千世(ちせ)

エッセイスト (主に読書、歴史に関して書いています。 1961年生まれ大阪府出身。読書…

千世(ちせ)

エッセイスト (主に読書、歴史に関して書いています。 1961年生まれ大阪府出身。読書好き。歴史好き。ハンドメイド好き。妄想好き。 著書「レキジョークル奥の枝道」シリーズ7冊目をただいま執筆中。<https://amzn.to/3vgIGz9>

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  • 日本語探究

    言葉の語源、方言の由来、ことわざや慣用句の由来など、日本語全般の面白い記事をまとめてみました。

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    これから活用したい記事、為になる記事、なるほどと思った記事、主にSNSに関してのお気に入りを集めてみました。

  • 日日是好日~にちにちこれこうじつ)~

    人生の喜怒哀楽逸話集。 日々の生活の中でのちょっとした気付きや反省などの中に見つけた、人生を生きていくための教訓があり、喜怒哀楽があり、毎日が良い日になるようなヒントがあります。

  • 春光日々新~しゅんこうひびあらた

    日々変化する春の景色のように、毎日が新しいという意味。 日々の中で感じたこと、新たな発見など、自分なりの哲学を綴りました。

  • 歴史あれこれ

    歴史ウラ話集。表の歴史に隠れたような歴史のこぼれ話が大好物です。 妄想や独自の見解話などの収集帳。

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今,noteで取り組みたいこと。   (24,9,5更新)

(固定記事期間:2021/7/10~2024/1/18 2024/9/6~) これは私の履歴書&PRであり、定期的に加筆訂正して再構築し、随時更新しております。 今までの取り組みや経験を記すとともに、これからnoteで何をしたいのか、何が目的なのか、ご理解いただけたら嬉しく思います。 📌noteで伝えたい私流のカタチ🔻残せる記事を書きたい 私は2009年7月からブログを書き始め、かれこれ15年以上になります。 正直、最初は目標も目的も持たないままなんとなく始めた手探り状

    • 腰は体の中心にして「要」だとわかった骨折療養の日々

      あの悪夢の日から3週間が過ぎた。 ~当記事に、たくさんのお見舞いコメントをいただき 心から感謝いたします~ その後もコメント欄に多くの方々からご心配の言葉をかけていただいてるので、骨折療養の経過をここに公開してみようと思う。 腰は「肉月」に「要」と書くあらためて「腰」の意味を検索してみると、以下の通りだった。 「つきへん」の旧字体は3種類 初っ端から話は少し逸れるが、「腰」という字になぜ「月」の字が使われているのか疑問に思ったことはないだろうか? 私は中学の頃だっ

      • ブレないバックボーンの進展が見逃せない

        お慕いしております中宮・彰子(見上愛)のあまりにも唐突かつド直球な告白に、背中を押したまひろもドン引きし、言われた一条天皇(塩野瑛久)も呆気に取られます。 そりゃそうでしょうよ。 あまりにも前置きなしで号泣しながら、いきなりの告白だったので、見ている私も「へ?」となり、いったい彼女は大胆なのか?ただの世間知らずなのか?判断はつきませんが、少なくとも彰子の中には大きな情熱が潜んでいたことだけはわかりました。 12歳で入内してから8年。 それにしても長すぎました。 単に彰子が

        • 花か団子か?どちらのタイプか見極めるのは難しい

          私のクリエイターページの「固定記事」を約8ヶ月ぶりに元に戻しました。 今年の1月15日から9月5日まで固定記事としていたのは以下の記事でした。 この記事は、本来noteでやりたい事に重点を置き、取り組み方を変えて失速気味のnoteになりますよ~という記事でした。 その気持ちは今でも変わりませんが、今回はnote初投稿記事をサムネイル画像をはじめ、内容も何か所か修正や加筆をしてリニューアルしたものに戻しています。 読み直してみると、自分で書いていながらほとんど憶えおらず、

