新月下旅舟

今は詩を書く練習をしてます。 練習で作った詩をここに(捨てる感覚で)残してます。ひどい…

新月下旅舟

今は詩を書く練習をしてます。 練習で作った詩をここに(捨てる感覚で)残してます。ひどい作品も多いですが、いろんな意図を持って挑戦して頑張ってます。 書くたびに挫折する毎日ですが、書くことが産毛になり、羽になり、翼になり、私をどこかに運んでくれると密かに信じてもいる馬鹿です。

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  • 詩(ポエム)の作品集

    (練習ではない)心が何かを感じて書いた詩を集めました。

  • 課題の詩(練習)

    ある言葉をテーマに詩を書いた作品です

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    ある言葉を意識しながらも主題にしないで物語風に詩を書いた作品です

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詩『夕暮れ』

詩『夕暮れ』 栞を抜く 最後のページを閉じて 本を置く ゴト バタン スー 子供らが 次の本を探していると 人影が 笑いかけ その手を押さえて首をふる 「もう、ないよ」 人生は とつぜん続きを止められる 夕暮れだ 夕焼け小焼け…を歌ってみたら むかしは希望があふれてた 今は悲しいサヨナラだ そして星がふえるたび わたしのさんぽが長くなる

    • 作詞『おやじさん』

      『おやじさん』 負けてみじめなその背中 馬鹿にしていた過去がある どんなヤツにも裏がある 強いばかりじゃ生きれない あなたの あなたの弱さの、その強さ やっとわかったこの歳で おやじ おやじよ おやじさん 感謝(れい)のひとつも言わなくて 母と一緒に怒ってた 安くばらまく愛もある 重く踏ん張る愛もある あなたの あなたの無口な、その思い じっと伝わる今になり おやじ おやじよ おやじさん 酒を呑んでは語り合い 俺に張り合い喧嘩する どんなヤツにも老いはくる  枯れて立ち

      • 詩『ワカレノウタ』

        『ワカレノウタ』 千の言葉より 万のやさしさより たった1つの 返事が欲しいよ 怒り狂うのも 怒鳴りぶつかるのも 分かり合いたい 愛情があったから その、ぬくもりが その、ほほえみが 冷たい肉体になったとしても あの、よろこびが あの、想い出が 遥かな山や海に沈み消えても この、身体は この、たましいは あなたに貰って 受け継いだもの ねえ、さようなら ねえ、ありがとう やっぱり言えねぇや 勝手にしやがれ

        • 詩『永遠のいろ』

          『永遠のいろ』 例えば数万年後の地球 人も絶滅した海で 黄色い花は なにを思って見つめてる? 賑わう真夏の喧騒も 波に焦がれる砂となり うたかたなれど なにも無いよりいいだろう いのちは奇跡と言うけれど そらの青さのようなもの 永遠なんて 過去が未来のいろをぬる しずくが花から落ちてゆく つらい別れをしたように 死後っていろが やさしくなるのは、君のせい

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        詩『夕暮れ』

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        記事

          詩『誘拐犯』

          『誘拐犯』 差しだす指はチカラ無く まるで下手な紙ひこうき ここは時空を飛び越えそうな 漂流している病室さ 泣き出すなんて早すぎる 廊下に出れば通常さ 死とは原爆どっか~んじゃなく すれ違う他人、さりげない 夜空を引き裂き朝をしばり 死神とどけ、脅迫文 あなたの為にと戦いたくて なんにも出来ずに壁になる

          詩『誘拐犯』

          詩『ラストレター』

          『ラストレター』 もしも命が尽きるなら あなたは笑って行くでしょう それが楽しい日のように 未練を残さず死ぬでしょう 馬鹿で優しい人だから なんにも分からず行くでしょう だけど私に微笑んで 心配するなと言うでしょう 九月に小雪が舞うように 私の心は凍えてる 残暑厳しい猛暑日は あなたが愛した母でしょう

          詩『ラストレター』

          詩『死のカウントダウン』

          題名 『死のカウントダウン』  ついに父は、  カウントダウンが、  始まりました。  もうすぐ、  終了のゴングが、  鳴り響きます。  すべてが、  終わります。  もう、自分も、  死んだ方がいいのかな?  夢も、愛も、  夜空の星より遠いです。  まぁ、死ぬのは怖いから、  自分からは、  決して、  死にませんけどね。笑  人生は、  くそ、つまらない。  くそ、おもしろくない。  くそ、しんどい。  だから、  愛におぼ

          詩『死のカウントダウン』

          詩『失われた時間』

          題名(テーマ) 『失われた時間』 失われた時間が砂漠なら 私のうしろは果てなく砂だ 振り返りゃ飲まれて死んでゆく だから、すすめ 前へ、すすめ 足腰の痛みも耐えながら きみの、もとへ 愛を、信じ 残された希望がある限り 失われた時間が雨ならば 私は口開け朝まで飲もう 受けとめ切れずに泣くだろう だから、すすめ 前へ、すすめ 欲しているのは家族だけ きみの、もとへ 愛を、信じ その腕に抱かれて眠りたい

