、かつ売れてない。 胡散くささとは無縁の人生を送ってきたつもりが、じゅうぶん胡散くさいよね。

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自己紹介みたいな

おじさんである。 かの磯野波平氏の年齢を超えているので、下手するとおじいさんである。 最初の東京オリンピックの時は、米沢で母に抱かれて聖火リレーを見たらしい。 名…

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2024 5 9の3行日記

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命日

母親が鬼籍に入って一年になった。 そろそろ命日だなと思っていたら、1日過ぎていた。 今年は特に一周忌の法要などしない。 来年父の十三回忌と母の三回忌が2ヶ月差でやっ…

2024 5 7の3行日記

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2024 5 6の3行日記

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演劇を芝居と呼んでいた頃

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2024 5 4の3行日記

GW前半にお仕事で作ったもの。 上がり框の踏み台と、階段踊り場の休憩用箱椅子。 近くの某文化財に、バリアフリー対策で置かれる模様。

朝ドラ見て考える

今期の朝ドラをみながら、戦前の話なれど、今の世の中のことを考えずにはいられない。 自分が子どもの頃には、なんだかんだ言っても、戦後民主主義というものを信じていて…

2024 5 2の3行日記

暑かったので今年初めてのアイスを食べようと決心した。 糖分の取りすぎもよろしくないし、ここはガリガリ君一択だろう。 なのに手前に並べてあった、プレミアムキャラメ…

2024 5 1の今日は4行日記

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ハナノハナシ

うちの前の植え込み、というか塀の下の僅かに土の見える場所なのだが、ここにしばらく前から、薄紫の美しい花がたくさん咲き始めた。 さてなんの花だろうなと、しげしげ見…

すれ違い

仕事に使うものをネットで買った時は、仕事場に直接配達してもらうようにしている。 仕事場は共同アトリエで、10数名が使っているので、だいたいいつも人がいる。 なので…

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祝杯のわけ

入学した高校がたまたまサッカーの強豪だった。 かつて何回も全国制覇を果たしていて、運動部にも、スポーツそのものにもなんの興味もなかったわたしでさえ、一応その事実…

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猫背

昔から猫背気味で、足元ばかり見て歩いている。 そのわりに結構な頻度でつまずくのは、不器用なのか、注意力散漫なのか、はたまた運動能力の問題か、よくわからない。 た…

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自己紹介みたいな

自己紹介みたいな

おじさんである。
かの磯野波平氏の年齢を超えているので、下手するとおじいさんである。
最初の東京オリンピックの時は、米沢で母に抱かれて聖火リレーを見たらしい。

名前は本名だ。
ただ漢字で書いた自分の氏名が落ち着かない。
おそろしくスカスカの最初の2文字に、
突然ぐちゃぐちゃした3文字目、
ここでやめておけばバランスも取れたものを、最後の「彦」はいったいどうなのだ。
おかげて人生で上手に名前の書け

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2024 5 9の3行日記

2024 5 9の3行日記

テレビを見ていたら、血糖値を下げる画期的かつ簡単な方法があるという。(おっ)

ご多分に洩れず、最初の方でモニターになった人の素晴らしい成果を流して、肝心のやり方は番組の最後。(わくわく)

それでも最後まで見たら、「規則正しい時間に食事をしろ」とのこと、すでに規則正しく食事をして、なおかつ血糖値の高いわたしは蚊帳の外であった。(おい)

命日

命日

母親が鬼籍に入って一年になった。
そろそろ命日だなと思っていたら、1日過ぎていた。

今年は特に一周忌の法要などしない。
来年父の十三回忌と母の三回忌が2ヶ月差でやってくるから、お寺が嫌がらなければ、一緒にお経を上げてもらおうと思っている。

こういう感覚は人によっては信じられないものなのかもしれない。
しかしわたしは、法要だのなんだのは、10年に一度くらいでちょうど良いのではないかと考えている。

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2024 5 7の3行日記

2024 5 7の3行日記

関東の電車は、本日各地で遅延が相次いだ。

原因はといえば、連休明けの満員電車で体調を崩す乗客が続出したため。

一度電車が止まると、後続の電車に満員状態で閉じ込められた客がまた体調不良を起こすという、笑えない玉突きが起こり、みんな連休中に頑張りすぎだよと思った。

2024 5 6の3行日記

2024 5 6の3行日記

いつものなんちゃって彫刻ではなくて、少し本格的な木の塊から彫り出す作業を始めたら、全身筋肉痛に襲われる。

体かきついと頭も回らないので、今日は風呂に入って寝てしまおう。

noteもなんか斜に構えたことでも3行書いて終わりにしようとしたのだが、それすら思いつかない。

演劇を芝居と呼んでいた頃

演劇を芝居と呼んでいた頃

唐十郎が亡くなった。

実は若い時は演劇青年だった。
いつからそうだったのかはわからない。

高校の国語で、ブルータスとオクタヴィアヌスの演説に材を取ったテキストがあって、(あれは誰の書いた何という作品だったろうか?)皆の前で「気持ちを入れて」読まされたことがある。

