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徒然なるままに

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徒然なるままに書いたエッセイのようなものです。精神疾患やセクシャルマイノリティなどの話もありますのでご注意を。生温い目でお読みいただければ幸いです。
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現在のLGBT配慮に時に違和感を覚えた個人的なホラー体験と戯言

現在のLGBT配慮に時に違和感を覚えた個人的なホラー体験と戯言

過激なタイトルで恐縮ですが、私自身がLGBTQの一員でありながら、実際に関わった後輩がLGBTであるがために過剰に配慮され野放しにされ、結果、より大変な被害に遭った経験があるため、表題とさせていただきました。
雑に言うといわゆる”普通=心と体の性別が一致していて異性愛者の方々の人”にも、あまりにも慎みを知らない人間がいるように、LGBTQにもそうした人は当然います。
以下、その誤って守られすぎた事

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ASDでうつ病の人間が人生で初めてライブに行ったらすごく感動した話

ASDでうつ病の人間が人生で初めてライブに行ったらすごく感動した話

※精神疾患とライブのセトリのネタバレ等含みます。苦手な方は申し訳ございません※

初めに
私はASD,うつ,他パニック発作や対人恐怖症の酷さから、音楽が好きな割にはライブというものに約30年、人生で一度も行けた事がありませんでした。

それが今年初めてライブに思い切って行ってきました。
以下、きっかけや感想、効能(変化)、心得を書いていきます。

きっかけと決意に至った動機

きっかけ

きっかけ

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うつ対策に人と付き合ってみたら

うつ対策に人と付き合ってみたら

うつ病患者にとって一般的に怖いのは日照時間が短くなる冬ではないでしょうか。
私も一昨年に酷い冬季うつになり、かなりの痛手を負いました。

その対策に奇抜ではありますが、昨冬は人と付き合ってみました。

動機私の場合は冬季うつになると、特に孤独感と自分の無価値感が酷くなります。
私は原家庭から愛されなかったという事実があり、更にそこを起点に対人関係も誤った人とばかり付き合ってしまい、またそれらの後遺

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うつ闘病日記6/14 〜最悪の体調と引き続くACの孤立〜

うつ闘病日記6/14 〜最悪の体調と引き続くACの孤立〜

今日も目覚めは悪かったです。
特に中々入眠できず、追加的に眠剤を投入しましたがそれもダメ。
そのため悪手ですが食べ物を満腹まで詰め込んで無理やり副交感神経を優位にして胃もたれと吐き気と共に起きました。

仕事はぼんやりとした頭の中、右から左へと他人事のように流れていきました。
自分自身がなぜここにいるのかも不明瞭でした。

ひょっとしたら私は生涯誰からも愛されない価値のない人間なのかもしれない。

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たぶん好きだった女性(ひと)の話

たぶん好きだった女性(ひと)の話

※この記事にはLGBTQのお話や性被害のお話、精神疾患や発達障害のお話、イリーガルなお話もありますので、ご一読の際はご注意ください※

初めに私には昔、おそらく好きだった女性がいました。

彼女について彼女は一見するといわゆる『デキる女性』の典型の様な方でした。どんな忙しさにも負けないタフネス、キリリと整った顔立ちに仕事への決意が表れたようなベリーショートヘアー、服装はいつもパンツスタイル、部下に

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感謝

感謝

ここ1週間程ですごく感謝を感じたことが2つありました。
それを綴っていきます。

感謝その1ありがたいことに私の記事「ASDでうつ病の人間が人生で初めてライブに行ったらすごく感動した話」が、『今、このnoterが面白い!』の5月に追加されました。

記事はこちらから↓

詳細等です↓

ベテランnoterさんや有名noterさんからしたら、よくある事なのかもしれませんが、私には初めてのことで嬉しく

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如何にして私は性別を失ったか③最終章

如何にして私は性別を失ったか③最終章

こちらは「如何にして私は性別を失ったか②」の続きとなります。

※引き続きこの記事には暴力やセンシティブな話が登場します。ご気分の悪くなる方はお読みにならないことをお勧めします。

また、しつこいですが冷やかしでお読みになることもおやめください※

②はこちらから

①はこちらからどうぞ

5.そして私は性別を失った
②の記事の4.の経験を機に私の中で何かが色々と失われました。
恋愛や性愛への信頼

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如何にして私は性別を失ったか②

如何にして私は性別を失ったか②

こちらは「如何にして私は性別を失ったか①」の続きとなります。
※引き続きこの記事には暴力やセンシティブな話が登場します。ご気分の悪くなる方はお読みにならないことをお勧めします。
また、しつこいですが冷やかしでお読みになることもおやめください※

前回の記事①はこちらから 

3.もしかしたらGIDかもと思うも、 やはり分らない男性陣そういう訳で、料理は好きだったので女の子の友達もいましたが、当時は

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如何にして私は性別を失ったか①

如何にして私は性別を失ったか①

※この記事には虐待や精神疾患などセンシティブな内容を含みます。ご気分の悪くなりそうな方はお読みにならないことをお勧め致します。
またセンシティブながら切実な内容のため、冷やかしもご遠慮ください。
ご自分の大切な友人や親族が、ご自身が知らされていなかっただけで同じ様な体験に合っていたら? 
それはきっと悪いものですよね。
そのため、厳しい物言いで恐縮ですが、エログロ漫画などを読む感覚でお読みすること

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恋愛の話が苦手だ

恋愛の話が苦手だ

※セクシャルマイノリティについてのお話がありますので、ご注意ください※

私について私はLGBTQの内、「Questioning=自身のジェンダー・セクシャリティについて決まっていない状態」=クエスチョニングに該当します。

クエスチョニングの方々の皆様がそうかは解りませんが、私自身は恋愛の話はあまり得意ではありません。

「好きなタイプは?」
「〇〇さんと△△さんならどっち派?」

今の勤務先の

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とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らない

とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らない

理由は分かりません。
強いて言えばそれがうつの症状だからと言えばそれまででしょう。

表題の通り、とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らないです。

周囲を見渡しても、自分だけが雑談一つ出来ずに機械の様にただ仕事をしては退勤する。
退勤後は誰もいない部屋で、一人侘びしい食事をとる。
それから誰とも連絡を取らずに、取っても核心に触れない表面的な会話と相手に合わせるだけの作り笑いを文章として貼り付けたよ

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ドーパミンとセロトニンが圧倒的に必要だ

ドーパミンとセロトニンが圧倒的に必要だ

今、うつの中でも少し状態が傾き、楽しみを楽しみと感じられくなる一歩手前にいます。

こういう時は出来ること・食べられるもの・楽しめるものが限られること
何より生きているだけで圧倒的にHPを削られるので、セロトニン・ドーパミンの快楽を感じる瞬間が圧倒的に沢山必要になること

それをこの3年のうつの経験則上、感じているので、とにかく"快“を漁っています

美味しい、楽しい、安らぐ、ホッとする、心地良い

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生き延びたい

生き延びたい

どうしてもうつを患っていると、濃度の差はあれ希死念慮が四六時中まとわりつく。
酷い時は死ねる高さでもないのに、発作的に自宅ベランダに身を乗り出しそうになる自分を必死に抑えつけている。
死が怖いのではない。死に失敗した時の後遺症が怖いのだ。私には事故で脊髄損傷した親族がいるのだが、彼の生き地獄の有り様を幼少に見せつけられると、死ぬ事より後遺症を抱えて生きる事は辛く思えた。
そうして中途覚醒したAM3

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