詩『死のカウントダウン』

題名
『死のカウントダウン』



 ついに父は、

 カウントダウンが、

 始まりました。


 もうすぐ、

 終了のゴングが、

 鳴り響きます。


 すべてが、

 終わります。


 もう、自分も、

 死んだ方がいいのかな?


 夢も、愛も、

 夜空の星より遠いです。


 まぁ、死ぬのは怖いから、

 自分からは、

 決して、

 死にませんけどね。笑


 人生は、

 くそ、つまらない。

 くそ、おもしろくない。

 くそ、しんどい。


 だから、

 愛におぼれたり、

 ギャンブルに依存したり、

 馬鹿になって、

 自分を、

 壊したくなるのかなぁ。


 家族が消える。

 ひとりぼっち。

 孤独。

 

 自分の世界と時間が、

 ほかの人の世界と時間と、

 ずれて重なっていない、

 そんな違和感ばかり感じる。


 死の…カウントダウン。


 たぶん、

 私が死ぬわけじゃないけど、

 私の人生が、

 死にます。



【終わり】 

 



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