それがまぁまぁ評判が良くて、どうもあの辺りからその気はあったようだ。

大学に入ると怪しげな演劇のサークルがあって、同じ学科の可愛

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2024 5 4の3行日記

2024 5 4の3行日記

GW前半にお仕事で作ったもの。

上がり框の踏み台と、階段踊り場の休憩用箱椅子。

近くの某文化財に、バリアフリー対策で置かれる模様。

朝ドラ見て考える

朝ドラ見て考える

今期の朝ドラをみながら、戦前の話なれど、今の世の中のことを考えずにはいられない。

自分が子どもの頃には、なんだかんだ言っても、戦後民主主義というものを信じていて、だから時々悪徳政治家みたいなものが出てきても、そういう手合いは最終的に陽の当たるところに居続けるのは難しいのではないかと信じていた。

何しろ悪徳なのだから。

あの絵に描いたような悪人顔の、田中角栄が失脚したのが、まさにその証左のよう

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2024 5 2の3行日記

2024 5 2の3行日記

暑かったので今年初めてのアイスを食べようと決心した。

糖分の取りすぎもよろしくないし、ここはガリガリ君一択だろう。

なのに手前に並べてあった、プレミアムキャラメル味なる変化球の一品を買ってしまい、どうしたらこれと間違えられるのかと落ち込むことしきり。

2024 5 1の今日は4行日記

2024 5 1の今日は4行日記

3日でできると思って受けた木工仕事だけれど、5日かかりそうだ。

もっとも、作業自体はサクサク進んでいる。

もう一度同じ仕事をしたら、多分3日で作る自信があるが、次も同じものを作れと言われることは、まずない。

まぁ、そういうのが楽しくてやっている仕事ではある。

ハナノハナシ

ハナノハナシ

うちの前の植え込み、というか塀の下の僅かに土の見える場所なのだが、ここにしばらく前から、薄紫の美しい花がたくさん咲き始めた。

さてなんの花だろうなと、しげしげ見てみたのだがよくわからない。
花弁が五枚で桜型、だが葉っぱの形状はどうみてもクローバーである。

そういえば、クローバーはシロツメクサ。
たしかムラサキツメクサという植物もあったはずだなと、Google先生に聞いてみたが、出てきた写真は明

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すれ違い

すれ違い

仕事に使うものをネットで買った時は、仕事場に直接配達してもらうようにしている。

仕事場は共同アトリエで、10数名が使っているので、だいたいいつも人がいる。
なので時間指定などしなくても、荷物が届けば誰かが受け取ってくれるし、置き配でそこらに放置してあれば、見つけた誰かが入れておいてくれる。
たいへんにありがたい相互扶助である。

とはいえ、置き配指定も時間指定もできない業者(なぜだかいまだに結構

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祝杯のわけ

祝杯のわけ

入学した高校がたまたまサッカーの強豪だった。

かつて何回も全国制覇を果たしていて、運動部にも、スポーツそのものにもなんの興味もなかったわたしでさえ、一応その事実だけは知っていた。

ただわたしの入った頃には、母校のサッカー部はもう全盛期を10年くらい過ぎてしまっていて、県内では新興勢力が台頭した結果、彼らはなかなか全国大会へと進めなくなっていたのである。

それでも他の部活がどこもパッとしなかっ

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2024 4 27の3行日記

2024 4 27の3行日記

ネットのおかげで大概のものは手に入る世の中なのだが、それにしても、手に入りやすいものと、そうでもないものは厳然としてある。

日本中に在庫がなくて、半年待ちです、という塗料とか、ごくごくありふれた工具なのだが、そのサイズは中国でしか作っていませんとか。

今日、まさに探していたのとぴったりの機械部品を見つけたのだが、販売しているのはトルコのショップで、ちょっと注文する勇気が出ない。

2024 4 26の3行日記

2024 4 26の3行日記

連休に入るというのだが自分にはあまり関係ない、そういえば昔「毎日が日曜日」という小説があった、読んでいないが。

連休の後に、山口、萩あたりを旅行するのもいいなと思って調べてみたら、最近NYタイムズが持ち上げた記事を書いたらしくて、やたらと宿代が高い。

インバウンドで潤う向きもあるのだろうが、海外どころか、国内もこれだもの、ぶつぶつ。

猫背

猫背

昔から猫背気味で、足元ばかり見て歩いている。
そのわりに結構な頻度でつまずくのは、不器用なのか、注意力散漫なのか、はたまた運動能力の問題か、よくわからない。

ただ時々顔を上げると、普段見ていないものに気づくことがある。
かわった意匠の建物とか、不思議な看板とかだ。

今日は変圧器に植物が絡み付いて、一面に白い花を咲かせている電柱に行きあたった。
まるでホーチミンの街中で見た風景のようだ。

あん

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