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東京修行僧日記

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カンボジアで得た学びを東京でも体現できるよう、日々と格闘する修行僧の日記です。
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#人生

「何者かになりたい」と思っていた私が、何者でもない自分のまま生きていけると思えるようになるまでの話

「何者かになりたい」と思っていた私が、何者でもない自分のまま生きていけると思えるようになるまでの話

6年くらい前の私は、何者かになりたかった。
だからひたすら自己分析をしたり、自己啓発の本を読み漁ったり、活躍している人たちの話を聞きにいったりして、「いつか私も何者かになるんだ!」と思っていた。

何者かになって、自分はすごいんだーーーって思えるような、すごさを証明できるような"何か"が欲しかった。

当時は、そんなツッコミを入れられるほどの冷静さも客観性も持ち合わせておらず、何者かになることをド

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家のカギを忘れて家に入れない14時間で、全力で「今」をエンジョイした話

家のカギを忘れて家に入れない14時間で、全力で「今」をエンジョイした話

わたしはかれこれ、昨日の夜21:30頃に「やっべ、家のカギ持って家出るの忘れたわ‥‥」と気づいてから、翌朝12:00現在まで家に入れていない。

「家のカギを忘れて、家に入れないことなんて現実にあるのか?」と思う人がいるかもしれない。でも、実際あるのだ。なぜなら、それはわたしだから!今のわたしだからでーーーす!!!(((

誰かと一緒に暮らしていると、こういうことがたまにある。というより、最近の我

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仕事とプライベートの境界が溶けはじめて気づく、自分メンテナンスの大切さ

仕事とプライベートの境界が溶けはじめて気づく、自分メンテナンスの大切さ

年末の忙しさにかまけて5日間くらい英語のレッスンをサボっていたら、久しぶりのレッスンで英語が全然聞き取れなくなっていてびっくりした。

継続は力なり。英語力の衰える速さ恐るべし。

さて、年末なので2022年を振り返る。

というか私的には1つ前の記事で振り返ったつもりだったのだけど、よくよく考えたらこれって仕事のことだけで、生活全般についてではなかった。

それにも気づけないくらい、良くも悪くも

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ふたりで暮らすというイノベーション

ふたりで暮らすというイノベーション

シャンプー容器にヒビが入ってることに、私は1ヶ月気づかなかった。
毎朝なぜかシャンプー液が浴室に垂れていて、「おかしいな?昨日洗い流したのに」と思ってはいたけれど、オットに「それヒビ入ってるよね?」と言われてはじめて、ああそういうことかと納得した。

どうりで、毎日浴室にシャンプー液が垂れていたわけだ。
減っているようには見えなかったから、私が毎日フタを閉め忘れか何かをしていたのかと思って、その事

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あきらめが早い私と自信のつけ方

あきらめが早い私と自信のつけ方

自信がある人っていいな〜と常々思っている。

私も自信があるように見られるけど、私の場合は何かの物事に対して自信があるというより、自分自身のことをよく知っている、自己理解ができているという点がそう見せている気がする。(それも大事な要素だけどね!)

じゃあ一体、何かの物事に対しての自信ってどこから生まれてくるのか?

改めて自分が持っている自信たちを考えてみたら、「何度もやって、何度も失敗や挫折を

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できない自分、頑張れない自分との付き合い方

できない自分、頑張れない自分との付き合い方

最近、ちょっと悲しかったけど、気付いて良かったなあと思うことがあって、今日はその話をシェアする。

病んではないよ!!!安心して!!

自分自身にかけた期待≒呪い人から言われた何気ない一言が、自分の中に深く刺さって、頭の中にこびり付いて消えない染みになった経験は、ほとんど誰にでもあるように思う。

だからこそ、大きくなってからの私は「誰かに言われた言葉」を真に受け過ぎないスキルを習得した。

だけ

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夢見がちと言われても、夢をみていたい

夢見がちと言われても、夢をみていたい

強く明確に描く夢は、現実になる。

偶然が重なって、今度また私の夢が叶うことになった。
それは、私がチキン屋台をするために、カンボジアに少しの期間だけ1人で住んでいたときの夢。

「2人で、短くても良いから海外に住んでみたい」

当時は彼氏だったその人は、今は夫になって、変わらず隣にいてくれる。
そんな大切な人と、私が大好きな海外に住んでみたい……そんな風な夢だった。

夢見がちでいいじゃんまあそ

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私の家には、開かずの間があった

私の家には、開かずの間があった

ホラーじゃないけど、
少し怖いかもしれないハナシ。

私が小さい頃に住んでいた家は一軒家だった。

2階建てで、昔の一般的な広さの都内の家。

その家の2階に、
たぶん12畳くらいの開かずの間があった。

誰の気にも留められない開かずの間私が物心ついた時から、その部屋は開かずの間だった。

その部屋は当たり前のように誰も開けなかったし、誰も気に留める様子もなかった。
だから、まるでそこに部屋なんて

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愛に生きること

愛に生きること

カンボジアに行く前の私は、自分にとって本当は何が大切なのか、わからなかった。

当時の私には、それが地位かもしれないし、名声かもしれないし、安心かもしれないし、達成感、優越感、他者からの承認や賞賛、自己実現、成長、回復、安定、お金‥‥かもしれなかった。

とにかく、そういう上滑りしていくようなキーワードに縋るしかない自分に焦っていて、本当に大切にしたいものが何なのかわかっていなかった。

カンボジ

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同じ会社でも、こんなにカルチャーが違うのか

同じ会社でも、こんなにカルチャーが違うのか

異動して1週間が経った。

異動した先はマーケティング部で、今まで居た営業組織とは
まるっきり違う風土でびっくりした。

それはもう、え、私、気付かぬうちに
別会社に転職しましたかね???ってくらい。笑

カルチャーが違うのよそう、カルチャーが違う。

私の会社は外資系だけれど、大元は
日系企業が今の外資系会社にM&Aされてできた会社。
なので、いや日系やん!!!と感じることがよくあった。

英語

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私の第二章、Ready?

私の第二章、Ready?

カンボジア屋台経営を終えて帰った後、
2年間くらい、ずっと深く深く潜った。
私のことだから、どうせまたいつか何かをやりたくなるだろう。
そう思って、何もかもやりきって燃え尽きた自分を認めた。

そして、またやりたいことができた。
私はそろそろ、また頑張ろうと思うので書く。

私の中では、ダウンタイムは必ず必要なもので、
しかも今まで全く経験したことがないくらいに
毎日頭を働かせて、行動して、発信し

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自分で歩いていく

自分で歩いていく

なんとなく、本当はこうしてほしいのにな~と
モヤモヤすることってある。

ちょっとした小物の配置だったり、
上司の声掛けのタイミングだったり、
細かな言い回しの方法だったり。

こうしてほしいのにな~と思うけれど、
大抵は、してほしい方向のナナメ45度をいってしまう。

ちょっと違うんだなー、と思いながら。

意を決して、「Aにしてください!」と伝えてみる。

最初は、「およよ?オッケー」と受理さ

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言葉にならないことを行動に移す勇気

言葉にならないことを行動に移す勇気

最近、パートナーと話し合った。

どんな言葉を重ねても、どんなに話し合っても
何かモヤモヤした気持ちが晴れなかった。

かれこれ1年くらい、
小さなモヤモヤを抱えていて
話し合いのたび、
私はなんだか腹落ちしない状態だった。

でも、何がなんなのか
どうしても言葉にできないことがあった。

モヤモヤの正体なぜなのか説明がつかないことや
自分でも解決策が見つからないことを
相手に投げかけても、
基本

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