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いちねん

いちねん

今まで装ってきた自分を捨てて、ありのままでいられるように。

noteを初めてもうすぐ一年が経つ。

これでもかってくらい辛いことが重なった2020年。 2021年は私にとってリハビリの年だった。
今までの自分は本当の私。
一年間で別人のようになった自分も本当の私。
だんだんと素をだせるようになってきた。

何十年とかけて築いた友情も、一瞬で崩れる。
どんなに濃い血を共有していても心まで共有するこ

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毎日ワクワクするための10のこと

毎日ワクワクするための10のこと

平凡な毎日が楽しくないなあと感じていても大丈夫。何か楽しいこと起きないかなあと思ったなら、この記事を読むタイミング。ちょっとだけ見方を変えてみて、あなたは主人公です。

私が毎日をワクワク過ごすためにしている10のこと。軽〜い気持ちで読んでくださいね。
今回は1〜5まで、はじまりはじまり。

1.悪役との対決雨の日や冬なんかは、空を見上げても曇っていることが多いですよね。ポカポカのお日様が見えない

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3秒公衆電話

3秒公衆電話

帰り道
立ち並ぶ飲食店から漂う香りと
テイクアウト商品を買い求める人々
夕焼けに染まる空に
真っ白い雲が流れる

夕方なのに茹だるような暑さが続くのは
ヒビの入ったコンクリートが
日中の暑さを抱きしめて離さないからだろう

人の波に乗りながら歩く
小さな書店の前に公衆電話を見つけて
こんなところに公衆電話なんてあったんだと
現代に子供の頃の名残りを感じる

今日は公衆電話の扉が開いていた
こんな暑

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夢のお話

夢を見ている時は意識がないなんて誰が言ったんでしょうか。

大抵の人は「一日」という言葉を聞いた時に、寝ている間は含めないと思います。
テスト勉強に三日かかったとか、この作品を作るまで二日かかったとか…(本当に24時間×日数の場合もあります)
でももし、その「一日」が睡眠中を含めるとしたら?これは、一日を24時間と定義した場合。
(当たり前のことを文章にしているので、頭がこんがらがりそうですが笑)

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失われた青春

失われた青春

青春っていつからいつまでのことを指すんだろう

もっぱら勉強に耽っていた学生時代は恋愛だとか部活動だとか旅だとか本来青春の醍醐味とされるものとは無縁の生活を送っていた。
学校では勉学に励み9時に帰宅の後家では予習復習。決して認められることのない努力を無駄に重ね青春を放棄していた。
家族からの期待とプレッシャー、羽目を外したいと思う気持ちは常にどこかにありながらもガッカリされるのが怖くて自分の気持ち

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キラキラ

キラキラ

絵を上手く描きたくても描けない絵画を見て、絵を描きたい!と思うんです。筆を持ってはみるものの、想像とそこにある絵と色のギャップに絶望します。いつも。

歌を上手く歌いたくても歌えない流行りの歌を聴いて、好きな歌手の歌ってる姿を見て、ミュージカルを見て、鳥肌が立ちます。私もと思いマイクを手に取りますが、お世辞にも上手とは言えません。

スピーチを上手くしたくてもできない
スピーチを難なくこなす人を見

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異国のおひと

異国のおひと

あなたの描いた絵を見ると胸の奥が痛くなる
あなたの筆遣いはすぐにわかるの
途中までしか描いてくれなかった似顔絵
もうちょっと待ってって、もう待てないよ

投稿されたその子は誰なんだろう
変わらないタッチと才能
変わってしまった日常
そのセルフィーは下手くそって言ったのに

私は悪魔だった、だけどあなたも天使ではない
忘れたいのに私の世界に入ってこないで
嫌いなはずなのに嫌いにならないといけないのに

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クリームソーダ伝記

クリームソーダ伝記

大切な人ほど一度に、突然、一瞬で消えてしまうのは何故だろう。
あれほど当たり前で、ルーティンのようになっていた日常がそうでなくなり、一気に恋しくなるほど胸が痛むことはない。

こんな時に限って笑い合った記憶が呼び起こされて、貴方がいるように話してしまうのは何故だろう。
いなくなると分かっていたならアクションだけじゃなくてラブコメだって選んだのに。

何度も何文字も打っては消して、結局まとめられずに

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水槽の脳で良い

水槽の脳で良い

「ファンタジーの世界がきっとどこかにある」って言う私の中の思考を、哲人達の力を借りて解釈してみました。
でもそれは確信的な証拠もなければ保証もない、とんだデタラメにすぎないかもしれません。

ファンタジーとはファンタジーの世界が存在するなんて言ったら鼻で笑われるかな。たぶん、そう。空想的なものとして定義されているわけでもあるから。

でも本当に「ファンタジー」って想像の世界でしか無いって証拠はない

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おやつの時間がある世界

おやつの時間がある世界

結局、なんの関係があるのかと言われれば私自身、見当もつきません。

時間時間というのは不思議なもので、思い出が詰まっていれば詰まっているほど速く感じる。
かと思えば思い出が全くない時に速く感じたりもする。
楽しくて昨日今日、明日と笑って過ごした日は時が流れるのが速い。
嫌なことが続いていてまだかまだかと時計を眺めている日が続いても速いと感じる。
充実していても、苦痛であっても、ある時から私の時計は

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アリシアの幻覚

アリシアの幻覚

私の中の想像でしか無くて、その根源となるものたちは周りから得たものであるけれども

何一つ変わらない朝。
平和な、朝。
アラームを6時30分にかけて35分のスヌーズで起きる。
今日もいい日になる、そう呟きながら身体を起こす。
濡れた顔で鏡の中の目を見る。

信号が鳴いている。
2秒後に変わる信号も待てない人々。
3分後の電車も待てない人々。
ああ、今日はハズレだ、揺れが強い。

この車両にはいった

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おとぎばなし

おとぎばなし

この記事で、過去にも現在にも、どこにでも生まれ変われるんじゃないかってことを書いたんです

よくよく考えてみればそれは前世にも言えることですよね
未来に生まれている自分を前世として認識する
もし過去に生まれ変われるなら、これも可能になります

それでは何故、前世・過去世(ここでは現在、ここに生まれる前のものとします)と言った時に殆どの人は過去の出来事しか話さないのでしょうか
未来は未知であるからそ

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題名

題名

クノー曰く
言葉を愛していれば
何を言いたいのかわからなくとも
詩はかける
題をつけることは後からでも良いと

そのものの本質は中身でも
目的でも名前でもない
そのいずれにもある、またはその存在が本質なのかもしれない

ただ、人間というものの性分
どこか一つに重心を与えようとする
もしくは、そうしなければいけない気がするのか
いずれかに本質を見出そうとする
そこにも面白さは覗くのだが

彼の言う通

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あの、感覚

あの、感覚

それは、時々やってくる
ワクワクするような
懐かしいような
はたまた、今この瞬間にも感じる
自分の過去を見ているのか
他人の今を見ているのか
別の世界に生きる私を見ているのか

あれが何なのかは誰にも、一生、わからない
たぶん
でも、そこに存在するのは確かであった

風に乗せられてくることが多かった
ふとした瞬間にその光景を見せる
自転車に乗ってるときのそよ風
肺を刺すような冷たい北風
建物の間か

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