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腕時計にこだわりがちな人。
時計の読み方って特殊だよなぁ。
長針、短針があって秒針がある。むかしどこかでみたナゾナゾで「24時間ずっとおいかけっこをしているチビとノッポはだれでしょう?」というものがあって、答えはもちろん「時計」なのだけど、子ども心をすっきりさせるには十分なナゾナゾだった。
時計の見方・読み方って、たしか小学校のなにかの授業で習ったような気がするのだけど、当時の私は「なんて理不尽なものだろう」と考えたこと
書くことないんですけど。
最近思ってるんだけど、書くことがない。とにかく書くことがない。毎日だれかに会ってるし、だれかのエピソードトークを聞いてるはず。
だけど、わざわざ書くまででもない。
もしもこの文章が書かれている場所が、私しか見ない紙の日記帳だとしたら、きっと、もっと、正直に、たくさん書ける気がする。
仕事のこと、家族のこと、子どものこと。
でもここは不特定多数の人様がいる場所だから、ちょっと気をつかって、自
美しい2人、カーストの頂点。
帰り道に車を運転していた。札幌市内の国道12号線。18時過ぎという時間帯と、まもなく札幌市内中心部に入るからか交通量が多い。
歩道を歩く高校生カップルが目に入った。2人とも白いシャツ。制服。彼らは手を繋いでいて、まるで映画のワンシーンのようだった。
気になったので車から2人の顔をのぞいてみた。33歳のおっさんが。すると2人とも美男美女で、その輝かしい姿に一瞬心を奪われた。
しかし、ふと我に返
恋人みたいな電子レンジ。
世界は変わらなかった。
恋人みたいな電子レンジと先週別れた。
10年以上一緒にいた電子レンジと。
1歳下の妹のほうが私よりも先に一人暮らしを始めた。遅れること数年、24歳のときに私も一人暮らしを始めたのだが、なにせお金がなかった。
一人暮らしをするわけだから、冷蔵庫や洗濯機、テレビなどの家電用品をそろえる必要があり、私はそれらすべてを新品で購入する余裕もなかった。だから中古用品店で買ったり、
雨の日を嘘で切り取ってみよう。
雨の札幌は、街全体が一枚の静かな絵画のようになる。しとしとふり続ける雨がアスファルトをやさしく叩く。雨音は道行く人々の傘を濡らしていく。私はそんな雨の中を歩くのが好きだ。うそ。大っ嫌いだ。雨なんてふらないでほしい。神様。
傘をさし、ゆっくりと歩みを進める。通り沿いのカフェの窓からもれるオレンジの光や、濡れた路面に反射する信号機の赤や緑。雨がふるといつも以上に鮮やかに映る。歩くたびに水たまりがはね
エアコン業者の薬指に正十二角形。
我が家はマンションなのだが室内にエアコンがない。最近は北海道でも部屋にエアコンが設置されているマンションが増えたと聞いているが、それでもまだ北海道、エアコンがある家庭は少ない。
こう書くと他の北海道民から「お前ごときが北海道を代表してエアコンを語るなボケコラチョビヒゲ」と罵られそうで怖いんだけど、とりあえずそういうことにしておきたい。だって我が家にはエアコンがないんだもん。
ここ数年の真夏の札
土曜日っぽい海鮮エッセイ。
北海道ローカルの地上波番組を見ていた。
テレビ画面では札幌市民にはおなじみの狸小路商店街のグルメスポットが特集されていて、カヌレとかパンケーキとかのスイーツから、もりもりのラーメンなどが特集されていたのだけど、その中でもとりわけ目を引いたのは「海鮮丼」であった。
番組内で特集された海鮮丼は北海道で生まれ育った私から見てもなかなかのもので、6種の海の幸がどんぶりに「これでもか」というほどに盛り付