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私から見た世界と私が生きる世界 訳の分からない文章だけど ほんのちょっとでも 人生の糧…

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私から見た世界と私が生きる世界 訳の分からない文章だけど ほんのちょっとでも 人生の糧に、目的に、楽しみになれたら うれしいです

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最近の記事

あなた

いつも会いたくて どうしているか心配になる 触れたいと思い 匂いを思い出す 雪が積もれば 道を作る 美味しいものは 食べさせてあげたい 嫌いな映画でも 面白いと笑うなら観たい 美しい景色を見るなら 感情を共有したい 無茶なことでも 夢と言うなら応援する 袂を分かつ日が来ても 初めてであり終わりであり 一番でありたい そう想わせるのがあなた

    • 通話

      抱くような問いで 私に触れて ウヰスキーのような声で 恍惚へ誘って 子守唄のような口調で 私を食べて

      • それ

        決して一つになることはない しかしながら一つでありその他の何でもない 決してわかりあうことのできない しかしながらわかりあいその他の何でもない その丸みを帯びた肉体の そのゴツゴツとした肉体の 愛の行く末に待つもの 悲しい人よ その手とその顔とその心を持つもの 美しい人よ 交わることのない形、意識の端 言葉にしてはならないその言葉

        • 偵察

          ただ、心地よい存在 付き合うでもなく、友達でもなく それまでの危ないスリルを 楽しむだけの付き合いと聞いている 人混みで迷子にならないため 手を組む症状なし どことなく訪れる不安を消す 腕を回すことも見られず 相性を確かめるための 確認作業はなし 欲と寂しさを埋め ストレスをぶつけるための 自己破壊行動もなし ーーーーーーーーーー 手を繋いだら終わり? 抱きしめたら終わり? キスをしたら終わり? エッチしたら終わり? ーーーーーーーーーー 恋人禁止区域ではない す

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        記事

          U

          「依存しちゃうんだよね」 「依存の何がダメなの?」 「依存して欲しいなら別だけど、熱量が違うときっとうまく行かないから」 「うまく行かないのってダメなの?」 「別れたら、元に戻れないかも知れない」 「どうして戻れないってわかるの?わかんないじゃん」 「好きな人なんて友達にも言えるじゃん、友達として好きってやつ」 「好きな人=恋人 友達関係にある「好き」が欲しいの?」 貴方のコーヒーカップ 貴方は右利きだから左で持ったの 「リップ付いてるから反対から飲んだ方いいよ」

          いちねん

          今まで装ってきた自分を捨てて、ありのままでいられるように。 noteを初めてもうすぐ一年が経つ。 これでもかってくらい辛いことが重なった2020年。 2021年は私にとってリハビリの年だった。 今までの自分は本当の私。 一年間で別人のようになった自分も本当の私。 だんだんと素をだせるようになってきた。 何十年とかけて築いた友情も、一瞬で崩れる。 どんなに濃い血を共有していても心まで共有することはできない。 積み重ねた思いやりも努力も、結局のところ自分の中の出来事にしか過

          いちねん

          愛の答え

          愛が何かもわからずに 愛だと囁く 愛することが何かもわからずに 愛していると囁く 愛の重さも好きの軽さもわからずに ただ囁く昼のような夜 片道切符の思いを口に出して 愛と好きを囁いている間に 帰りの切符を手にすることはできない 思いを伝えることは難しい 思いを通わせることは難しい 思いを胸に留めておくことは もっともっと難しい 愛とは何か その質問に簡単に答えられるのは 考え抜いたからか 考えた事がないか 好きとは何か 簡単にその言葉をこぼすのは 寂しいからか 所

          愛の答え

          ビスクドール

          彼らは私の顔を見て言うの 「波動が合う」「フィーリングが合う」 彼らは私の瞳を見て言うの 「可愛いね」「美人だね」 彼らは幸せそうに照れて笑うの 「こんなにドキドキしたのって久しぶりだよ」 彼らはぎゅうっと抱きしめるの 「いい匂いがする」 彼らは指を滑らせるの 「他の男のところに行かないで」 彼らは言葉を止めるの 「好きだよ」 私は言うの 「ありがとう」 ほんの数時間で たった一夜で ただ一言で 一目で 彼らは盲目 見えていないの何もかも 彼らは素直 信じてしまう

          ビスクドール

          苦痛

          苦痛 すぐそこにいるはずなのに 身体は距離を取ること 離れているはずなのに 頭の中は一方的に距離を詰めること 至る所に落とされた嘘が まだ昨日のことのように 今後も続く真実だったかのように 感触を残す 同じ空を見上げ 同じ空気を吸って 同じ地を歩く それだけの共通点があると言うのに それだけの時間を共にしているのに それだけじゃ足りない 何もかもが足りない 見たくもない夢を見て 喜び、そして落ち込む あなたに会えたの どうして、会いに来たの 一向に返ってこない言葉

