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徒然なるままに

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徒然なるままに書いたエッセイのようなものです。精神疾患やセクシャルマイノリティなどの話もありますのでご注意を。生温い目でお読みいただければ幸いです。
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#うつ病

忘れられない友人の話

忘れられない友人の話

※この記事には精神疾患などの描写が含まれます。ご注意ください※
今回は、私の人生でも忘れることの出来ない友人について書いていこうと思います。

出会いあんまりよく覚えていませんが、強いて言えば大学で同じ学科で同期でした。
初対面は品行方正な令嬢でした。
言葉遣いが丁寧で所作も上品で、「あぁ階級から違う世界の人だな」と思ったことを覚えています。

彼女についてご家族に専門職の方や読書家の方がいるとい

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なぜ体調が悪くても働き続けるか〜ある障害者の切実な事情〜

なぜ体調が悪くても働き続けるか〜ある障害者の切実な事情〜


初めに 私について私は精神障害者手帳を持っている障害者です。
人より良く出来た子だと言われた幼い時代から、落第者として周りの嘲笑い者だった学生時代まで、私はかなり障害が見つかりづらいタイプだったために、不登校や引きこもりを経てようやく成人をとうに超えた頃に診断がおり、障害者となりました。
また、診断自体も1つ目のIQ検査を主に判断するウェクスラー式のみ(通称WAIS)の病院では否定され、ADOS

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せっかくなので良かったことをどんどん書いていきます

せっかくなので良かったことをどんどん書いていきます

最近、うつの悪化をとみに感じるので、表題の通り良かったことをとにかく書いて自分の頭の中の改善を図りたいと思います。

上半期全体去年の上半期前半は冬季うつ絶頂期で医師に入院まで勧められていた事を思うと、随分とうつの症状をサーフしていたと思います。
それにはうつが強まると漏れなく強まる孤独感に対し、形式と言えど恋人がいた事があるのですが、彼に感謝をしつつも原点を辿ればそれも私の発案から踏み出したこと

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うつ闘病日記 7/17-7/20 〜色々ありました〜

うつ闘病日記 7/17-7/20 〜色々ありました〜


1週間を振り返って率直な感想としては、何とか今週も生き残ったなという感じです。
時には天候の不良や胃痛による不眠で、休むことも考えましたが、出社し続けました。
これが吉と出るか凶と出るかは、休日の過ごし方や自分の認知の是正や取り組み次第かなと思います。

目立った出来事

・仕事の新たな段階

これは今の仕事の出来が良くないことには、ないことだったと思うので、一先ずは近日の新しい業務がしっかりと

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うつ日記 7/13-7/15 〜天候に振り回され、すぐに寝込む〜

うつ日記 7/13-7/15 〜天候に振り回され、すぐに寝込む〜

この三連休、お休みの方はいかがお過ごしでしたでしょうか?
私は表題の通り、残念ながら大体ぐったりしていました。良く言えば休息していました。

7/13(土)
予報では日曜日から大雨雷警報が出ていたので、今のうちにと思い、買い出し。

ところが会回りの途中でゲリラ豪雨が発生し、止むなく傘を買いました。

帰宅後は買い出し疲れでダウン。
更には面倒な後輩から連絡が来て、その応答に疲れました。

その後

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「何も楽しくない、哀しい」と泣く夢を見て、悲しい気持ちで中途覚醒をした。
そう、確かに何も楽しくない、悲しい。
先日のライブの時には確かに生きている実感を得て英気を養って帰ってきたのに。
希死念慮がまだ小さいけれど、どっしりと確かに居座っている。