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        記事

          石舞台古墳・明日香村に遺されたもの④

          前回の記事↓↓↓ 次に向かったのは「石舞台古墳」ですが、奈良県道155線沿いの駐車場に車を停め、そこから石舞台までの途中にある「農村レストラン 夢市茶屋」に立ち寄り昼食を摂りました。 実はそれまでがなかなか中身が濃かったので、お腹はペコペコで、すぐにがっついてしまったため、例によって例のごとく、料理写真を撮り忘れましたが、たしか夫は「黒米カレー」、私は「古代米御前」を食べました。 最大級の石室古墳「石舞台」は、明日香のランドマークと言える日本で最大級の横穴式石室墳です。

          石舞台古墳・明日香村に遺されたもの④

          サザンと海とレストハウスと"うる星やつら"と

          ※トップ画像はACより、鳥取県の白兎河岸のイメージとして選びました。 他人事だと思っていたバトンが回ってきたー! まさか!私に回ってくるとは! いつもマイペース投稿している私は、noteにしろ、個人クリエイターさんにしろ、よほどタイミングが合わない限り、企画ものには自分から参加したことはありませんでした。 ちゃりれれさんとのちょっとしたコメントのやり取りで、こんなことになるとは思ってもいませんでした💦 しかしながら、せっかくご厚意で私にバトンを渡してくださったので、こ

          サザンと海とレストハウスと"うる星やつら"と

          人生初の骨折、苦難の日々

          第3腰椎を圧迫骨折した。 骨折自体、人生において初めての経験で、膝の「関節炎」でさえ、昨年初めて経験したほど整形外科にお世話になることが少なかった私にとって、まさしく晴天の霹靂だ。 だいたい、腰や膝が痛くても、所詮「日にち薬」だろうと高をくくって、自分を過信していたが、今回のはさすがにヤバイと感じたので、すぐその日のうちに整形外科へかけつけた。 「圧迫骨折してるわ」 医師からのその一言で一瞬時間が止まった。 ショックでいろんなことが頭を駆け巡り、同時に私の楽しみにして

          人生初の骨折、苦難の日々

          キトラ古墳~「四神の館」・明日香村に遺されたもの③

          前回の記事↓↓↓ 前回に次は「キトラ古墳」へ向かうと豪語しましたが、古代史に関してはド素人なので実物の古墳を見ても何もわかりません。 ましてやこの日はさらに気温は上がり、暑くもなってきたので、キトラ古墳を体験できるエアコンが効いた「四神の館」へと向かいました。 きっと施設内は地味でショボいだろうと高をくくっていましたが、とんでもない! とても分かりやすい画像や動画による展示が多く、入ったとたん思わず感嘆の声を上げたほどでした。 「キトラ古墳」とは🍃日本で2番目に発見され

          キトラ古墳~「四神の館」・明日香村に遺されたもの③

          他人の靴を履いてみなければ、世界は広がらない

          イギリスのことわざに「他人の靴を履く」というのがある。 その意味を要約すると、他人の立場になって物事を捉えてみる事だ。 言い換えれば「共感」する事なのだが、共感にも主に2種類ある。 表面的な状況から感情が動く同情や共鳴(シンパシー)と、他者の内面を想像するもの(エンパシー)とがあり、それぞれの意味合いは違ってくる。 これら双方は視点も「外側から」と「内側から」からと大きな違いがあり、前者はあくまでも自分の持つ常識範囲内だけでの感情だが、後者は自分の常識外として多様性を考慮

          他人の靴を履いてみなければ、世界は広がらない

          藤原氏の繁栄は不比等から始まった

          をかしきことこそめでたけれ by直秀 まひろと道長が月を見上げながら会話する中に、「直秀」の名が登場した時はハッとなって、この二人の様々な過去の出来事に思いを馳せてしまったのは私だけではないでしょう。 いかに二人が魂レベルで繋がっているかを強調されたような気がします。 さて、いよいよ「源氏物語」が誕生しました! そして次週はまひろが宮中へ出仕し始めるようなので、この二人が長年培ってきた深い関係性がますますクローズアップされ、「紫式部」誕生も時間の問題です。 道長は嫡妻・

