白血病からCAに復職した話 〈4〉

〜病気発覚まで (中編)〜

翌日、早速紹介状を持って病院に行きました。その病院にはたまたまママ友が看護師として勤めていて外来の混雑具合を前日に聞いていました。人が多く待ち時間が長いと言うので、朝の通勤ラッシュ時の電車に乗って行きました。今考えるとこれはとても危険でした。かなり免疫力が低下していたのに強烈な人混みの中マスク無しです。夫も心配して同じ時間の電車で通勤の途中まで一緒に行ってくれました。

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スキを押してくださりありがとうございます!

14歳のわたしへ

わたしは14歳のときに、急性骨髄性白血病と診断され、1年間の闘病生活を送りました。
この時の経験は、その後のわたしの人生の核になるような大きな出来事でした。

20歳からずっと余生を生きてきた

わたしは闘病中にたまたま母が古本屋で買ってきた、俵万智さんの『サラダ記念日』を読んだのがきっかけで、自分でも短歌を作るようになりました。

20歳までに死んでしまう、と思っていたわたしの10代の毎日の心の

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うれしいです!
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白血病入院生活(造血幹細胞移植7週目)2020/09/14~09/20

~冒頭~

こんにちは。
今回は入院生活7週目、移植後5週目の生活を書いていきます。
前2週間は体調の悪い日々が続いていましたが、大分体調も安定して、
退院に少し近づいた実感が持てた週になりました。
頑張ってもう少し入院生活を続けてまいります!
それでははじめて頂きます。

~9月14日~

入院生活43日目
8:00
今日は内視鏡検査の為、朝ごはん抜き。
その後、採血。
9:00
心電図検査の為

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アメフトと白血病②

前回の続きです。

白血病の入院生活を終え、アメフト部のチームメイトと合流しましたが、

入替戦に敗北し、2部に降格して学生アメフトの幕を閉じました。

今回は、入院の影響で1年留年することになった私が、通院治療をしながら、残り2単位のために大学へ通っていた時の話です。

なんともやりきれない気持ち

やり続けていたことを終えると、開放感であふれるかと思います。

身近なことでは、単位をとるために

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嬉しいです!

白血病からCAに復職した話 〈3〉

〜病気発覚まで (前編)〜

私は小さいときから大した病気もせず健康体で過ごしてきました。

風邪はときどき引くけれど市販の漢方や風邪薬で済ませていたのでかかりつけの病院はありませんでした。

振り返ってみると、私が自分の身体の変化に気づいたのは病気発覚から2ヶ月ほど前のことです。
2017年8月、家族でバリ島へ旅行に行きました。

旅行中、山奥にある観光地へ行くことにしました。
殆どの人は観光バ

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【映画レビュー】歲月神偷 echoes of the rainbow

2010年の香港映画です。

1967年から1977年までの10年間の香港のある家族の生活を美しい映像で綴ります。

***

舞台は1960年代の香港。
まだ経済発展を迎える前の香港の下町で、人々は日々精一杯の生活を営んでいました。

隙間なく立ち並ぶ集合住宅の細い路地には、洗濯物が頭の上にひらひらと浮かんでいます。
そんな永利街の裏通りで、靴屋の羅一家は暮らしていました。

父親は毎日コツコツ

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患者さんは医師にどのような働き方を望んでいるのか

こんにちは。

血液疾患は、24時間365日、様々なリスクを抱えながら治療をしていく必要があります。そのため、血液内科医は、たとえ夜中でも休日でも、すぐに対応が必要となることがあります。

まず、血液悪性疾患の化学療法(抗がん剤治療)は、感染症との闘いです。
がんの治療は「化学療法」「手術」「放射線治療」が主な治療となりますが、血液疾患については、化学療法がメインです。
白血病や悪性リンパ腫など、

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嬉しいこと。

先日、主人の白血病治療で一番大きな山場である骨髄移植を、無事に終えることができました。

痛がりでこわがりで泣き虫の主人が、大きなトラブルもなく、治療の中断をすることもなく、よくここまで耐えたな…と、本当に驚いています。

主人の強い生命力と底力に感動するのと同時に、このご時世に骨髄を提供してくださったドナーさん、見守ってくださったたくさんの方々や家族、主治医の先生や看護師さんに感謝の気持ちがどん

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ありがとうございます💖
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病気になって良かったこと(昔の知人と私)

~冒頭~

こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。

この前、SNSで10年振りに話しをした方がいました。
プライベートな話なので、
noteに乗せて面白いのかはわかりませんが、
お暇な方はみてください。
それではスタート。

~私が20代前半の時の話~

むかーしむかし、仕事の関係で千葉駅付近に住んでおりました。
仕事場は隣の西千葉駅という所。
近くに千葉大学があり、学生さ

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白血病からCAに復職した話〈2〉

〜志村大輔くん〜

私の話の前に志村大輔くんの話をさせていただきます。

白血病患者さんの中には名前をご存知の方もいらっしゃると思います。
NPO法人全国骨髄バンク推進連絡協議会の志村大輔基金のご本人です。
この基金では血液疾患の患者さんを対象に生涯かかるであろう高額な分子標的薬の治療費や、若くして発病した男性患者さんの精子保存にかかる費用を助成しています。

私はどちらにも該当しませんが、この

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