          ラザニアとレモンの葛藤3

          🍋2話目はここだよ🍋 ラザニア それは私にとって、この世で1番好きと言っても過言ではない食べ物。 重ねられたミルフィーユ生地と、その間に挟まるミートソース。ファミリアのラザニアにはホワイトソースも混ざっていて、美味しいって言葉じゃ足りないくらい美味しい。 でも、ここのラザニアは、なんだかちょっとピンとこない。 もちろん、美味しいんだけれども、ファミリアのラザニアには敵わない。それに、彼の綺麗な顔に見惚れちゃう。それどころじゃない。 デートしてる、私。私、デートしてる!

          ラザニアとレモンの葛藤3

          毎日ワクワクするための10のこと

          平凡な毎日が楽しくないなあと感じていても大丈夫。何か楽しいこと起きないかなあと思ったなら、この記事を読むタイミング。ちょっとだけ見方を変えてみて、あなたは主人公です。 私が毎日をワクワク過ごすためにしている10のこと。軽〜い気持ちで読んでくださいね。 今回は1〜5まで、はじまりはじまり。 1.悪役との対決雨の日や冬なんかは、空を見上げても曇っていることが多いですよね。ポカポカのお日様が見えない日なんて…心まで暗くなっちゃう。と感じる人も多いのでは?? でも大丈夫です!お

          毎日ワクワクするための10のこと

          そのことについて

          ある日彼は言いました そのことについてはまた後で ある日彼女は言いました そのことってなんのことなの? ある日彼は言いました そのことについて話す機会があれば ある日彼女は言いました そのことって何?教えてよ ある日彼は言いました そのことについて、教えてくれますか ある日彼女は言いました 残念だけど、あなたに教える価値はないの

          そのことについて

          流れ星

          星かと思って見つめ合っていたの 本当は流れ星だって気付かずに あまりにも輝いていて そこにずっとあったかのようで だからフィルムに収めようとした キラキラと1番に輝くあなたを そしたら消えては現れて 流れ星だってわかったの 髪に触れたのも肌に触れたのも 全て夢だったのかもしれないね どんなにピントを合わせても あなたはすぐに消えてしまう 最初から見つめ合ってなんかいないのかも 一方的に記録に残そうとしていただけかも あなたを写そうと切ったシャッター 綺麗な夜景だ

          流れ星

          ラザニアとレモンの葛藤2

          🍋1話目はここだよ🍋 突然のデートのお誘いから数日。忙しくしていたため、ファミリアに足を運べずにいた。というのは本当だけど、彼に会うと思うとドキドキで手の震えが止まらないからっていうのが本当の本当の理由。 カードに残された一方的なメッセージを眺める。私が直接彼に返答するしかないってことだこれ。無論、そんなキュートなお誘いを断ることはないけど、なんて返そうか?カードに英語でお返事を書いて渡す?直接どこ行きます?なんて言えないしなぁ。いっそのこと知らないフリをしてみようか…。

          ラザニアとレモンの葛藤2

          ラザニアとレモンの葛藤

          あと2分…。 指が取れるんじゃないかってくらいの勢いで書類を作成する。 あと1分…。 パソコンの画面を静かにスリープモードにして、財布と携帯、日傘を取り出す。 12時30分! 来た。1日で1番幸せで楽しい時間。画面上の数字がちょうど1230を指した時。 隣に座るマリナとスタートダッシュを切る。「お昼いただきます!!!」 私たちは単なるOLではなく、一種の開拓者だ。洗練されたビルよりもお洒落なレストランが目立つここでは避けられない進化と言ったところだろうか。 毎日レストラ

          ラザニアとレモンの葛藤

          夏冬 冬夏

          燦々と照りつける太陽が 人々の内側まで明るく照らす しんしんと降り積もる雪が 人々の内側まで暗く凍らせる 彼が喜びを表すのならば 彼女は憂鬱さであろうか 素晴らしい毎日が たまらなく輝いた毎日が 悲しい毎日が 静まり返った毎日が 巡り巡って出会うことはない やる気を奪い 陰鬱な気を蔓延らせる 情熱を与え 困難を消し去る 彼女は彼のためにあり 彼は一人で生きているのか しんしんと降り積もる雪は 宿題ではなくプレゼントかもしれない 燦々と照りつける太陽は 休日

          夏冬 冬夏