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平凡な院内の日常

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#共存

【コロナ】Part 4 順調な回復?a smooth recovery?

3日間の抗ウィルス薬投与を受ける。

その間は改善の一途を辿る。

その後も1、2日は改善し続ける。

しかし、咳が悪化し、鼻詰まりが出現。その数日以内には味覚障害も出てきた。

私はB細胞がゼロの状態で、2サイクルの治療により免疫が弱くなっていた。そして、抗体はできないことが予想される状態だった。

加えて、移植後...

移植後に生ワクチンが禁だったが、その後のB細胞除去療法(抗がん剤治療)で

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【コロナ・秘技❗️】味覚障害でも食べるの楽しむ方法

食材の感触で食べることを学習した。

追記:

味も香りも一切分からなくなってしまった。

その時、豆腐ってこういう食感なんだなぁ、と逆にしみじみと食感に改めて気がつけた。

新たな気付きなのか、再確認なのかは分からないが、驚きや発見は心が踊る。

普段は食感を意識していなかったが、敢えて集中して食感を感じることで、「へー」を楽しめた。

味覚障害中、嗅覚も障害されてしまい食の楽しみが奪われたと絶

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脱毛を楽しもう❗🎶🤣🤣🤣〜抗がん剤〜

遠い遠い異国の地でのできごと。これが事実かフィクションかは、読者の皆さんの判断に任せます。

私は実は3カ国で抗がん剤治療を経験している。治療中に移動するという無謀なことはせず、寛解している時に「フッツ〜〜〜」に人生楽しく生活していたら、たまたま色々な国で再発してしまった。(厳密には、別の病気に罹患したり、再発したりしちゃっている😅)

なので、なんか色々な意味で医療の長所も短所も色々な視点から

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【相部屋の同級生?】リンパ芽球性リンパ腫・白血病

遠い遠い異国の地でのできごと。これが、事実かフィクションかは、読者の皆さんのご想像にお任せします。

入院中、相部屋に同年代の女の子が入院した。

リンパ腫疑いで胸腔鏡手術による生検のために入院という触れ込みだった。

一時は検査の途中経過では、ホジキンリンパ腫っぽい情報が多かったよう。

その時、主治医の若き先輩が「せめて、ホジキンでよかった~」と、ポロッとこぼしたそう。それをこの子は聞いていた

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健忘録 【私の本貸しますよ】

私は入院中、体調が少し回復してくると、決まってスタッフにある質問をする。

「お勧めの本ありますか?」

読書ほど、気分転換になり、大方どんな体調でもプラスになることはない。

ページをめくることができないほどの体調不良でも、音読を聞くことができる。

入院中の私のオススメトップ3は

1)音読本・読書
1)コメディー
1)落語

これらは、基本的に失敗や損をしない、入院中の気分転換の王道だろう。

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健忘録【人工呼吸器に水、溺死の危機⁉️】

入院中、溢れんばかりの富士山並みの真心がこもった素敵な出来事の中に、実はドッキリするエピソードも針の破片のように極々極々稀に起きなかったわけじゃない。(医療従事者も人で、実に様々な状況で最善を尽くして、協力して改善に努め、普段は数多とあるピットフォールを全て尽く回避して、ミスも事故も防いでいる。本当は、このような例外ではなく、巨大な大陸並みの素敵なエピソードを届けたいんだけど……ね……)

レスピ

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健忘録【病棟手伝いに来ました〜😄😉😍】

(日本語はDeepL というAIでの訳です。AIって凄い😳😍言い回しが不自然だったら許してちょ。基本的には結構分かりやすい文のはず。)

ICUが比較的空いている時間帯や、忙しくない時間帯に、ICUの看護師が私の病室に手伝いに来てくれたこともあった(私が再発で入院したときにも、そのような "手伝い "があった)。

彼女達は、女の子を喜ばせる方法を知っていた。私は化学療法後に髪を伸ばしていた。

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リンパ芽球性リンパ腫・白血病(1)緊急入院・診断(part 1)

これが事実かフィクションかは、読者の皆さんに判断を委ねます。

〜1話の続き〜

友人の質問に対して、

「実は、苦しい……モニターの接触不良じゃないみたい……」と冷静な普段よりも力ない私が発した言葉。

モニターの酸素(SpO2)が80台後半から90台前半をフヨフヨと漂う中で、発せられたそのゆっくりとした重たいセンテンスは、室内全員にことが実際に重大な事態に劣っていることを知らしめるものとなった

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リンパ芽球性リンパ腺・白血病(-4)〜予兆に気がつく前 part1〜

遠い異国の地でのできごと。これが事実かフィクションかは、読者の皆さんの判断に委ねます。

異国の地での数日を無事終えた私は、とりあえずは少しは使えそうだということで、早々にただの入試のような、居なくても手術が回る第3助手から居たら便利な第2助手へと格上げになった。

朝のカンファレンス中に、元々この外科で下積みをしていてスタッフらと交流が多い同級生・同期の友人が私に声をかけた。

友人「ね、午後か

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