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私の日常-About My Days

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私が書いてきた記事のうち「私の日常」にまつわる記事をまとめています。
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2022年8月の記事一覧

58歳の父と31歳の息子を繋ぐもの。

58歳の父と31歳の息子を繋ぐもの。

先日、友人とご飯を食べた。
彼は1年前にゴルフを始め、いまやその魅力に取り憑かれてゴルフ三昧の日々らしい。

「ゴルフはいいぞ〜」

ゴルフを始めた人がみんな言う台詞。
私はゴルフをやらないから、その魅力についてプレゼンして欲しい、と頼み、酒席でゴルフの良さについてプレゼンをしてもらった。

その中で私が「お、いいな」と思ったのは、彼が「この前、お父さんとゴルフに行った」と言った点だった。彼曰く、

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私はいつか死ぬがそれは今日ではない。

私はいつか死ぬがそれは今日ではない。

先日、手術を受けた。
皮下腫瘍摘出手術を。

経緯は以下の2つの記事にまとめている。

▶︎謎の腫瘍に気づくまでの話

▶︎謎の腫瘍の摘出手術を受けた時の話

本日、私はまた病院に行った。先日の手術で摘出した腫瘍を病理検査に出し、その検査結果をお医者さんに聞くために行った。ついでに手術後の抜糸をするために。

▶︎病理検査の結果

「良性」であった。
コメント等くださった方々、ありがとうございまし

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お父さんが子どもに教えられる全部のこと。

お父さんが子どもに教えられる全部のこと。

DNAの力はすごい。

昨日、父と一緒に2人で釣りに行った。北海道の海で魚を釣りに行った。場所は濃昼と書いて「ごきびる」と読む。北海道の濃昼漁港である。釣り人は私たち以外に5組くらいだった。


前日に父と電話をし、

「早朝4時から出発するか?」
「いやそれは朝早すぎるな、起きれねぇな」
「8時とかでいいだろう」

と勝手に父が決めた結果、朝8時に父は私を車で迎えに来てくれた。同じ札幌市内に

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釣り、父、ドライブ。

釣り、父、ドライブ。

とりあえず、父と釣りに行ってきたわけであるが、その詳細は明日以降のどこかで書こうと思う。

今日はまったく内容がなく報告のみ。

以上!!!

手術を受けてきました。

手術を受けてきました。

以前から右の脇腹にしこりがあって、それが少し大きくなってきたのが気になり病院を受診すると「これは手術だね」と言われて「はい」と即答。

手術を受けることになった。
そして今日受けてきた。

手術の経緯は下記の記事に書いた。
今日はその続き。

手術は13:00からということで、12:50に受付を済ませ名前を呼ばれるのを待つ。手術は局所麻酔でおこなうことになっていて、脇腹のしこりを取ってそれがなんな

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蝿が死んでいる。

蝿が死んでいる。

ベンチに座った時だった。
札幌の大通公園のベンチでよく休憩をする。
仕事の合間に。

詰めれば4人は座れるベンチに
1人で座って、視線を落とす。

蝿が死んでいた。1匹。
裏返って。ポツネンと。

「蝿が死んでいる」

頭の中でそう唱えた。するとなんだか面白くて、これは「自由律俳句」っぽいなと。種田山頭火的であり尾崎放哉的だなと。

「蝿が死んでいる」

なんか情景が浮かぶ。
蝿が死んでるんだろう

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やさしすぎる男はなぜモテないのか?

やさしすぎる男はなぜモテないのか?

やさしい友だちがいる。

男女の分け隔てがなく、さわやかでマスコットのような男の人。ミッキーマウスのように愛されるキャラの男の人。見た目はスラッとしていて、きちんと大卒で、きちんと働いていて、きちんと独立して一人暮らしをしている。とにかくやさしい。

ところが彼は結婚をしていないし、恋人がいるわけでもない。「パートナーがいる」ということを「善」として正当化するわけではないが、30歳を超えて周りも結

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承認欲求と自己顕示欲とSEIKOの腕時計と。

承認欲求と自己顕示欲とSEIKOの腕時計と。

みなさん、腕時計はつけていますか?
私はつけてます。晴れの日も雨の日も、北海道の雪の日も、それこそ槍が降っても腕時計をつけてます。

私にとって「腕時計」には
2つの役割があって、

1つは単純に「時を確認する」役割。

2つめには「アイデンティティ」としての役割であります。

自分が身につけるものについては、その背景や手に入れた経緯、物への想いなどを語りたいもの。ちなみに私は腕時計を複数本持って

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NO 先祖、NO LIFE?

NO 先祖、NO LIFE?

今から1年前の夏、仕事でたまたま私の地元の町に行くことがあって。久しぶりに訪れたもんだから、つい懐かしくなっちゃって、仕事の合間に当時通っていた小学校まで足を運んだときのこと。

校舎は今はもう取り壊されているっぽいが、1年前の当時はまだあった。あれを郷愁とかノスタルジーとか言うんだろう。

小学校の隣には昔からお寺があって、小さな頃の私はそこへ除夜の鐘も鳴らしに行ったことがあった。大人になってそ

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ポニーテールの彼女に「今日気合い入ってるね」と指摘してくる彼氏とは別れなさい。

ポニーテールの彼女に「今日気合い入ってるね」と指摘してくる彼氏とは別れなさい。

人と会話をしていると、それがどんな状況であれ、気遣いのないひと言を言われてテンションが下がることがままある。

その状況に臨む自分と、相手とのテンションや意識の乖離。これが垣間見えた時、百年の知己でも、百年の恋でも一気に冷める瞬間がきっとある。

この記事で何が言いたいかといえば、
「気遣いを忘れてはならない」である。

意識の乖離が垣間見えて、一気に冷める瞬間の具体例を3つ書こうと思う。

[1

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まさか自分が手術を受けることになるなんて。

まさか自分が手術を受けることになるなんて。

8月下旬に手術を受けることになった。

約1年前から、右わき腹のあばら骨の部分に小さなシコリがあって、それが大きくなってきた。それを除去する手術を8月下旬にやる。

シコリのサイズは最初、ごく小さなものだった。特に臓器に持病もないから「あぁ、謎のシコリがあるなぁ」程度に思っていた。皮下にあり少しだけ硬いシコリ。特に気にするレベルのものではないからずっと放っておいた。

約8ヶ月くらいかなぁ。シコリ

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「嘘八百」の語源を調べたら、古事記のスサノオまで遡ってしまう話。

「嘘八百」の語源を調べたら、古事記のスサノオまで遡ってしまう話。

今日、友人と話していて、
こんなツッコミをすることがあった。

「まったまた〜、そんな嘘八百〜!」

そう言ってすぐに、私は思った。

(待って、嘘八百の八百ってなんだ?)

会話の途中だったが気になった。
そうして友人に言った。

「ねぇ、嘘八百の八百って由来なに?」

「八百?たしかに」

ここですぐに調べない。
議論がしたい。
調べてはいけない。
検索ではなく思索をしたい。

そういうわけで

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