オリジナル季語でオリジナル俳句【2020/07/11】

オリジナル季語は分かるけどオリジナル俳句って何だよ、となるのは何故か?
季語は共通認識の既成概念で俳句は内容が可変のものだという体系が頭に出来上がっているのかもしれない。

今日の本題はここじゃない。
今日も今日とて外界を内界からずっと眺めてたんだけど、不意に季語を思いついた。そうなると一緒に俳句が詠みたくなるのは道理だ。
その季語というのは「にわか晴れ(ニワカバレ)」。
梅雨の時期にほんの一瞬だ

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よく「お前いいやつだな」って言われない?
牛乳を こぼす絆や 生乾き
ラブソング 彼の普遍に わたしなし
あの夢は 月々7千 7百円
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慎重に千切り茗荷アーチ状

しんちょうに.せんぎりみょうが.あーちじょう

季語→茗荷

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10 棕櫚咲いてかりっと完璧なトースト

句集「むずかしい平凡」自解その10。

 写真をトーストにしようかなとも思ったんですが、ごめんなさい、探しても完璧なトーストの写真はなかったので、棕櫚にしました。棕櫚のつぼみですね。これからふわっと咲いていくところの様子です。

 季節はこれも初夏。あかるく、からっとした風が吹くような天気の朝。

 完璧なトーストとコーヒーで朝食を食べた。

 ただそれだけの句。それ以上でもなく、それ以下でもない

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9 夏蝶往来木陰はたましいの広場

句集「むずかしい平凡」自解その9。

 木陰に涼んでいたら、夏蝶がやってきては去り、またやってきては去り、まるで蝶にたちにとっての広場だなあ、と、そんな風に感じていたら思わずこんな句になりました。

 といっても、少しは推敲して練り上げましたけど。

 「たましい」と言ったのは、なにかそこに単なる偶然ではなものを感じたからそんな言い方になったと思うのですが、直接的には、俳句の師、人生の師、金子兜太

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生駒大祐『水界園丁』を読む/句跨ぎのグルーヴ感

句跨ぎのグルーヴ感 岡田一実
 『水界園丁』における生駒大祐氏の志向は「観念」「叙情」「普遍」「意味や文脈からの離脱」「調べ」など多岐にわたる。「調べ」ひとつを取ってみても「上五の句跨ぎ」「上五の動詞の多用」「上五の助詞の畳みかけ」「字余り」など多くの修辞が試みられている。本稿では生駒氏の俳句に特徴的な上五の句跨ぎに焦点を当て、それがもたらすグルーヴ感の源泉を覗きたい。
 七五調四拍子説*1による

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