うえぽん

毎日note更新中。舞台俳優、お笑い芸人です。ここではちょっと不思議なお話や妄想やエッセイや、不器用な恋バナのようなものを書いております。フォローいただけると喜びます。

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    • 不器用な男女の恋の物語

      僕のnoteより、恋の話セレクションです

    • 2021年6月うえぽんnote

      2021年6月の投稿です

    • 2021年5月うえぽんnote

      2021年5月の投稿です

    • 2021年4月うえぽんnote

      2021年4月の投稿です

    • 2021年3月うえぽんnote

      2021年3月の投稿です

    最近の記事

    ありがとうネックウォーマー

    なくしたと思っていたネックウォーマーが、しばらく使ってなかった仕事用のリュックの中から出てきた。 そうか、お前そこにいたのか。そんなところでずっと俺を待っていてくれたんだな。ありがとう。ごめんね、寂しかったろう?寒い中出かけるたび、自転車に乗るたび、お前のいない首もとが寒くて寂しかったよ。あぁお前さえいてくれれば良かったのにって何度思ったことか。てっきりお前はどこかの稽古場に忘れてしまったんだと思っていたよ。今頃忘れ物ボックスみたいなところに入れられて、暗い中ひとりで寂しく

      • 愛をください

        愛されたいなぁということを最近よく考える。思えば求める愛がこぼれ落ちてすり抜け続けていく人生だった。自分は愛されぬのだと、愛されぬのはつまり自分に愛される価値がなからだという思いが、胸の中に黒い染みのようにずっとある。 愛とは何なのだという問いは、人類が4000年をかけてなおはっきりと答えが出ないでいる問題だ。僕の求める愛を明確にするために他の言葉に置き換えてみることにしよう。求められたい、必要とされたい、触れられたい、受け入れられたい、尊重されたい……そういう思いの集合体

        • 語りングのすすめ

          高校の頃、演劇部の仲間とかでよく色々なことを語り合っていた。恋愛について、勉強について、演劇について、あーでもないこーでもないとざっくばらんに持論を語り合う。いつしかそれは『語りング』と呼ばれるようになっていた。 狭い部室で、誰かの家に集まって、海辺のテトラポットに座って、高校生の青臭い持論を戦わせる。軽口を叩いて笑い合いながらも、真剣に、裏表なく、互いを尊重し合って語り合った。今思えばとても貴重な時間だったように思う。 大人になって、本音で腹を割って話し合う機会は徐々に

          • ワールドカップの話

            今日はしっかりワールドカップの話を書いてみることにする。 日本代表がスペイン代表に勝利し、2勝1敗でグループリーグ首位通過が決まった。正直誰がこの結果を予想しただろうか?コスタリカに勝てなかったことはむしろ予想の範囲内で、ドイツ、スペイン相手に2勝を挙げるなんてことはまさに奇跡のような結果だ。しかし日本代表は初戦で成し遂げた奇跡を再現して見せた。幸運や偶然ではこんな再現性は有り得ない。少なくともそこには奇跡を呼び込むだけの要因があったのだろう。 素人なりに今回の日本代表の

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          • 2021年4月うえぽんnote
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          • 2021年3月うえぽんnote
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          • 2021年2月うえぽんnote
            うえぽん

          記事

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            冬のせいにして

            12月の始まりの日。きちんと12月らしい寒さで始まった。冬は人肌が恋しくなる季節だ。『凍えそうな季節に君は愛をどーこー云うの?そんなんどーだっていいから冬のせいにして暖め合おう』と、懐かしい歌の一節が頭をよぎった。 身も蓋もない言い方で要約してしまうとこれは、『セックスしよう』ということである。しかしなかなかストレートにそんなことを言うわけにもいかないのが男女の機微というもの。『そんなんどーだっていいから冬のせいにして暖め合おう』というのは『セックスしよう』の言い換えとして

            97年の僕から

            公演終わってひと息ついて、自分の表現の原点に立ち返ってみようと思った僕は、古いノートを引っ張り出した。それは中学〜高校ぐらいの頃に書いていた詩のノート。1冊目は1994年から始まっている。パラパラとめくって巻末に書かれていた文章を読んで僕はハッとした。そこにはこう書かれていた。 幾年か後の植野龍二よ この詩たちを見て 君の歴史を見て欲しい ここには 君が決して見せない 本気の君がいる そんな裸の君を見て 君の歴史を想って欲しい そして君の糧として欲しい 1997.4.15

            終わりと終わりと始まりと

            舞台が終わってようやく落ち着いたので、久しく会えていなかった恋人に連絡をした。「いつ会える?」と聞くと、いやぁうーんと曖昧な返事が返ってくる。あれ?おかしいな?と思ってよくよく聞いてみると、久しく会えていなかった間に恋人には新しい恋人が出来ていたらしい。「別れて欲しい」と言われた僕はすごすごと引き下がることしか出来なかった。 スマホを置いてベッドに大の字になって、恋人……いや、元恋人のことを考えた。いい女だった。ずっとこんな関係が続いたらいいなと思っていたし、ずっと続くもの