ASDでうつ病の人間が人生で初めてサカナクションのライブに行ったらすごく感動した話

ASDでうつ病の人間が人生で初めてサカナクションのライブに行ったらすごく感動した話

※精神疾患とライブのセトリのネタバレ等含みます。苦手な方は申し訳ございません※

初めに
私はASD,うつ,他パニック発作や対人恐怖症の酷さから、音楽が好きな割にはライブというものに約30年、人生で一度も行けた事がありませんでした。

それが今年初めてライブに思い切って行ってきました。
以下、きっかけや感想、効能(変化)、心得を書いていきます。

きっかけと決意に至った動機きっかけ

きっかけは以

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うつ対策に人と付き合ってみたら

うつ対策に人と付き合ってみたら

うつ病患者にとって一般的に怖いのは、日照時間が短くなる冬ではないでしょうか。
私も一昨年に酷い冬季うつになり、かなりの痛手を負いました。

その対策に奇抜ではありますが、昨冬は人と付き合ってみました。

動機私の場合は冬季うつになると、特に孤独感と自分の無価値感が酷くなります。
私は原家庭から愛されなかったという事実があり、更にそこを起点に対人関係も誤った人とばかり付き合ってしまい、またそれらの後

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うつ闘病日記6/14 〜最悪の体調と引き続くACの孤立〜

うつ闘病日記6/14 〜最悪の体調と引き続くACの孤立〜

今日も目覚めは悪かったです。
特に中々入眠できず、追加的に眠剤を投入しましたがそれもダメ。
そのため悪手ですが食べ物を満腹まで詰め込んで無理やり副交感神経を優位にして胃もたれと吐き気と共に起きました。

仕事はぼんやりとした頭の中、右から左へと他人事のように流れていきました。
自分自身がなぜここにいるのかも不明瞭でした。

ひょっとしたら私は生涯誰からも愛されない価値のない人間なのかもしれない。

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たぶん好きだった女性(ひと)の話

たぶん好きだった女性(ひと)の話

※この記事にはLGBTQのお話や性被害のお話、精神疾患や発達障害のお話、イリーガルなお話もありますので、ご一読の際はご注意ください※

初めに私には昔、おそらく好きだった女性がいました。

彼女について彼女は一見するといわゆる『デキる女性』の典型の様な方でした。どんな忙しさにも負けないタフネス、キリリと整った顔立ちに仕事への決意が表れたようなベリーショートヘアー、服装はいつもパンツスタイル、部下に

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感謝

感謝

ここ1週間程ですごく感謝を感じたことが2つありました。
それを綴っていきます。

感謝その1ありがたいことに私の記事「ASDでうつ病の人間が人生で初めてライブに行ったらすごく感動した話」が、『今、このnoterが面白い!』の5月に追加されました。

記事はこちらから↓

詳細等です↓

ベテランnoterさんや有名noterさんからしたら、よくある事なのかもしれませんが、私には初めてのことで嬉しく

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如何にして私は性別を失ったか③最終章

如何にして私は性別を失ったか③最終章

こちらは「如何にして私は性別を失ったか②」の続きとなります。

※引き続きこの記事には暴力やセンシティブな話が登場します。ご気分の悪くなる方はお読みにならないことをお勧めします。

また、しつこいですが冷やかしでお読みになることもおやめください※

②はこちらから

①はこちらからどうぞ

5.そして私は性別を失った
②の記事の4.の経験を機に私の中で何かが色々と失われました。
恋愛や性愛への信頼

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とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らない

とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らない

理由は分かりません。
強いて言えばそれがうつの症状だからと言えばそれまででしょう。

表題の通り、とにかく寂しくて虚しくて悲しくて堪らないです。

周囲を見渡しても、自分だけが雑談一つ出来ずに機械の様にただ仕事をしては退勤する。
退勤後は誰もいない部屋で、一人侘びしい食事をとる。
それから誰とも連絡を取らずに、取っても核心に触れない表面的な会話と相手に合わせるだけの作り笑いを文章として貼り付けたよ

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ドーパミンとセロトニンが圧倒的に必要だ

ドーパミンとセロトニンが圧倒的に必要だ

今、うつの中でも少し状態が傾き、楽しみを楽しみと感じられくなる一歩手前にいます。

こういう時は出来ること・食べられるもの・楽しめるものが限られること
何より生きているだけで圧倒的にHPを削られるので、セロトニン・ドーパミンの快楽を感じる瞬間が圧倒的に沢山必要になること

それをこの3年のうつの経験則上、感じているので、とにかく"快“を漁っています

美味しい、楽しい、安らぐ、ホッとする、心地良い

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