          詩『失われた時間』

          題名『八月』

          題名 『八月』 (テーマ・子供のままで)  あれは去年の八月でした。  私は母方の実家がある田舎に2週間も一人で泊まりに行った。  大学にも行かず就職もせず恋人も作らず、小遣い稼ぎにバイトをするぐらいのダラダラした生活をしてたら何年か過ぎていた。  大学に行った友達は就活で忙しい時期だったのかな。  私はごく僅かな友達としか連絡を取らず、その友達ともしだいに疎遠になっていた。  そう、私の中で何かが止まっていた。  何かが壊れていた。  子供じゃないけど大人と

          題名『八月』

          詩『子供のままで』

          題名(テーマ) 『子供のままで』 ピーター・パンは願った 「子供のままでいてくれ」と ウェンディーは断った 「私はいずれ母になる」と 子供ってそれは何だろう? 遊んで暮らせる自由かな? 大人ってそれは何だろう? 守りたいものができること? ディンカー・ベルの金の粉 夢見ることが子供なら 今夜も僕は空を飛ぶ 大人は子供にこっそり帰る

          詩『子供のままで』

          題名『頭の中心で愛を叫ぶ男』

          題名 『頭の中心で愛を叫ぶ男』 (裏テーマ・愛を叫ぶ) 「病院、おつかれー。てか、ガタイ大きいのに弱いよねぇ、昔から」 「うるせぇ、おまえは健康だけが自慢だもんな」 「ねぇねぇねぇ、明日の創作大会の課題見た?」 「見た見た見た、愛を叫ぶ!だってさ」 「昔、セカチューって小説?映画?があったんじゃなかった?」 「なにそれ?」 「世界の中心で愛を叫ぶ、親に聞いたことない?、知らない?」 「知らない」 「初恋の彼女が白血病で死んじゃうヤツ」 「マジか、」  私

          題名『頭の中心で愛を叫ぶ男』

          詩『愛を叫ぶ』

          題名(テーマ) 『愛を叫ぶ』 海に、山に、夜空に、日の出に 叫べば僕は笑えるだろうか 一週間、コンビニのレジ以外 会話もなくて孤独になれてく 君とふたり通ったスーパー 家族連れ見てうらやましくなる 君の好きな惣菜やお菓子も 見つけたけれど涙があふれた 愛を叫ぶ…元気も場所もなく お酒で眠る毎日になって 夏休みなのに何処に行っちゃったの? 赤子のように丸まり泣くだけ

          詩『愛を叫ぶ』

          題名『令和のウ○トラマン?』

          題名 『令和のウ○トラマン?』 (裏テーマ・モンシロチョウ)  私の名前は、雨流虎満…うりゅう、とらみつ。27才。  保険のセールスマンとして、地方の田舎を歩き回る生活を続けている。ある秘密を隠して。  私の先祖は百五十年以上昔に地球にやって来た地球外生命体、つまり宇宙人だ。  自分たちが住んでいた惑星の終わりに危機を抱いていた先祖がUFOに乗って宇宙に逃げて、住むことが出来る惑星を捜して広い宇宙をさまよい続けて、やっと見つけたのが地球だったと聞いている。  初めて

          題名『令和のウ○トラマン?』

          詩『モンシロチョウ』

          題名(テーマ) 『モンシロチョウ』 一生はわずか2ヶ月 チョウになれば10日くらい 紫外線が見える目で オスは黒くてメスは白い そんな羽持つ モンシロチョウ 一生は長くて90才 病気に自死に戦争(殺し)もしてる 差別をしてさげすむ目で 成功も妬み足も引っ張り それでも愛が 大好きなニンゲン モンシロチョウは年間に 5回も生死を繰り返す オスは10日を休まず飛んで 死ぬまで恋してメス探す 僕はなりたい モンシロチョウ

          詩『モンシロチョウ』

          題名『求婚のはなし』

          題名 『求婚のはなし』 (裏テーマ・忘れられない、いつまでも)  六畳一間のアパートで小さなキッチンにバス・トイレ付き。  西陽が射し込む二階で風呂はとても小さかった。  家賃は五万で、それに管理費と車の駐車代も取られた。  それでも僕にはお城だった。  住めば都だった。  隣には母子家庭の母娘が住んでいて、保育園に通っている女の子はお転婆で可愛かった。夜中にかんしゃくをおこして泣き叫ぶのは正直に言うと困ったけれど、イライラは不思議に無かった。お母さんも親切で優し

          題名『求婚のはなし』

          詩『世界の終わり』

          『世界の終わり』 電話いっぽんで、世界は終わる 精神は崩壊し、呼吸が出来ない 生まれたときから、そこにいて 今日まで私の、家でした うろたえている 逃げ出そうとしてる 私の心が気絶した 必死に死んだ、ふりしてる 残り少ない階段が 世界の終わりを、告げている 今年の残暑は 少し長いといいな…ど思う 父の好きな 「かっぱえびせん」を 買いたいな 【父に捧げる詩】

          詩『世界の終わり』