          藤原氏の繁栄は不比等から始まった

          盂蘭盆会に思う事

          お盆の過ごし方は人それぞれだと思いますが、 我が家の場合は、一応12日ごろからお仏壇にお供え物や献花をして、ご先祖を迎え入れる準備をします。 和歌山へのお墓参りは義父母の命日のある5月に済ませているので、お盆には大阪の菩提寺「一心寺」へ参るべきなのですが、都会にあるためか大変な混雑なので敢えてお盆には参りません。 HPのライブカメラにはいつも参拝者が絶えない様子が見れます。 一応、我が家は浄土真宗なので、絶対にやらなければならない事は何もなく、ただご先祖や故人を思い出して

          盂蘭盆会に思う事

          高松塚壁画館・明日香村に遺されたもの②

          前回はこちら↓↓↓ 明日香村といえば「石舞台」かもしれませんが「高松塚古墳」が浮かぶ人も多いと思います。 日本初の華麗な壁画古墳として一躍脚光を浴びたこの古墳は、未だに被葬者も確定できないなど、数々の謎を持つ7~8世紀の古墳です。 いったい、それはどのようなものなのか? まずは見てみて、その感想をまとめてみたいと思います。 訪れたのは7月26日でしたが、実はその翌日の27日から一週間、本物の高松塚壁画の公開期間だったのですが、あえてそれには申し込まず、何もない日に訪れたの

          高松塚壁画館・明日香村に遺されたもの②

          篝の舞楽~夜の四天王寺にて

          4日(日)、四天王寺の「篝の舞楽」を鑑賞してきました。 相変わらずの酷暑で良く晴れていたのですが、午後からの天候は不安定になり夕方は激しい雷雨の予報が出ていたため、19時開演の伽藍内での開催が危ぶまれ、心中はやきもきしながら向かいました。 ー私たちの「晴れ女」の威力もここまでかー 昨晩から天気予報を気にしながら、さすがに今回は覚悟してはいましたが、結局のところ、私たちのパワーは健在で雨は降らなかったのです。 それにもかかわらず、五智光院での上演となったのは、四天王寺側

          篝の舞楽~夜の四天王寺にて

          やっと本編!「光る君へ」の押さえたい見どころ

          さて、今回は定子が残した3人の子供たちのその後を中心に今後の見どころポイントをピックアップしたいと思います。 ネタバレではありますが、史実に基づいた事なので、これからの大河の展開を見守るうえで、ドラマの創作具合を図るためにも、ここで整理しておきます。 後ろ盾の無い子らのその後定子は一条天皇の中宮という立場ではあるものの、父は志半ばで病没、兄・伊周と弟・隆家が「長徳の変」を起こしたことで失脚し、その心労で母も没し、実家は無いに等しくなります。 その上、定子自身もショックから

          やっと本編!「光る君へ」の押さえたい見どころ

          日本史の始まりの地・明日香村に遺されたもの①

          先日、この酷暑の中、奈良の明日香村へ行ってきました。 ここにはかなり時代は遡りますが「古代メキシコ」と同じような高度な文明も存在していたのです。 小学生のころ以来、久しぶりに訪れてみると、長閑な風景は残しつつ数々の歴史名所を解りやすく伝える施設もあり、観光地としての努力が見られました。 ただ、それらの位置は散在しているため歩ける範囲に集結しておらず、レンタサイクルでまわるというテもありますが、坂道がほとんどなのでキツイことは目に見えています。 現に自転車で回っている外国人

          日本史の始まりの地・明日香村に遺されたもの①

          貴船で川床料理を楽しむバスツアー〈後編〉

          最近忙しくてじっくりnoteに取り組めなくて、ネタはたくさんあるのになかなか落ち着いて記事を書けないのが悩みどころです。 その上、パリオリンピックも始まり、泣いたり笑ったり忙しく、さらに集中できない状態となっています。 少し落ち着きましたので、やっと前回の続きの〈後編〉をレポートします。 自然と共存する「貴船神社」貴船神社と言えば、参道の石段に赤い灯篭が並び、夜になって明かりが灯ると、とても幻想的な世界を演出してくれることで有名です。 しかし、私は境内に足を踏み入れたこ

          貴船で川床料理を楽しむバスツアー〈後編〉