            濁茶

            舞台が終わって少し燃え尽きたので今日のnoteは終演のご報告だけでお茶を濁すことにします。 ご来場いただいた皆さま、配信をご視聴いただいた皆さま、共演者、スタッフの皆さま、応援してくれた皆さま、本当にありがとうございました。このご縁が繋がってまたどこかでお会い出来る日を楽しみにしております。 劇団の次回本公演はゴールデンウィーク。僕は主役をやります。プレッシャー半端ないですがきっとまた素敵な作品をお届けします。お楽しみに。

            千穐楽の朝

            家から一歩出て見上げた空が雲ひとつない青空だった。 今日もきっといい日になる。 そのためにきっといい舞台にする。 元気に舞台に立ってお客様に作品を届けられる喜びと感謝を胸に。行ってきます。 おかげさまで満席となっておりますが、無料生配信でもご覧いただけます。見てください。 🎭️11/27(日)12:00~ ヒトトオリ⑤ youtu.be/_WKCn2FvG9g 🎭️11/27(日)16:30~ イッセイイチダイ⑤ youtu.be/thUruHO3yfA

            赤い糸の呪い

            僕が何度振られてもケイコさんに告白をし続けたのは、僕の小指からケイコさんの小指まで繋がる赤い糸が、僕にははっきりと見えていたからだ。僕の運命の相手は絶対にこの人なんだ、いつかきっと振り向いてくれるんだ。そう信じて何度も想いを伝えて、そのたびにこっぴどく振られ続けてきた。 いつになったらケイコさんは僕の想いに応えてくれるんだろう?いつかケイコさんにもこの赤い糸が見えるようになるのだろうか?振られ続けて4年目の夏、僕はいつものように振られた帰り道でそんなことを考えていた。赤い糸

            追撃の告白

            「君のことが好きです。付き合ってください」と告白をされた。私が返事に少し迷っている間に、「僕は顔もイケメンじゃないしお金持ちなわけでもないし口下手で面白い話も出来ないけれど、それでも好きなんです」と彼は続けた。イケメンじゃないしお金持ちでもないし口下手で面白い話も出来ないのかと思うと私は更に返事に困った。 私が返事に困っていると彼は更に続けた。「僕はハゲてるし君よりも随分と歳上だし最近身体のあちこちにガタがきているし足は臭いしちんこは小さくてセックスも下手くそだし、お金の管

            友情のパンツ

            9月。僕の誕生日を祝って、友人たちがささやかな会を開いてくれた。ありがたいことにみんなそれぞれプレゼントも持ち寄ってくれた中、「こないだディズニーランド行って買ってきたの〜!」と言って渡されたのが、くまのプーさんと『美女と野獣』のガストンのボクサーパンツだった。 誰かにパンツを貰う、という経験。おそらく普通はそんなにないんじゃないかと思うのだが、僕は確か人生で3度目である。割と下ネタにオープンで、3枚目で、いいリアクションもするので(自分で言うなよ)、『パンツをあげたら面白

            劇場入りの朝

            さて、今日から劇場入りです。明日から週末まで本番。それでもここは毎日更新するつもりではおりますが、少し疎かになるかもしれません。 僕は劇場という空間が好きだ。そう言えば劇場スタッフとしても働いているし、なんなら本業みたいな副業でやってる警備員のお仕事でも今は劇場を作っている建築現場にいる。どんだけ劇場好きやねん、である。 劇場入りの日のソワソワワクワクちょっとピリピリした空気も好きだし、セットが組み上がって照明が入って段々と異空間になっていく感じも好きだ。本番前、役者たち

            ショートショートショート

            今日はツイッターに放流するような超ショートショートをいくつか。 ・身長が179センチあるので、自分よりデカい人に会うとちょっとだけ「おぉ…」と思う。年に数回だけど、自分よりデカい女性を見かけることもある。おぉ…!ってなる。 ・インド映画『RRR』がめちゃくちゃ良かった。監督は『バーフバリ』のラージャマウリ監督。『ムトゥ踊るマハラジャ』からハマって、2000年頃はいっぱい観ていたインド映画。ムトゥはもちろんだけど、『ボンベイ』とか『ラジュー出世する』とかもオススメです。

            文筆婚活

            「あなたの書く文章が好きで、あなたにとても興味があります。良かったらお会いしませんか?」とメッセージが来た時、僕は心の中でガッツポーズを決めた。僕がここまで毎日文章を書き続けてきたのは、全てこういう出会いを求めてのことだったからだ。 40を過ぎ、おデコもすっかり禿げ上がり、僕は多くの人の恋愛対象からとっくに外れてしまっていることを感じて焦っていた。こんな自分でも好きになってくれるとしたら何だろう?そう自問自答した結果、思い当たったのが文章だった。何かを書くことには自信がある

            スポーツ好きな瞬間

            突き押し主体の力士がたまに出す豪快な投げ技 後半ロスタイム最後のコーナーキックのチャンスに攻め上がってくる190センチのゴールキーパー めちゃくちゃに粘るカットマン 総合格闘技の試合で出てくるカポエイラの蹴り技 打点の高いドロップキック 代表ではチームメイトだけどクラブチームではライバル同士でバチバチにやり合う エキシビションでバックフリップ決めちゃうフィギュアスケーター 出足払いとかの地味な技が綺麗に決まって一本 6ラウンド辺りから距離を掴んで面白いようにジ